「英語の勉強で長文が苦手でどうしたらいいのかわからない・・・」
「長文になるとチンプンカンプンで勉強する気がおきない・・・」
これは英語が苦手な人によくあることです。
長文が苦手なのは、勉強の順番が間違っていか、長文慣れてしていないことが原因です。
私は大学受験直前に英語の長文を集中的に勉強して、2ヶ月で40点あげました。その経験をもとに長文を勉強する前に知っておいた方がよかったなと感じた点を紹介していきます。
もくじ
【前提】長文も英単語のつながりである
そもそもですが、長文とはいえ、英単語のつながりです。
つまり、英単語を覚えていないと解くことはできません笑
「あたりまえじゃん、何いってんの?」と思うかもしれませんが、これは長大事です。
長文がわからない人ほど英単語を甘く見ています。逆に単語がわかればある程度、解くことができちゃいます。
ということは、勉強の順番を間違えている可能性が高く、必要な英単語を完璧に覚えるより先に長文を勉強しようとしていませんか?
順番的には、英単語→文法→長文です。この流れで勉強しないとかなり効率が悪くなります。
このことを前提に、勉強方法で確認するべきことをみていきましょう!
確認事項①:英単語を書いて覚えている
英単語を書いて覚える派と音読して覚える派がいると思いますが、「音読」して覚えることをおすすめします。
その理由は、英単語学習には「繰り返す」ことがめちゃくちゃ重要で、音読はそのための「効率」が良いからです。
私もかつては書いて覚える派でしたが、「英単語は1コ書いて覚えるよりも5回音読した方が良い」と聞いてから音読する派になりました。
英単語に時間を書けるのは不毛であり、短時間で覚えるべきです。
いま書いて英単語を覚えているのであれば、すぐに音読に切り替えましょう!
確認事項2:1日に覚える英単語の個数を決めている
英単語一日◯コ覚える!という覚え方をオススメしません。
理由は効率が悪いからです。
それよりも、早いうちに一冊覚えて、それを何度も繰り返し覚えるほうが効率が良いです。
1900単語覚えないといけない場合、100単語ずつ覚えると最低でも19日かかります。その間に、最初に覚えた単語が忘れていきます笑
1周するのは3日くらいあれば十分です。2周目は2日、3周目は1日、4周目も1日、5周目は半日、とだんだん覚えてくると時間もかからないので効率が良いです。
私がやっていた勉強方法はこちらです。
- 本を使って100単語赤シートをつかって覚える
- アプリでそのセクションの単語をテストする
- 1つのセクションが終わったら次のセクションに移る
最初は一冊を終えるのに2〜3日かかりますが慣れてくると一冊分の英単語を40分でテストできるようになります。この状態まで持っていくのに私は2週間かかりました。
どうしても覚えられない単語はテストで100回以上間違えたりしてますが気にせずに繰り返すことが一番の近道です。
長文が読めない方で自分は単語は完璧と思っている方がいるかもしれません。
しかし、単語が完璧な状態とは一瞬で意味が分かる状態のことです。それくらい完璧にしないと長文は解けないんです。
ただ、人は忘れる生き物なので、受験当日まで英単語はやり続けることをおすすめします。
確認事項3:長文問題集を解いている
長文ドリルをやるよりも、文法書を9割くらい完璧にしましょう。
文法書を完璧にしたら、過去問に移りましょう。
私が思うに長文のドリルをやるのは時間的にも実力的にも余裕がある方だと思います。単語を上記の方法でいい感じになったら次は文法です。
私が使っていた文法書は、西きょうじ先生の「英文読解入門基本はここだ!」です。
この文法書は英文を読むのに特化したものです。文体が講義口調になっているのが特徴であまり分厚くないので繰り返すのが楽です。
文法書のやり方を紹介します。
- 「英文読解入門基本はここだ!」を3周音読します
- 3周したら、過去問を解きます
- 過去問を分析をして、自分がどの文法が苦手なのか調べます
(SVOCとSVOOの違いがいまいちとか副詞と形容詞の見分け方が苦手・・・など) - 苦手な点を意識しながら、さらに4周します
- 例題ごとに独り言で、一題ずつ文法を「解説」します
最初は、口に出して音読をするのは抵抗があるかもしれません。
でも文法を勉強しようとした時に、本とノートを用意してペンでまとめると時間がかかります。
音読だと短期間の間に一冊分の知識を溜め込むので繰り返す必要がありますが、勉強のハードルがぐっと下がります。
まとめ
定期的にこの3つを見て自分のやり方が非効率ではないか、確認しましょう。
①英単語を書いて覚えていないか?
→英単語は書いて覚えるよりも音読した方が良い
②1日覚える英単語の個数を決めていないか?
→1冊回してからその後繰り返しやりまくる
③長文問題集を解いていないか?
⇨「音読」を繰り返しやってから、過去問をといて苦手な点を分析する。再度、音読と解説を行う
私の紹介したやり方は、一度に理解できないことを前提で行う勉強法です。
最初はほとんど理解できなくても大丈夫です。繰り返しやっていくと、あるときわかるようになってきます。
勉強はハードルを下げたもの勝ちです。繰り返した量が学習の定着率になるのは間違いありません。
この勉強法は、英語以外にも使うことができるのでおすすめです(^o^)
短期間集中で勉強して、大学受験を乗り越えましょう!