フリーランスの攻略本

IT資格いらないは半分ホントで半分ウソ【就職・転職に必読】

とにかくプログラミングで何か作れ!

基本情報くらいは持っといたら?

IT業界における「資格いる・いらない」論争は、色々な意見があります。この記事を読んでいるあなたも、

で、結局どうなの?

と思っているのではないでしょうか。

この記事では、大学で情報系の勉強をしてIT系の資格を取り、2、3社でエンジニアインターンを経験し、現在就活生のわたしが、IT業界は資格がいらないのか、体験談を含めて説明します。

これからIT系の資格を取ろうか迷っている人、今後就職や転職でIT業界を考えている人など、IT系に興味があれば一読の価値アリです。この記事を読んで何をすればいいのかわかるようになるでしょう!

1. 「IT業界は資格がいらない」は実際どうなのか?

結論から言うと、この記事のタイトルにもあるように、

「IT業界は資格がいらない」は半分ホントで半分ウソ

です。

と言うのも、どんなITの仕事を目指すかで資格が生きるかどうか変わってくるからです。

例えば、ベンチャー企業でWebエンジニアになる場合、即戦力としてすぐにプログラミングができることがもとめられます。

一方で、大企業でエンジニア職に就く場合、実際にプログラミングをする人はあまり多くありません。そこでは、IT系の資格がその人のITの詳しさの指標になるわけです。

しかし、IT業界は変化の激しい世界なので、今後どんな仕事が生まれるのか、どんな働き方になるのか予測がむずかしいという問題があります。

最近では、マイクロソフトが自動で手描きしたWebアプリ用ユーザーインターフェイスから、実際のWebページを生成する技術を開発したそうです。

そのため、AIの発展やテクノロジーの進歩の中で生き延び、企業に求められる「IT人材」になるためには、2つの両輪が必要だと考えられます。

その2つのスキルが

プログラミング力

IT関連の知識

なのです。

2. プログラミングを学んで良かったメリット2つ

1. 普段使っているWebやアプリの仕組みがわかる

現在では多くの人がパソコンやスマホを持っていて、Web検索やアプリを使っていますが、その仕組みを理解して使っている人はそれほど多くはありません。

IT業界で働いていても、プログラミングを実際にしたことがないと、なかなか想像できない部分も多いです。

その仕組みを理解しておくこと、そして「自分でもWebページやアプリが作れる」というのは自信にもつながります。あなたの作ったものは、ポートフォリオとしてまとめておけば就職・転職時にも、「スキルの証明」になります。

普段使っているWebやアプリの仕組みがわかり、それを自分でも作れる

この力は、プログラミングを学ばないと身につけられません。

2. いい条件の仕事がたくさんある

インターンの例ですが、プログラミングができると1週間で定時退社で10万円もらえることも、それほど珍しくないです。実際にわたしも、プログラミングを使ってデータ分析や機械学習のバイトやインターンをして、本当に待遇がいいなと感じています。

プログラミングができない大学の友達のバイトや、社会人の友人の仕事の話を聞くと、時給や給与に不満を抱いている人も少なくないようです。

プログラミングを学んだ後に得られる利益>>>プログラミングを学ぶコスト

圧倒的にプログラミングを学ぶために必要な時間やお金より、プログラミングを学んだ後に得られる時間やお金のほうが大きいです。

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大学生はこちらの体験記がおすすめ

3. ITの資格試験を受けて良かったメリット2つ

1. IT関連の知識を効率よく身につけられる

IT関連の知識って何があるの?

わたしも大学で情報系の勉強をし始めた頃は、ITついての全体像がよくわかりませんでした。

先輩に聞いても

ハードウェア(パソコンの内部の仕組み)、プログラミング、ネットワーク

とにかく学ぶことはいっぱいある

と言われ、結局何を学べばいいかよくわからなかったので、国家資格の「情報処理技術者試験」を活用することで、IT関連の知識を効率よく身につけることができました。

図のように、「情報処理技術者試験」はレベル別に資格試験があるので、初心者から上級者まで身につけたい知識が体系化されており、自分でやみくもに知識をつけるよりも試験対策をすることで、包括的に必要なIT知識を身につけられます。

出典:情報処理推進機構 現行の試験制度

2. 就活や転職で有利

体験談として、IT系の資格を持っているとインターン選考や就活でも有利です。

面接でも、「OO資格持ってるんだね」と言われます。

ITやメーカーの企業だと、多くの企業で履歴書に「IT系資格」を明記するところがありますし、他の業界でも近年はITのスキルを必要としていることが多いです。

「資格欄」にIT系の資格を書けるのは他の応募者との差別化にもつながります。

需要が増えてきているIT業界に転職する時にも、プログラミングをやったことがある経験と共に、IT系の資格を持っていると他の業界からでも、前向きな姿勢と積極性のアピールにつながります。

IT系資格の中でも、初心者にも受けやすく市場価値も高いのが「基本情報技術者試験」です。

> 合格体験記はこちら。

4. まとめ | IT業界は「資格 X プログラミング」の両方をバランスよく身につけることが就職と転職を成功させる秘訣!

IT業界は資格がいらない

という話を鵜呑みにせず、IT業界では「プログラミング力IT関連の知識」の2つのスキルが必要であることを覚えておきましょう。

このスキルをバランスよく伸ばしていくことで、これからAIの発展などでも影響を受ける、変化の多いIT業界で生き抜いて、より良い労働環境で働ける「IT人材」になることができます。

IT人材の需要は増加していますが、テクノロジーの進歩により

・プログラミングだけできる人

・ITの知識だけある人

はどんどん機械に置き換えられていきます。

どちらのスキルも身につけて、IT業界で必要とされる「IT人材」になりましょう!