エッセイを英語で書かないといけない
留学の志望理由書がなかなか進まない
何から始めたらいい?
中高の英語の授業ではなかなか教えてもらう機会がない、エッセイを英語で書くスキル。
いざ書こうとしても内容が思い浮かばないだけでなく、「そもそも書き出しからわからない」となりがちですよね。
そこで、この記事では試験や留学でも役立つ「エッセイを英語で書く時に知っておきたい3つのこと」を紹介します。
もくじ
1. 英語で書くエッセイは作文ではなくて小論文に近い
そもそも、エッセイと作文の違いは何?
日本語では「エッセイ」という言葉をあまり聴き慣れないので、作文との違いがよくわからないですよね。
そこで、まずはエッセイとは何なのか、作文との違いもかんたんに説明します。
エッセイを日本語に直すと、「随筆」と訳されることがあり、これは「見聞したことや心に浮かんだことなどを、気ままに自由な形式で書いた文章」を指します。(出典:Weblio辞書)
一方で作文は、「文章で感情や情報を伝えること、文章そのもの」と捉えられています。
日本では小学校で作文に取り組むことが多く、多くの人にとって文章を書くというと、作文のイメージが最初に来るでしょう。
注意が必要なのは、英語で書くエッセイとは、日本で捉えられている「随筆」ではなく、自分の意見を発表する「小論文」に近いものです。
作文が苦手でも、英語でエッセイを書く時には、「ある程度決まった書き方と型」があるので、苦手意識を持たず、日本語の随筆や作文のイメージと切り離して、論理的に文章を書きましょう!
2. エッセイを英語で書く機会は色々ある
英語を外国語として学ぶ人にとって、英語のエッセイは学習レベルによって書く種類や目的が分かれます。
例えば、
- 学校の英語の授業課題
- 英語の資格試験のライティング
- 留学や海外研修の志望理由書
など、この記事を読んでいる人の中でも目的は人それぞれでしょう。
中学生から高校生で英語に興味がある人はもちろん、大学生になって留学のために必要になったり、仕事で英語を使うこともあるでしょう。
その時に、エッセイを英語で書ける力は、必ず役に立ちます。
大切なのは、英語力を伸ばすと共にその目的にあったエッセイを適切に書けるようになることです。
3. エッセイを英語で書く時に知っておきたい3つのこと
ここまで読んだのに
エッセイを英語で書く書き方や例がひとつもない!
そう感じた人もいますよね。
でも、エッセイの書き出しや例を見てその場しのぎで英語の作文をしていたら、例文を写すだけになり、エッセイを英語で書くための汎用性の高いスキルは身につきません。
ここからは、「最短でわかりやすい英語のエッセイを書くために、知っておきたい3つのこと」を紹介します。
- 作文を英語で書くときに参考にする例は自分の目的に合ったものを選ぶ
- 日本語でエッセイを書いてから英語にするのは志望理由書のみにすべき
- エッセイの英語での書き方は慣れないうちは「型」にしたがう
3-1. 作文を英語で書くときに参考にする例は自分の目的に合ったものを選ぶ
ネット検索で、英語の文章例などはたくさん見つけられますが、テーマにあったエッセイの例が見つかるとは限りません。
自分の目的とは違う例文を参考にしても、エッセイの書き方がよくわからないまま書くことになり、読み手も語学力の問題だけでなく構成などが的外れなせいで、良い評価を与えてくれないでしょう。
そういったことを防ぐために役立つ、「英語の授業・資格試験・留学」の3つの目的に分けて、エッセイを英語で書くときにおすすめの本を紹介します。
高校や大学の英語の授業
特に日本の高校や大学に通っていて、英語の授業でエッセイを書かなければいけない場合は、この本がおすすめです。
資格試験
英語の資格試験のためライティングスキルは、エッセイを英語で書く時とテーマによっては似ていることがありますが、試験はあくまで点数を取ることが目的なので、対策用の書き方を学ぶのが1番効果的です。
留学
留学の志望理由書を英語で書いたり、レポートを英語で書くための書き方は、この本が1番おすすめです◎
エッセイを書くための資料集めや授業の受け方などのノウハウも含めて、身に着けることができます。
3-2. 日本語でエッセイを書いてから英語にするのは志望理由書のみにすべき
エッセイを英語で書く時に書き手の英語力にもよりますが、基本的に日本語に訳してから英語にしていいのは「志望理由書」だけにしましょう。
日本語で先にエッセイを完成させてからの方が、本当に伝えたいことを書くことができ、納得のできる表現や構成にすることができる気持ちもわかります。
しかし、検定試験などで日本語から英語に訳そうとすると、時間が足りなくなる可能性が高いです。
また留学先などでの授業レポートでも、手間がかかる上に、「日本語では表現できても英語の文章に翻訳すると不自然になってしまう」といった問題に直面しやすくなります。
ある程度提出期限まで時間があり、主に「志望理由書」など、特に自分の意志や意見を強く述べるエッセイの場合は異なります。
文法だけでなく英語では不自然な部分などを、日本語と英語の両方に精通している人に添削してもらえる場合は、日本語で全部書いてからエッセイを英語で書いた方が良いエッセイになるでしょう。
3-3. エッセイの英語での書き方は慣れないうちは「型」にしたがう
(出典:https://blog.essaybasics.com/argumentative-essay-structure/)
日本語の作文が苦手という人も、英語のエッセイは段落構成だけでなく、文単位で構成があるので、最初はこの「型」にしたがって英文を書けばいいので安心です。
例えば、上記の例は英語力を図るTOEFLテストのライティングなどで使われる書き方です。
資格試験はもちろん、留学の志望理由を英語で書くときも、そもそも伝わらないといけないので、英語力が十分じゃないのに自己流の書き方では読む人を困らせてしまいます。
基礎ができていないうちから大技に挑戦してはいけません。
また、日本の一般的な中高の英語の授業では、リーディングで長文を読むことが多いですが、英語のエッセイは長文の書き方とは異なるので、リーディングとは別にライティングの型を学んだ上で書きましょう。
日本語は母国語なので、作文は型を知らなくてもなんとなくで書ける人もいますが、英語は外国語で、日本語の作文や小論文よりも厳格な型があるので、まずは必要な段落構成と文を覚えるくらいを目指すことをおすすめします。
4.留学の志望理由書など、大切な英語のエッセイは専門の添削サービスを活用すべき
「エッセイを英語で書いた時に問題になるのが、添削を誰にしてもらうか」です。
特に人生に関わるような留学のためのエッセイは、学校や塾の英語の先生レベルでは、十分な添削やアドバイスをもらえず、どうやってより良いエッセイにすればいいのかわからずに提出してしまいがちです。
良い添削が受けられなかったせいで、せっかく書いたのにエッセイが評価されないと悔しいですよね。
英語で書いた大切なエッセイほど、ライティングに特化した専門の添削を受けて、志望の留学を実現させる必要があります。
TopAdmitは、世界30ヵ国以上で展開し、アイビーリーグやアメリカをはじめとする世界の名門大学の合格者の出願のエッセイも添削している、評判の高いエッセイ編集サービスです。
留学の志望理由書を英語で書くときはもちろん、大学院留学やMBAの時にも英文推薦書や履歴書、など英語の文章を文法から表現までしっかり添削してくれます。
価格も、スタンダードな「文法、スペル、文章構造、語句」などを含めた全体的なアドバイスがもらえるコースで、今なら20%オフの特典が受けられて71.2ドル(7,800円程度)と、本格的な添削サービスとしてはかなりリーズナブルなのでおすすめです。
5. 色んなテーマで英語のエッセイを書けるようになるには実践あるのみ!
- エッセイを英語で書く時にいつもつまづいてしまう
- 作文が苦手で英語でもライティングの書き方に自信がない
そんな人も、困った時に毎回英語のエッセイの例を探すのではなく、自分が書こうとしているエッセイの目的に合った「型」にしたがって、練習しましょう。
色んなテーマのエッセイを英語で書けるようになるには、型を知った上で、日本語で文章を書いてきたように、練習と添削を繰り返すのみです。
エッセイを英語で書けるようになれば、奨学金や海外研修などのチャンスも広がります!
モチベーションを保ちながらエッセイを英語でスラスラ書けるようになりましょう!