AI人材には文系の大学生でもなれる?
理系より就活がきついって噂もあるから不安
この記事を読んでいるあなたは、そんな不安を感じていませんか。
ここ数年は就活でも売り手市場と言われており、内定率も高くなっています。
しかし、将来を考えるときに
ビッグデータやAIがこれからのビジネスに重要になる
という話題を耳にして、文系の大学に通っているあなたは、「就職や将来どうしたらいいのか」と不安を感じることがあるかもしれません。
この記事では、IT系の企業を就活で考えなかったとしても色んな業界の就活で役に立つのはもちろん、将来にも役立つ「文系の大学生がやっておきたい3つのこと」をまとめました。
最後まで読んで、「理系より文系の方が就活がきつい」といううわさも気にせず、未来へつながる大学生活にしましょう!
もくじ
1. 文系は就職が大変?どんな仕事や職業につけるのか
(出典:キャリアチケット)
文系の大学生326人に調査した結果では、職種としては「営業職や事務職」を希望する人が多くいました。
会社での文系の仕事というと、上のグラフに挙げられているような職種のイメージが考えられます。
しかし実際には、文系学生の約70%が、「営業職」につくとも言われています。
営業職が、ビジネスマナーや会社の事業を理解するために役立つ職種だからという意見もあるようです。
文系学生が理系よりも就活でつらいと感じることが多いのは
- 学校から企業への推薦がない
- 営業職以外の選択肢が限られる
- 専攻と自分の志望する企業や職種との関わりが少ない
といった理由が挙げられます。
学校推薦は理系でもない場合はあるので、重要なのは、文系の学生は「大学以外でどうやって将来を考えたり、企業にアピールできるスキルを身につけられるか」考えて行動しておくことです。
本題に入る前にまずは文系も大学の成績は保っておくべき理由を2つ紹介します。
2. 文系の大学生も専攻の勉強はやっておいて損しない
大学の勉強がつまらない
文系の勉強は社会に出て役に立つの?
多くの大学生が感じている悩みですよね。
法学部から弁護士や経済学部から公認会計士など、大学の専攻と直結する仕事を目標にしている場合を除いて、理系でも大学の勉強はあまり楽しいと思う人は少ないでしょう。
しかし、就活では成績やGPAを見る会社も増えており、大学の成績も良いに越したことはありません。
特に新卒は学部卒の場合、これから伸びると評価されて「ポテンシャル採用」なことも多いです。
成績は
- 計画的に行動できる
- 面白くないことにも努力して取り組める
という社会人として会社で働くときに最低限必要なスキルの証でもあるから重要なのです。
【失敗しない】大学生で一人暮らしはキツイ?バイトや部屋・費用の相場また、文系からAI人材になるためにも、せっかく4年間も専攻するのだから、学んだ専門知識を身につけておくと将来思わぬ形で役に立つこともあります。
今の勉強と人工知能が関連するビジネスなどを調べてみても面白いかもしれません。
3. 文系の就活もこれで理系に負けない!やっておきたい3つのこと
文系の就活がきついと言われるのは、企業が魅力的だと感じるスキルを、理系は「研究で身につけて、アピールしやすい環境を得やすい」というだけです。
つまり、文系も大学の授業外で「企業に欲しい」と思われるスキルを身につければ、何も怖いことはありません。
資格試験の勉強もいいのですが、「とりあえずやった感」に満足しがちなので、実際に自分で実践できることだけを3つ集めました。
- 文系学生もプログラミングはできる
- ビジネスの知識と経験があると就活全体で有利
- お金の知識は文系・理系を問わないが人生に必須
文系学生もプログラミングはできる
どうしても嫌!
数学やパソコンが無理!
という場合をのぞいて、大学入試で私立文系だったとしても、学部がプログラミングと全く関係なくても、プログラミングはやっておいて損はないです。
2020年から小学校でも必修化になるので、決して理系だけのものではないことがわかると思います。
プログラミングといっても、普段使っているスマホのアプリなど視覚的に作れるものもあるので、「むずかしそう」というイメージだけであきらめていると、もったいないです。
大学生におすすめプログラミング学習方法とスクールを紹介!ガチでいいバイトやインターン体験記ももしプログラミングが好き・向いていると思えば、文系からでもエンジニアは十分目指せるので、将来の可能性を広げるきっかけにもなるでしょう!
ビジネスの知識と経験があると就活全体で有利
多くのインターンシップは、企業研究や業界研究ができますが、「ビジネスについてあまり考えることはない」と思います。
一方で、ビジネスの経験を1から学べるプチ起業経験があると、かなり有利になるでしょう。
普段は東京でしか受けれない無料体験会や授業を、今はオンラインで全国から受けられるチャンス◎
体験記はこちら
大学生のバイトは居酒屋がおすすめな3つの理由!楽に働く選び方!お金の知識は文系・理系を問わないが人生に必須
経済学部や商学部ではなくても、生きていく上で欠かせないお金の知識。
就活では、業界や企業研究に役立ちますし、自分のライフプランを考えるにも、「お金の知識は不可欠」です。
2022年からは、高校の家庭科で「金融商品・資産形成」という項目を習うようになります。
今、大学生のあなたは学校でお金のことについて学ぶ機会がなかったという人が大半でしょう。
社会に出てからも自分で行動しなければお金のことを学ぶ機会がなく、後から困った大人がたくさんいます。
あなたはそうならないために、大学生のうちからマネーリテラシーを学んでおくことをおすすめします。
まとめると、大学生のうちに
ITの基礎か国際経験の上で
インターンか実践でビジネスの知識をつけておく
ことで、文系でも理系に負けない就活や将来のキャリアを開ける可能性が十分にあるということです。
4. AI人材は不足していて文系の需要も高い
人工知能って文系と関係あるの?
AI人材になるには理系じゃないと無理?
AIは文系の専攻を勉強しているあなたにも、とても関係があります!
しかも、人工知能の活用が進まないのは「文系AI人材不足」が原因とまで言われています。
[blogcard url=”https://toyokeizai.net/articles/-/320607″]文系AI人材になるのは、日本国内でいえばまだむずかしいことではありません。
現在普及してきている人工知能は、汎用型(ドラえもんみたいな)ではなく、特化型(囲碁の対局など特定のタスクができる)なので、AI人材として、理系の専門知識を持ってAIを扱う人だけでなく、ビジネスにつなげられる文系の知識や経験を持った人もとても重要なのです。
上記の本のタイトルにある、「統計・プログラム知識は不要」というのは少し疑問が残りますが、
- AIの種類を大まかに分けて説明している
- Excelくらい「誰もが使えるツール」という観点
- 文系のためのAIキャリアを紹介している
という点で、大学低学年から就活前の文系の大学生まで、読んでおいて損はない1冊です。
「本を読むだけでなく、手を動かしてAIのスキルを身につけたい」なら、学割が使える内にTechAcademy(テックアカデミー)で文系向けのAIコースを体験してみると将来の仕事を考えるときにも、
自分と人工知能がどんな風に関係するのか
イメージしやすくなるので、とてもおすすめです◎
5. 文系理系関係なく、自分の興味と企業が求めていることを4年間で思いっきりやれば道は開ける!
「AI人材」という言葉が流行っていて、メディアなどで耳にする機会も増えてきましたが、社会ではその定義はまだまだあいまいです。
だからこそ、文系からどんな業界でもAI人材を目指せる今がチャンスでもあるということです。
文系だから…
と可能性をせばめず、ITの基礎と国際経験を大学の外で身につけておけば、文系の大学に通っていても、社会との接点を考える機会が増えて、就職や将来を具体的に考えられるようになります。
- 終身雇用の崩壊
- AIによって仕事がなくなる
- 副業解禁
など、働く環境はどんどん変わっていくので、今は文系の大学に通っていても、「大学で学べること」と「大学の外で身につけられるスキル」を組み合わせて、未来を切り開ける自分になりましょう!
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