一人暮らしっていくら必要なの…
一人暮らしの部屋選びで失敗したくない
アルバイトと一人暮らしを両立できるか不安…
あなたは今このように思っているのではないでしょうか。
一人暮らしは、初めてのことが多くお金もかかるので不安や心配も大きいです。
実際に僕も初めて一人暮らしをするときは、多くの不安がありました。
心配も大きかったのですが、大学生での一人暮らしは初めて親元を離れる機会である人も多く、得られるものも多いです。
一人暮らしのメリットや大変なポイント、一人暮らしをしている人がどういう工夫をしているのかを実際の経験をもとにまとめました。
この記事を読めば、大学に入ってから気付く部屋選びの失敗を未然に防いだり、初期の段階でムダなお金をかけずに、一人暮らしを始める準備ができます。
一人暮らしの先輩である僕とダグチが一人暮らしで失敗しないためのポイントについて解説します!
大野
ダグチ
最高の一人暮らし生活を送ろう!
もくじ
1.大学生が一人暮らしをするメリット

一人暮らしはお金のかかることですが、一人暮らしをすることで得られることは多くあります。
大学生活は一度きりなので、一人暮らしのメリットを活かし、最高に充実したものにしていきましょう。
【メリット1】好きなところに住めるので、時間を有効に使える
一人暮らしでは、実家暮らしと違い、住む場所を選ぶことができるので、通学の時間を減らすことができます。
大学生は、授業にサークル・バイトと忙しいので、移動にかかる時間を減らせると時間の有効利用が可能に!
特に、サークルの飲み会は学校の近くで行われることが多いので、電車で1時間以上もかかる実家から通っている生徒は遅い時間まで楽しめないことがあります。
「一人だけ先に帰るのなんて、嫌だ…」「まだ盛り上がってるのに…」
そんな思い、したくないですよね。
大学そばの一人暮らしであれば、遅い時間まで飲んでもすぐに帰ることができます。
【メリット2】自分ですべて選択できる自由な暮らし
食事や遊び・寝る時間まで、全て自分の自由に決めることができます。
朝まで友達とお酒を飲んだり、ずっとゲームをしたりと。
何をしていても親に怒られることがないという環境は、最高に楽しいと感じるでしょう。
だからこそ、自分を律する力も必要なのですが。
もちろんこれはダメな例です。
大野
【メリット3】早く自立ができる
実家暮らしをしている同級生よりも早く自立することができます。
朝も自分で起きないといけないし、食事や健康管理も自分で考えて行わないといけません。
あなたは今、親に食事を用意してもらったり、掃除をしてもらっていませんか。
実際に自分で全てやってみると、親のありがたさに気づくものです。
親がいないという環境に慣れることは自立の一歩ではないでしょうか。
2.大学生が一人暮らしをするデメリット

親元から離れて自由な暮らしができる一人暮らしですが、当然デメリットもあります。
段々と慣れていくものですが、初めのうちは大変に感じる人も多いでしょう。
【デメリット1】お金の管理が大変
一人暮らしは予想以上にお金がかかります。
光熱費・食費・日用品費・家賃等。
すべて期限内に払えるようにお金をやりくりしていかないといけません。
実家暮らしであれば気にしなくても良いかもしれませんが、一人暮らしでは食費や光熱費まで管理する必要が出てきます。
バイトの時間を増やしたり、節約を自然と考えるようになるでしょう。
【デメリット2】自炊が面倒くさい
大学生の一人暮らしでは、健康面やコスト面を考えて、自炊する人が多いです。
僕の周りでも、実際に自炊をしている人が多くいます。
最初は意気込んでいますが、いざ作り始めると、献立から買い物、片付けまで工程があり、意外と面倒くさいことに気づきますよ。
しかし、コスト的に毎回外食をするわけにはいかないので、カップラーメンやインスタントカレーなどに頼ってしまうのです。
【デメリット3】体調を崩しやすい
上記で紹介したように、一人暮らしは自由なので生活習慣が乱れたり、自炊が面倒くさくて栄養バランスを考えた食事も摂れなかったり、と体調を崩す原因がたくさんあります。
それだけでなく、一人暮らしでは体調を崩したときに、看病をしてくれる人がいません。
自分で、コンビニや病院に行き、食事を用意しないといけません。
大野
3.一人暮らしにかかる初期費用の目安【不動産・家電・引っ越し】

多くの経験を得られる一人暮らしでは、もちろんお金もかかります。
初期費用は新居での生活を始めるときにかかるお金です。
「少しでも安く抑えたい!」と思っている人に嬉しい、初期費用を節約する方法も載せています。
3-1.不動産選びで節約するポイントは「礼金」と「仲介手数料」の2つ!
前家賃 | 70,000円 |
敷金 | 70,000円 |
礼金 | 70,000円 |
仲介手数料 | 70,000円 |
火災保険料 | 12,000円 |
鍵交換 | 15,000円 |
保証 | 30,000円 |
その他 | 20,000円 |
合計 | 357,000円 |
一人暮らしをする上で必要になるのが不動産ですが、契約の際には多くの初期費用がかかります。
「初期費用はなるべく安く抑えたい」と思う人も多いでしょう。
不動産選びで節約するポイントは2点です。
- 礼金ゼロの物件を選ぶ。
- 仲介手数料を安く抑える。
例えば、家賃が70,000円の物件の場合
礼金(70,000円)がゼロの物件を選び、仲介手数料を半額(35,000円)に抑えれば、105,000円安くなり、合計357,000円→252,000円に下げることができます。
【ポイント1】礼金ゼロの物件を選ぶ
礼金とは大家さんへのお礼のお金のことです。
最近は多くの人に入居してもらえるように、礼金を取らない物件も増えているので、礼金ゼロで探してみましょう。
【ポイント2】仲介手数料を安く抑える
仲介手数料は、本来家賃の1ヶ月分かかりますが、イエッティというオンライン不動産を使えば、仲介手数料が本来の半額になります。
SUUMOやHOME’Sで見つけた物件も仲介手数料半額のイエッティで契約できるので、物件の数や質に関しての心配はいりません。
3-2.家電は約10万円で揃う
洗濯機 | 40,000円 |
電子レンジ | 10,000円 |
冷蔵庫 | 30,000円 |
掃除機 | 10,0000円 |
合計 | 90,000円 |
最低限必要な家電は約100,000円で全て揃えることができます。
新生活なので、新品を買って気分を上げるのも良いですが、「どうしても節約したい」「なるべくお金を使いたくない」という人におすすめな方法はジモティーかメルカリで安く譲り受ける方法です。
僕は実際にジモティーで冷蔵庫と洗濯機を無料で譲り受けました。
特に引っ越しシーズンの3、4月は、不要になった家電を引き取って欲しいという需要も多いので、無料、または格安でゲットできる可能性が高いです。
3-3.引っ越しの予算はシーズンによって異なる
2~5月の引っ越し | ||
移動距離 | 初めて一人暮らしをする人 | 現在一人暮らしの人 |
同一都道府県内での引っ越し | 20,000円~22,000円 | 250,00円~30,000円 |
別の都道府県への引っ越し | 30,000円~55,000円 | 42,000円~74,000円 |
全平均金額 | 27,000円 | 33,000円 |
3、4月の引っ越し | ||
移動距離 | 初めて一人暮らしをする人 | 現在一人暮らしの人 |
同一都道府県内での引越し | 26,000円~31,000円 | 35,000円~43,000円 |
別の都道府県への引っ越し | 47,000円~80,000円 | 62,000円~105,000円 |
全平均金額 | 36,990円 | 50,000円 |
参考:引っ越し費用の相場と料金総額の目安/引っ越し侍
引っ越しもシーズンによって値段が変わります。
特に新生活のシーズンである3~4月は1年の中でも値段が高いです。
ピークシーズンをずらした2月中に引っ越しをしたり、レンタカーを使って運ぶことによって、安く引っ越しをすることができます。
大野
4.一人暮らしにかかる月々の費用の目安
家賃 | 52,560円 |
食費 | 26,230円 |
日常費(水道光熱費) | 7,260円 |
交通費 | 4,230円 |
教育娯楽費 | 11,520円 |
書籍費 | 1,710円 |
電話代 | 3,710 |
合計 | 99,960円 |
参考:大学生活協同組合連合会
一人暮らしにかかる月々の費用を計算をして、アルバイトや奨学金・仕送りの計画を立てましょう。
計画性なく一人暮らしを初めてしまうと、予想以上に出費がかさみ、お金が足りなくなってしまうことも。
大野
ムダな部分はカットすれば、生活に余裕が生まれ、旅行や趣味などにお金がかけられるようになります。
せっかく時間のある大学生活なので、友達と海外旅行に行ったり、サークルや新しいを趣味を始めたりしたいですよね。
4-1.月々の費用を抑える2つのポイント!カギは「食費」
- 【ポイント1】自炊して外食を減らす
- 【ポイント2】賄いつきのバイトを選ぶ
一人暮らしをする中で、食費の割合は大きいです。
つまり、食費を安く抑えることができれば、節約効果も大きくなります。
【ポイント1】自炊して外食を減らす
自炊をすることで食費を安く抑えることが可能です !
自炊すれば、1日あたり600円、月18,000円で済みます。
しかし、外食やコンビニ弁当をメインにすると、1日あたり1,500円、月45,000円もかかってしまいます。
月々の費用を抑えたい場合は、自炊をしてまずは食費を見直しましょう。
【ポイント2】賄いつきのバイトを選ぶ
バイト選びのポイントとして、まかないのあるバイトを選ぶと食費を節約することができます。
週3~4回の食費を減せれば、大きな節約効果になるでしょう。
大野
5.大学生のアルバイト代の相場は4.6万円

「どのくらいバイトが必要なの…」
一人暮らしをするにあたって、多くの人はアルバイトをするのではないでしょうか。
日本学生支援機構の調査によると、アルバイトをしている学生は全体の74%。
つまり、3人の内2以上はアルバイトをしている計算になります。
一人暮らしをしている大学生が、アルバイトで生計を立てようと思った場合、いくら位稼げばいいのでしょうか。
マイナビの行った調査によれば、アルバイトをしている大学生の、平均収入額は約4.6万円です。
仕送りがある場合とない場合で、どの位アルバイトで稼ぐ必要があるかをまとめました。
5-1.仕送りなしの場合:必要な金額約10万円
仕送りがない場合は、月々の家賃を含めた生活費約10万円を自分で稼がないといけません。
時給1,000円だと仮定して、一日6時間で週4日程働けば補うことができます。
ただ、月に約100時間を捻出しないといけないので、学業との両立が難しい人も出てくるでしょう。
「どうしても時間を捻出できない」「学業に専念したい」という人は奨学金を借りるのも一つの手です。
大学生の約50%は奨学金を借りて大学に通っているので、特別恥ずかしいことや珍しいことではありません。
5-2.仕送りありの場合(平均仕送り額83,100円)
FNNの行った調査によれば、2018年度の平均仕送り額は83,100円です。
平均と同じ仕送りをもらっているとすれば、残りの生活費約17,000円を負担することになるので、アルバイトで1日5時間で週1日働けば補うことができます。
仕送りをもらっている状態であれば、学業に打ち込んだり、バイトを増やして貯金したりと、選択肢が増えますね。
参考:FNN Prime
大野
6.大学生におすすめな部屋の選び方
- 大学か駅に近いところに住む
- セキュリティーを考えるなら2階以上
- 木造ではなく鉄筋コンクリートで選ぶ
6-1.大学か駅に近いところに住む【近すぎは注意】

一人暮らしでは、自分の好きなところを選んで住むことができるので、大学か利用する駅に近いところに住むようにしましょう。
移動時間を減らすことができるので、勉強やサークルに打ち込みやすくなりますよ。
ただし、大学に近すぎは厳禁!
友達のたまり場になってしまい、とても落ち着ける場所ではなくなってしまいます。
駅の近くも同様で、終電を逃した友達や、飲み終わった友達が家に来てしまうので、駅に近すぎる立地も注意が必要です。
ダグチ
6-2.セキュリティーを考えるなら2階以上

特に女性は気にしたほうが良い項目ですが、セキュリティー面を考えるなら2階以上の方が好ましいでしょう。
空き巣や窃盗などの犯罪は1階で起きる可能性が極めて高いからです。
2階以上に住むことで、犯罪に遭遇する可能性が減るのであれば、安心して過ごせるのではないでしょうか。
また、1階の場合、窓から外の人と目があったり、通行人に洗濯物を見られたりするというデメリットもあります。
自分の下着を干しているところを見られたら恥ずかしいですよね…。
6-3.木造でなく鉄筋コンクリートで選ぶ

- 隣の部屋の声が聞こえにくいこと。
- 冬でも暖かいこと。
物件には大きく分けて「木造」の建物と「鉄筋コンクリート」でできた建物があります。
木造の建物は鉄筋コンクリートの建物に比べ、比較的築年数が古く、家賃相場も安い傾向にあります。
しかし、快適な暮らしを望むなら木造家屋ではなく鉄筋コンクリートを選ぶべきです。
木造家屋よりも、鉄筋コンクリートが良い理由が2つあります。
【理由1】隣の部屋の声が聞こえにくいこと
木造家屋では、隣の部屋の声が聞こえやすいため、すこし騒ぐだけでも苦情が入ります。
また、音楽を大音量で聞く人が近所にいることもあるので、その場合は全くリラックスができないでしょう。
その点、鉄筋コンクリートの家屋では、隣人の騒音が気になることもなく、多少騒いでも、苦情が入ったことはありません。
大野
ダグチ
【理由2】冬でも暖かいこと。
僕は、木造家屋と鉄筋コンクリートマンションのどちらも暮らしましたが、冬場の1ヶ月での電気代が10,000円以上違います。
木造家屋は隙間風も多く、暖房を使ってもほとんど暖かく感じませんでした。
暖房を使わないと寒くて夜も眠れない家なんて嫌ですよね…。
一方、鉄筋コンクリートの建物では、暖房を使わなくても比較的暖かく過ごす事ができました。
7.大学生の一人暮らしは上手に節約して、スタートダッシュを切ろう
一人暮らしはお金がかかり苦労も多いですが、その分得られるものも多いです。
これから始まる新しい生活の基盤となるお部屋選びを、事前にできる準備をすれば、失敗を防ぎ、納得のいく状態で住むことができます。
一人暮らしの始めは、部屋探しや引っ越しと大変なことも多いですが、初期の段階で少しでもお金を節約できたり、理想の住居が決まれば、新生活への良いスタートダッシュが切れるでしょう。
Q&A
親が一人暮らしをさせてくれません。どうしたらいいでしょうか。
まずは、自分が一人暮らしをしたい理由・一人暮らしにかかる費用を明確にし、親に話してみましょう。その上で、いくらまでなら出してくれるのか、または全額自分のバイト代で払うのか、の話に持っていきましょう。
仕送りなしでアルバイトをしながら、大学と一人暮らしを両立できますか?
アルバイトで一人暮らしの費用を稼ぎながら、大学と両立する方法は可能ではありますが、かなりハードです。特に1年目や理系学生は、授業数が多く、必修事業の関係で時間割の調整が難しいです。仕送りのない場合は、奨学金を借りるという方法も検討してみるのがおすすめです。
一人暮らしの学生は住民票の移動が必要ですか?
必ずしも必要というわけではありません。ただし、保険証が実家に届いたり、自動車免許を取得の際に帰省が必要といったデメリットもあります。
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