ウォンテッドリーで長期インターンを探すメリットは?
返信が来にくいみたいだけど大丈夫?
給料はどこに載ってるの?
インターン求人サイトを調べていると、一度は目にする「ウォンテッドリー」。
「ウォンテッドリーは他の求人サイトと比べてどんな特徴があるのか知りたい」
と思い、検索したのではないでしょうか?
結論、ウォンテッドリーは長期インターンを経験したい学生は全員利用すべきサービスです。
特に働き始めてから、
「思ってた業務内容と違う!」
と思いたくない学生におすすめです。
何よりこの記事を執筆している私も現役大学生。
バイト3つと長期インターン1つを経験していますが、仕事内容が自分の予想通りだったものは1つもありません。
私の教訓も踏まえて、あなたにとって良いインターン先が見つかるよう全力でアシストします。
なお、ウォンテッドリーには転職、副業など色んな募集がありますが、この記事ではインターンに絞って解説します。
- 気軽に企業の人と話せる「ビジネスSNS」
- 給料や福利厚生が掲載されていないので直接聞く必要がある
- 利用企業数が多く、エンジニア職が充実
もくじ
1. ウォンテッドリーとは?【企業と気軽に繋がれるビジネスSNS】
会社名 | ウォンテッドリー株式会社 |
代表者名 | 代表取締役 仲 暁子 |
設立年度 | 2010年9月 |
サービス開始時期 | 2012年2月 |
所在地 | 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F |
上場市場 | 東京証券取引所 市場第一部(証券コード:3991) |
資本金 | 2億4,000万円 |
売上高 | 30億9,400万円(2020年度) |
事業内容 | ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営 |
2. ウォンテッドリーで長期インターンを探すデメリット3選
2-1. 運営会社のプレゼンが炎上【学生の労働搾取】
ウォンテッドリーは 2018年2月に「人事担当者のインターンシップセミナー」を開催しました。
そのセミナーでの資料が「インターン生の労働搾取である」と話題になりました。
Twitterでの意見
まぁ、企業側のメリットしか記載されてないし、インターン生の夢を砕くような書き方をしてるから燃えるには十分な燃料ですね。インターン生を”活用”しようとする時点でお察し人事向けインターン資料
基本上から目線で、インターン生を単純労働力としか思っていない感じがひしひしと伝わってきます。
ウォンテッドリーでのインターンに関する資料なので、ウォンテッドリーに掲載されている企業とは無関係であることに注意が必要です。
しかし運営会社ウォンテッドリーのインターンに対する誠実さが疑われますね。
2-2. 返信が来ないことが多い【評判多数】
「ウォンテッドリー経由で応募しても返信が来ない」という口コミが多数あります。
Web上での意見
数日後に「都合の良い日程を教えていただけませんか?」的なメッセージが届いたので、訪問可能な日程を返信しました。しかし、それから1週間経ちますが返信がありません。wantedlyでは、このような事はよくあるのでしょうか?
Web上での意見
先週の金曜日にwantedlyを使ってインターンに応募しました。すると2時間後に、具体的にどのようなことがしたいかと連絡がきたので、考えを600字程度書いて送りました。そこから土日をはさんで今日ですが、返信が来ずすごく不安になってきました。
ウォンテッドリーはカジュアルに企業の人と話をできることを売りにしています。
“カジュアルさ”の認識が学生と社会人とで違うことから返信が来ないのだと考えられます。
「はい、Wantedlyの企業の募集ページ上にあるのは、「話を聞きに行きたい」というボタンです。会社へ遊びに行くような、ラフな感覚で出会って欲しい。そう考えているので、かしこまった面接応募のシステムではないんですよ」
http://saiyo-tebiki.com/wantedly01/
学生がラフに応募できるので、企業もラフに対応するわけです。
企業側が優位なマッチングサービスと捉えてもらってもいいかもしれません。
返信率をアップさせるには、
- プロフィールをすべて埋める
- 顔がよくわかるプロフィール画像にする
- 数値で表された実績を示す
ことなどがあげられます。
他の学生と差別化することで間違いなく採用担当者の目に留まりやすくなり、返信率も上がるでしょう。
返信率をさらに高めたい学生はゼロワンインターンを使いましょう。
ウォンテッドリーほど気軽に応募できませんが、インターン生採用に熱心な企業が多い印象です。
2-3. 給料や福利厚生が掲載されていない【直接聞く必要アリ】
ウォンテッドリーの募集要項に給与や福利厚生などを記載することは禁止されています。
Wantedly では、「 共感 」や「 やりがい 」を軸として採用活動・転職活動をするため、募集には給与や福利厚生や待遇を掲載することはご遠慮いただいています。
https://help.wantedly.com/hc/ja/articles/360028277352
これは法的にかなりグレーな問題です。
ウォンテッドリー側は「求人サイトではなくビジネスSNSなので大丈夫」だと主張しています。
しかし、
「バイトも兼ねてインターンしたいから給料のこと早く知りたいんだけど…」
と思う学生も多いでしょう。
安心してください。
初回の面接までに、企業側は労働条件を明示することが義務付けられています。
基本的には、最初に企業の人の話を聞くときに労働条件を教えてもらえるはずです。
時間を無駄にしたくない学生は、企業ホームページを見るか、直接聞いてみると良いでしょう。
3. ウォンテッドリーで長期インターンを探すメリット4選
3-1. 応募者数が表示される【人気のある会社がわかる】
ウォンテッドリーは企業へのエントリー数が一目でわかるようになっています。
さらにFacebookやTwitterにシェアされた数(応援数)や閲覧数もわかります。
「人気のある企業は避けてエントリー数が少ない企業に応募しよう」
「この会社は応募数が少なすぎて不安なのでやめておこう」
といった戦略がとれそうです。
キャリアバイトやゼロワンインターンなど類似サービスにはなかった機能です。
3-2. 利用企業数が最大級【40,000社以上】
ウォンテッドリーは40,000社以上の企業が利用しています。
インターン生募集企業の掲載数も17,085件ありました。(2021年8月現在)
これだけあれば選択肢に困ることは少なそうですね。
類似サービスと比べてみます。
サイト名 | 掲載数 |
ウォンテッドリー | 17,085件 |
ゼロワンインターン | 2,337件 |
Infraインターン | 1,786件 |
キャリアバイト | 1,289件 |
ウォンテッドリーだけケタが1つ違いますね。
多くの企業から取捨選択したい学生は、ウォンテッドリーに間違いなく登録すべきだと断言できます。
ただし同じ企業が何件も登録できることに注意が必要です。
実際に募集している企業は17,085件より少ないということです。
しかし利用企業数は日本最大級なので募集企業数も十分多いことは確かでしょう。
3-3. 専門職が充実【エンジニアの募集も多い】
エンジニアを募集している企業の掲載は2,375件ありました。(2021年8月現在)
ウォンテッドリー登録企業の構成比では「情報通信」が20%程度を占めています。
類似長期インターン求人サイトと比べてみます。
サイト名 | エンジニア職の掲載数 |
ウォンテッドリー | 2,375件 |
ゼロワンインターン | 393件 |
Infraインターン | 328件 |
キャリアバイト | 422件 |
他のサイトと比べ、掲載企業数が5~6倍多いことがわかります。
エンジニアのほか「デザイン・アート系」「メディカル系」などの専門職も充実しています。
職種 | 掲載数 |
デザイン・アート | 926件 |
メディカル系 | 50件 |
専門職の長期インターンを探している人は確実に利用すべきでしょう。
3-4. カジュアルに企業の話を聞ける【話だけでもOK】
ウォンテッドリーは気軽に企業の人と話せる「ビジネスSNS」です。
「企業の話を聞きたい」というボタンを押すと”どれくらい興味があるか”を企業の人に伝えます。
「まずは話を聞きたい」を選択することで、働くかは別として仕事内容などを直接聞くことができます。
「話をして相性が合うか見極めてから一緒に働くか決めたい」
と思っている学生も安心ですね。
4. 類似サービスと徹底比較【社会人でも使える?】
サイト名 | 掲載数 | スカウト機能 | 募集地域 | 登録者数 | リモート業務の有無 | 社会人インターンの有無 | 特徴 |
ウォンテッドリー | 17,085件 | あり | 全国 | 300万人以上(他サービス利用者も含む) | あり | あり | 気軽に企業につながれる、日本最大級 |
キャリアバイト | 1,289件 | あり | 全国(大都市圏に集中) | 60,000人以上 | あり | あり | 有給の長期インターン、スキル・性格診断可能 |
Infraインターン | 1,786件 | なし | 全国(大都市圏に集中) | 35,000人以上 | あり | あり | 企業の情報量が多い、短期インターン・イベントもあり |
ゼロワンインターン | 2,337件 | なし | 全国(大都市圏に集中) | 82,000名以上 | あり | あり | インターン活動を就活に直結できる、日本最大級 |
ウォンテッドリーは掲載数・登録者数が群を抜いて多いので、色々な募集を見てみたい学生におすすめです。
キャリアバイトは有給長期インターンのみを取り扱うので、稼ぎつつ社会経験を積みたい学生が使うと良いでしょう。
Infraインターンは企業ごとの情報量が多いため、しっかり企業のことを知ってから決めることができます。
ゼロワンインターンはバランスの良い、安心して使えるサイトなので全学生使うべきでしょう。
なお長期インターンでは複数のサイトに登録して色々な企業を見るのが一般的です。
まずはウォンテッドリー、ゼロワンインターンなど日本最大級のサイトに登録してインターン先を見てみましょう。
5. まとめ ウォンテッドリーはミスマッチを減らしたい学生にオススメ!
- 気軽に企業の人と話せる「ビジネスSNS」
- 給料や福利厚生が掲載されていないので直接聞く必要がある
- 利用企業数が多く、エンジニア職が充実
ウォンテッドリーを使えば気軽に企業の人とつながれます。
今後働くかは抜きにして企業の人と話せるので、任される業務を聞いたうえで面接に進むか決めることができます。
企業とのミスマッチを減らして、賢くインターン先を決めましょう。
企業の中にはランチやコーヒーをごちそうしてくれるところもあります。
タダ飯がてら、話を聞きに行ってみましょう。
将来のキャリアの糸口がつかめるかもしれませんよ。
6. ウォンテッドリーの使い方
6-1. 登録方法【会員登録・プロフィール設定】
「Google」「Facebook」「Apple」のいずれかのアカウントを持っていれば、パスワードを決めるだけで登録完了です。
私はGoogleアカウントを使って15秒程度で登録完了しました。
上記のアカウントを持っていなくても、メールアドレスがあれば登録できます。
会員登録すればプロフィール設定へ誘導されるはずです。
記入できる欄はできるだけ記入することで、返信率が上がります。
6-2. インターンの探し方【検索から応募まで】
左側の欄が初期設定で”中途”となっているので”学生インターン”変更します。
あとは職種、地域、特徴などを自分好みに設定しましょう。
気になる企業の詳細画面から「話を聞きに行きたい」ボタンを押します。
・今すぐ一緒に働きたい
・まずは話を聞いてみたい
・少しだけ興味があります
の3つの選択肢が出てくるので、自分に合ったものを選択します。
返信・採用率アップのコツは「今すぐ一緒に働きたい」を選択することです。