派遣から正社員へ転職を目指している方向けに、転職活動の方法を徹底解説。注意点を把握して転職活動をすれば、派遣から正社員に転職することは可能です。
また当編集部が厳選した、派遣社員におすすめの転職サイトと転職エージェントもご紹介しています。
もくじ
【早く登録したい方はコチラ】おすすめ転職エージェントを早く知りたい方用の一覧表
この記事は約5分で読み終わります。
おすすめポイント | 長所を活かせる仕事の紹介に強み | 長所を活かせる仕事の紹介に強み | 第二新卒者の転職支援に強み | 都会の求人紹介に強み | 職歴が無くてもOK | IT業界に特化 | 介護職に特化 | 保育士に特化 | 総務系のお仕事に特化 | 看護師に特化 |
詳細 | マイナビエージェント 申し込む | リクルートエージェント 申し込む | キャリアスタート 申し込む | 就職shop 申し込む | DYM就職 申し込む | マイナビIT AGENT 申し込む | 介護ワーカー 申し込む | ヒトシア保育 申し込む | MS Agent 申し込む | 看護roo(ルー)! 申し込む |
派遣から正社員を目指すなら転職サイト・転職エージェントの利用がおすすめ
職場が一定期間で変わり、雇用が安定しない派遣社員から正社員になるなら、転職サイトと転職エージェントの利用がおすすめ。闇雲な転職活動では効率が悪く、良い企業にも出会えない可能性が高いです。
当編集部が厳選した転職サイト・転職エージェントを5つご紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
①マイナビエージェント (マイナビAGENT)
総合型転職エージェントなので多種多様な求人を扱っています。またキャリアアドバイザーがヒアリングに力を入れており、自分に合った求人を紹介してくれます。
求人紹介の他にも、働く事への心構えなども教えてくれる、親身な転職エージェントです。
②リクルートエージェント (RECRUIT AGENT)
リクルートエージェントは非公開求人から紹介してくれる、総合型転職エージェントです。自分の強みを活かせる、伸ばせる求人を紹介してくれる姿勢なので、長所を活かせる仕事に出会えます。
自分らしく働きたい方におすすめ。対応が親切だったという口コミのツイートをご紹介します。
③キャリアスタート
第二新卒者の転職支援に強みを持っているキャリアスタート。新卒で派遣社員になった方におすすめです。
第二新卒者への支援ノウハウが充実しているので、他の転職エージェントより専門性が高いです。
④就職shop
関東と関西エリアにオフィスを構えている転職エージェントです。都心に住んでいる方におすすめ。
20代の利用者が9割を占めており、若手転職に強みがあります。口コミのツイートをご紹介します。
⑤DYM就職
第二新卒・既卒・フリーター・ニートまで幅広く転職を支援しているDYM就職。正社員への転職を成功させるために、書類作成から面接指導までサポートが充実しています。
選考対策を綿密にしたい方におすすめ。
派遣から専門職を目指すなら特化型転職サイト・エージェントも組み合わせよう
専門職の正社員になるなら、各業界に特化した転職サイトと転職エージェントを組み合わせる利用がおすすめです。一通り各業界の求人を取り揃えている転職サイト・転職エージェントを併用することにより、探せる求人数が飛躍的に増えます。
各職種ごとにおすすめの転職サイト・転職エージェントをご紹介します。
- ITエンジニアで転職するならマイナビIT AGENT
- 介護職で転職するなら介護ワーカー
- 保育士で転職するならヒトシア保育
- 士業で転職するならMS Agent by MS Japan
- 看護師で転職するなら看護roo(ルー)!
それぞれ解説していきます。
①ITエンジニアで転職するなら「マイナビIT AGENT」
マイナビグループの中でITに特化している転職エージェントです。資格や経験があればフリーターから正社員のITエンジニアになれるチャンスがあります。
IT業界を目指している方におすすめ。
②介護職で転職するなら「介護ワーカー」
介護職の求人に特化しており、日本全国をカバーしている転職エージェントです。都心に住んでいる方から、北は北海道、南は沖縄に住んでいる方にまでおすすめ。
未経験から働きやすい教育制度が整った求人も取り揃えているので、介護業界に興味がある未経験の方も利用しやすいです。
③保育士で転職するなら「ヒトシア保育」
保育士の転職支援に特化しています。薄給で有名な保育士ですが、高条件の求人を取り揃えています。
④士業で転職するなら「MS Agent by MS Japan」
管理部門・士業に特化しています。資格は取得したけど使っていないままの方、総務でバイト・パートをしていた方におすすめ。
フリーターでも資格やオフィスワークの経験があれば、利用できる可能性は高いです。
⑤看護師で転職するなら「看護roo(ルー)!」
看護師の転職支援を専門にしている看護roo!は、看護師特化型転職エージェントの中では求人数が豊富です。他の看護師特化型転職エージェントより、数多くの求人に出会えます。
また正看だけでなく准看の求人も数が多く、門戸が広く開かれているポイントも特徴。資格をお持ちのフリーターの方、准看のバイト・パート経験者におすすめです。
派遣から正社員へ転職する際のテクニック3点
これからご紹介する3つのテクニックを実践すれば、派遣社員から正社員への転職成功率が高まります。派遣から正社員への転職は、正社員から正社員へ転職するよりハードルが高いですが、3つのテクニックを実践すれば大丈夫。
- 志望動機を作りこむ
- 正社員になりたい理由を明確にする
- ビジネスマナーを身に付ける
1つずつ見ていきましょう
①志望動機を作りこむ
企業や職種に対する志望動機を作り込むことにより、「辞めない人材」であるというアピール戦略が面接では重要です。1つの職場で長く働く正社員として適正があるかどうか、人事担当者は目を光らせています。
②正社員になりたい理由を明確にする
責任が派遣より重い正社員に適性があるかどうか、面接時に厳しくチェックされます。正社員経験があれば実績で評価されますが、派遣社員には実績がないので不利になりがちに。
ですが「結婚を機に安定したい」「親の介護が終わって仕事に集中したい」など、正社員になりたい理由が明確化していれば採用されやすくなります。なぜ自分が正社員になりたいか、理由をはっきりさせましょう。
③ビジネスマナーを身に付ける
ビジネスマナーを身に付けると採用されやすくなります。入社後に社会人の基礎から教育するのであれば、企業は何色にも染まっていないフレッシュな新卒学生を採用するからです。
電話対応、名刺交換、言葉遣いをきちんとマスターすれば、派遣から正社員に転職する道が拓けてきます。
派遣から正社員へ転職する際のおすすめタイミング
派遣から正社員に転職するなら3月と9月~12月がおすすめです。その理由をご紹介します。
国内企業なら3月と9月
3月は新年度の前月にあたるので企業体制の構築・強化により、求人募集が活発化します。前年12月頃から情報収集を始めていくのがおすすめです。
9月は下半期の前月にあたるので、次期に備えて求人募集が活発化します。6月頃から転職活動を開始するのがおすすめです。
外資企業なら10月~12月
外資企業の会計年度は1月~12月までが多く、次期に備えて10月頃から求人募集が活発化します。9月頃から申し込みたい企業を探すのがおすすめです。
「常用型派遣」に要注意|転職をおすすめしない3つの理由
社会には正社員と銘打っていても実態は派遣という働き方があります。その名も常用型派遣。
常用型派遣は派遣会社の正社員として派遣先で働く形態、あまりおすすめはできません。
その理由を3つご紹介します。
- 正社員なのに派遣社員扱いされる
- 勤務地が定期的に変わる
- スキルアップが出来ない
それぞれ見ていきましょう。
①正社員なのに派遣社員扱いされる
正社員であっても派遣先で働くので、派遣先の社員からは派遣扱いされます。いくら正社員として派遣会社に雇われていても、世間からは派遣としてしか見られません。
正社員としての責任を派遣会社から求められるのに、派遣先からは派遣扱いされる理不尽を味わうことになります。
②勤務地が定期的に変わる
派遣先の業務量減少や契約終了により、同じ派遣先で働き続けることができなくなる場合があります。その際は新しい派遣先が用意されますが、また0から慣れていかなければなりません。
若い内はいいですが年を取ってからも環境が変わるのは、精神に負担がかかります。
③スキルアップが出来ない
派遣先からは原価管理などの重要な業務は任せてもらえません。派遣先の正社員であれば経験できるはずの業務を担当できないので、ずっと下積みの雑用ばかりになります。
結果、年を取ってもスキルの低い人材になってしまう末路に。
転職活動の罠|名ばかり正社員の「常用型派遣」を見極める4ポイント
デメリットが多い常用型派遣の求人は、その多くが巧妙になっており判別しづらくなっています。そんな常用型派遣の見分け方を4つ解説します。
- 勤務先が自社の住所でない
- 「社外勤務」の記載がある
- 同じ内容の求人が常に掲載されている
- 会社概要に派遣事業許可番号が記載されている
それぞれ見ていきましょう。
①勤務先が自社の住所でない
勤務先と会社住所が同じでない場合は要注意です。なぜなら派遣先の住所で求人を掲載している場合があるから。
ですが本社と工場が別の場所にある場合もあるので、早とちりは禁物です。見極める対策として、インターネットのMAPなどで調べてみましょう。
②「社外勤務」の記載がある
社外勤務やプロジェクト先によるなど、勤務地が明確に記載されていない場合は注意が必要です。
派遣先の住所を記載できない、または決まっていない場合によく使われます。特に客先常駐という文言が使われている場合は特に注意が必要です。
③同じ内容の求人が常に掲載されている
同じ内容の求人を常に出している場合は、派遣関連の可能性が高いです。派遣会社は人を常に雇い続けなければ売り上げが立たないので、求人を締め切ることは稀です。
もちろん中には勤務地が遠方などで純粋に応募者がおらず、長期的に求人を出している企業もありますので確認が必要です。
④会社概要に派遣事業許可番号が記載されている
求人掲載会社のホームページに派遣事業許可番号が記載されている場合は、派遣業を行っているので注意が必要です。
一般労働者派遣事業 派 ××−××××××××
上記のような番号が派遣事業許可番号になります。
転職回数が多いと派遣から正社員への転職は難しい?
正社員の転職回数が多いと転職は不利になりますが、派遣は必ずともそうとは限りません。満期による契約終了や派遣先の変更の場合は、本人の責任ではないので不利にはなりません。
自分から契約途中で退職してしまった場合は、正社員同様に不利になります。
紹介予定派遣で正社員を目指す転職活動も
いきなり正社員が不安という方は、紹介予定派遣がおすすめ。派遣社員として数か月間勤務した後、派遣先企業との合意によって正社員になる派遣制度です。
もし合わなかった場合は派遣契約終了の扱いで、新しい企業を探せますので経歴に傷が付きません。
パソナキャリア
パソナグループは人材派遣業界のリーディングカンパニーです。実績が豊富で紹介予定派遣のノウハウも持っています。
紹介予定派遣を利用するのなら、外せない転職エージェント。
適切な転職活動で派遣から正社員を目指せば不利ではなくなる
この記事のまとめ
- 転職サイトと転職エージェントを組み合わせる
- 専門職を目指すなら特化型転職エージェントの利用もおすすめ
- 転職活動は3月と9月~12月がおすすめ
- 常用型派遣はおすすめしない
- 自分に責任が無ければ転職回数が多くても問題ない
- 紹介予定派遣の利用もおすすめ
派遣から正社員を目指す方法を解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
適切な活動を行えば、派遣社員から正社員に転職することは可能です。まずは当記事でおすすめした転職サイトと転職エージェントの登録から始めましょう。