- AI(人工知能)ってよく聞くけどイメージがつかない人も
- 次に観るSF映画を探している人も
もくじ
1. A.I.
あらすじ
”愛”をインプットされた少年型ロボット、デイビット。彼を試験的に養子に迎えたスウィントン夫妻は、愛情深いデイビットをいつしか本当の子供のように思い始める。
しかし、不治の病に冒されていた実子が奇跡的に回復し、デイビットは居場所を失ってしまう。母モニカに愛されたいデイビットは、人間になる方法を求めて旅に出る。
2001年に上映された少し古い映画ですが、この頃から人工知能という概念があったことに人工知能の歴史を感じます。
さらにアニメや最新の3D技術などは使わず、機械の素材感がほとんどない中で、描かれた家族としてのAIは他にはない作品です。
2. イヴの時間
あらすじ
未来、たぶん日本―――。ロボットが実用されて久しく、アンドロイド(人間型ロボット)が実用化されて間もない時代。ロボット倫理委員会の影響で、人々はアンドロイドを“家電”として扱う事が社会常識となっていた時代。
ある時、リクオは自家用アンドロイドのサミィの行動記録に「** Are you enjoying the time of EVE? **」という不審な文字列が含まれている事に気付く。行動記録を頼りに親友のマサキとともにたどり着いた先は、「当店内では、人間とロボットの区別をしません」というルールを掲げる喫茶店「イヴの時間」だった。
それほど有名ではない作品ですが、ロボットが私たちの生活に普及した未来を描き、倫理も含めて色々考えられるアニメ映画です。
気軽にみれて、ふつうに面白いのですが、人工知能について学べることが多かった良作でした。
この作品を無料で見るためだけにでも、 AmazonPrime無料会員になる価値はあると思います。
3. エクス・マキナ
あらすじ
人間か、 人工知能か―― 検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社“ブルーブック”でプログラマーとして働くケイレブは、巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長のネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る。
SFホラーのジャンルに入れられることもあり、単調ですが緊張感がありました。
ネタバレは避けますが、こちらもイヴの時間同様に人工知能が知識だけでなく身体も持った未来を体験できる映画です。
4. マトリックス
あらすじ
凄腕ハッカーのネオは、最近”起きてもまだ夢を見ているような感覚”に悩まされていた。そんなある日、自宅のコンピュータ画面に、不思議なメッセージが届く…。
正体不明の美女トリニティーに導かれて、ネオはモーフィアスという男と出会う。そこで見せられた世界の真実とは。やがて、人類の命運をかけた壮絶な戦いが始まる。
実はA.I.よりも前の1999年に上映されたこちらも少し古いSF映画ですが、キアヌ・リーブスが主役を演じたことで、日本でも話題になった作品です。
AIの知能が人間を超えて発展した世界で、人間と人工知能との戦いが描かれており、アクションの迫力も抜群です。
当時の最先端の映像効果で続編もあり、マトリックスの世界観を楽しめます。
5. EVA<エヴァ>
あらすじ
2041年、天才ロボット科学者であるアレックスは、故郷である雪深いサンタ・イレーネに10年ぶりに戻って来る。10年前に中断したままになっていた子供型ロボットの研究開発を再開するために、同地にある大学のロボット科学者フリアに呼び戻されたからである。
しかし、故郷にはかつての恋人で今は兄ダヴィッドの妻となったラナがおり、ラナとアレックスの間には今でもわだかまりが残っていた。
ハリウッドで製作されたものではなく、なんとスペインの作品。
2012年度のゴヤ賞(スペイン版アカデミー賞)で、視覚効果賞など3つの部門で賞を受賞したため、海外でも高く評価されるようになった人工知能の映画です。
視覚効果がきれいで、アクションや機械などがあまり好きではない人も、心温まるAI映画でした。
6. her 世界でひとつの彼女
あらすじ
そう遠くない未来のロサンゼルス。ある日セオドアが最新のAI(人工知能)型OSを起動させると、画面の奥から明るい女性の声が聞こえる。
彼女の名前はサマンサ。AIだけどユーモラスで、純真で、セクシーで、誰より人間らしい。
ありえないはずの恋だったが、親友エイミーの後押しもあり、セオドアは恋人としてサマンサと真剣に向き合うことを決意。しかし感情的で繊細な彼女は彼を次第に翻弄するようになり、そして彼女のある計画により恋は予想外の展開へ――!
Siri(シリ)やAmazon Alexa(アレクサ)など、音声認識が私たちの日常でも増えていますが、さらに人工知能が人格を持って応答できるような未来を描いた映画です。
人間型ロボットではないですが、声が人間ということで一応このジャンルで紹介しました
色合いと音楽がきれいで、普段SFは見ないという人にも楽しめるロマンス要素もおすすめです◎
7. ゴースト・イン・ザ・シェル
あらすじ
少佐(スカーレット・ヨハンソン)は人工の体に人間の脳を持つ第1号の軍事工作員。
ある事件をきっかけに、自分を造り出した企業に嘘の過去を植えつけられていたことを知った彼女は事件の真相と自分の過去を解き明かすために突き進んでいく。
日本のアニメーションの中でも評価の高い、SF作品の攻殻機動隊をハリウッドがリメイクした映画作品です。
人間と機械の融合した「サイボーグ」の世界が描かれるAI映画で、融合した時にどこまでが人間でどこまでが機械なのかその境界線についても考えさせられます。
日本で製作されたアニメ版も映画があるのですが、少々むずかしくて描写が怖いので、ハリウッド版から入る方が気軽に観れて迫力のあるアクションを楽しめました。
8. ベイマックス
あらすじ
兄が遺した、人の心や体を守るケア・ロボット<ベイマックス>。ディズニー大ヒット、孤独な天才少年ヒロとベイマックスの感動アドベンチャー!
心温まるディズニー作品にはSF映画も増えてきており、その中でもベイマックスは、人間と人工知能をもった人間には似せていないロボットとの交流を描いた映画です。
ベイマックスは、人工知能を持つロボットで人の心や体を守る動作を自律的にとります。
SF世界ではありますが、人工知能との戦争ではなく、子供の頃から人工知能が身近にあった時にどんな風に関わっていけるのかフィクションでも楽しめるおすすめの映画です。
9. 2001年宇宙の旅
あらすじ
人類がまだ見ぬ宇宙の領域に足を踏み入れた宇宙飛行士ボーマンは、不滅の存在へと昇華していくのだろうか。
「HAL、進入口を開けろ!」という悲痛な願いと共に、無限の可能性に満ちた未知への旅を始めよう。
宇宙という地球の外で起こる、人工知能とのドラマが描かれています。
今回紹介した映画の中ではもっとも古く、1968年に公開されたSF映画で、宇宙船に組み込まれた人工知能HAL(ハル)というコンピュータが物語に登場します。
AIの自律的発展による倫理的問題や、映画『her 世界でひとつの彼女』でも描かれた音声の人工知能など、パソコンさえ普及していなかった当時の世界では超越した映画で今もなお人気のある作品です。
気軽に観てもいいのですが、詩的で映像が美しい人工知能の映画作品です。
10. トランセンデンス
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あらすじ
死の間際に感情を含むすべての脳データをコンピュータ・ネットワーク上にアップロードされた天才科学者が巻き起こす予測不能の事態を描く。
近未来。人工知能研究の第一人者ウィルは、反テクノロジーを標榜する過激派集団の銃弾に倒れる。だが妻のエヴリンは、親友の科学者マックスに協力を仰ぎ、ウィルが息を引き取る前にその意識をスーパーコンピュータにアップロードすることに成功する。
やがてネットワークに繋がったウィルは、軍事機密や個人情報を含むあらゆるデータを手に入れ、加速度的な進化を始めるが…。
人工知能といっても、人間が作り出すだけでなく、すでに存在する人間から作り出すという観点から描かれたSF映画です。
「テスト勉強せずに先生の頭の中をコピーできたら楽なのに」
と考えたことがある人も多いかもしれませんが、そんな世界観で描かれるAIは科学の進歩についても考えさえられます。
楽しみながら人工知能について知るには、今回紹介したようなSF映画を観るのがおすすめ!
様々な観点から描かれるAIは、きっとあなたの未来への想像を広げてくれるでしょう。
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