米中貿易摩擦の話題でも注目された中国企業・ファーウェイをはじめ、今中国のテック企業はすごい勢いで成長しています。
そんな中で、日本ではほとんど名前を聞くことがなくても、実は最近ヨーロッパの友達から耳にすることが多くなった注目の企業が総合家電メーカー・Xiaomi(シャオミ)です。
この記事では、スマホ事業でも勢いを増すシャオミとその最新スマートウォッチ・Xiaomi mi band 4を使ってみたレビューを紹介します。
最後まで読めば、要注目のシャオミを一足早く日本でも体感できるでしょう!
もくじ
1. シャオミとは
シャオミとは、中国のジョブズとも言われる実業家の雷軍(らい・ぐん)氏によって2010年に創業されました。
中国表記では「小米科技」となり、miと書かれたオレンジ色のロゴが製品パッケージなどに印刷されています。
(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Xiaomi_logo.svg)
はじめはスマートフォン事業が中心でしたが、現在は「総合電機メーカー」と言われることが多く、炊飯器や電動バイクも販売しています。
シャオミとファーウェイは、スマホ事業ではライバルですが、シャオミは「家電メーカー」、ファーウェイは「スマホを中心とした通信事業メーカー」というイメージで考えるといいでしょう。
現在のシャオミの株価は、9.07香港ドル(2019/9/17)で、スマホ事業からスマート家電への展開を今後どのように図っていくのかに注目が集まっています。
[blogcard url=”https://36kr.jp/17865/”]日本進出が2020年に決まったそうです。
最新情報はシャオミジャパン公式Twitterをチェックですね。
何か素敵なことが起きそうです🇯🇵… It’s time you try something new!#SmartLifeMadeSimple pic.twitter.com/OXFkAN5BEH
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) 2019年11月8日
2. アップルストアならぬシャオミストアも中国で展開
深セン空港のシャオミストアの写真です。
深センには、市内の万象城という場所にもシャオミストアがあるそうです。
きれいな新しい店舗で、シャオミの最新スマホから家電まで、消費者の生活に近い製品を楽しめる空間になっています。
大陸だけでなく台北にもあるそうなので、観光ついでに日本からも行く機会があれば立ち寄ってみると面白いかもしれません。
ちなみに、シャオミのファンのことを「Miファン」と呼ぶらしく、そのデザイン性からAppleファンのように、シャオミの様々な製品を購入して統一感を楽しむ人も増えてきているそうです。
シャオミジャパンのツイートでも、幅広製品が紹介されていました!
この中であなたが一番グッとくる製品はどれですか?#ThisIsMi pic.twitter.com/NDIJBhZLGV
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) 2019年11月15日
3. スマートウォッチXiaomi mi band 4のレビュー
そんなシャオミが気になって「何か製品を使ってみたいな」と思っていたところ、シャオミの低価格なスマートウォッチ「Xiaomi mi band」シリーズの最新版が6月に発売されたことを知りました。
Appleウォッチや他のスマートウォッチは高くて手が出せない
でも、カラー表示のスマートウォッチが欲しい!
と思っていたので、値段は国際版でも5千円程度のXiaomi mi band 4を買ってみることにしました。
中国に行く用事があった友人にお願いして、ついに念願のスマートウォッチとシャオミの製品をGET!
中国の家電ってすぐ壊れたりしないかな
電源つかなかったらどうしよう
みたいなステレオタイプのイメージを抱いていたので、普通に使えていて便利なことに驚きです。
液晶の画面がきれいなことはもちろん、ウォッチバンドや充電器のデザインも気に入りました◎
壁紙のデザインも色々あるみたいです。
スマートウォッチを使うのが初めてで、まだお天気確認くらいしかできていませんが、もちろんGoogle fitやiOSのヘルスケアとも連携可能で、歩数、睡眠時間、心拍数などヘルスデータもこれから活用していこうと思います。
連携するスマホのアプリは日本語で、ウォッチでLINEやハングアウトなどの通知もできるのですが、中国版は表記がすべて中国語なのが気になる人も多いかもしれません。
国際版は現在表示が英語で、日本語対応も可能になる可能性が高いのは、AmazonのQ&Aによると、国際版のみとのことでした。
4. まとめ | シャオミを知らないなんてもったいない!日本でもこれから見る機会が増えるかも
最近ではこんなニュースも
[blogcard url=”https://jp.techcrunch.com/2019/09/07/2019-09-07-xiaomi-100-million-smartphones-india/”]ますます今後世界で見かける機会も増えると予想されるシャオミ
なんと、モバイルAI翻訳機も普通に売っているそうです!
中国では、ホテルやお店などで店員に中国語しか通じず、観光客には翻訳機をこちらに向けてきて
「ここに向かって話して」
と言ってくる光景もめずらしくないようなので、スマホでも可能ですが翻訳機のニーズがあるんですね。
出典:http://www.mobile01.com/userinfo.php?id=2118965
日本の家電量販店では、まだシャオミの製品をあまり見かけることがないと思いますが、お手軽な価格帯でネットで買えて質もいいので、次に何か家電を買い換える時には検討してみてもいいのではないでしょうか。
人工知能も組み合わせた、シャオミの次世代スマート家電にも注目です!