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大学辞めたい→中退は許されない?真っ当な理由・その後の末路【悲劇】

「大学続ける意味あるのかな。辞めたいな」

「大学で学ぶこと以外にもしたいことができたから辞めたい」

「でも大学を辞めるのは不安だし怖い。どんな判断の軸で決めたら良いんだろう?」

この記事にたどり着いたあなたは大学をやめようか悩んでいるのでは?

悩んでいる方の中の多くは、必修講義や重要講義の単位を落としてしまったことを、きっかけかもしれない。

「今、私は大学辞めた方が良いの?どうしたら良いか分からない。」

その気持ちを誰にも理解されず、辛い想いをしていると思います。

私もFラン出身で、「なんのために通うのか?」たくさん悩んだので気持ちを理解できます。

この記事では辞めるか悩んでいた頃の私が、当時、調べまわった知識と自身の意見とともにこの記事を書かせていただいています。

そもそも、悩むのは無理もありません。

中学校までは、義務教育で辞めたくても辞めれませんが、時間が経てば卒業できます。

高校は義務教育ではなく辞めることはできますが、学費も安く卒業も簡単です。中退率も1%程です。

しかし大学は辞めることで、それまで積み重ねてきた時間や勉強、学費や信頼など多くのものを失うリスクがあります。

いわば、大学を辞めることは、一度手にした大事なもの初めて捨てる決断と言えるのです。

これまでの高校受験や大学受験では何かを得る。もしくは何も得ないかの節目ではありましたが、失うものはありませんでした。

ですが、この記事を読んでいるあなたは「そんなこと分かっている!」と思っているはず。

辞めるべきかどうか分からず悩んでいると予想しています。

この記事では、辞めるにしろ辞めないにしろ、今その「辞めたい」という想いとの向き合い方と判断軸、中退に関する知識を与えます。

あなたの後悔しない選択に役に立てば嬉しいです。

もくじ

1.大学を辞めて成功する僅かな人の3つの理由

「大学を辞める」というとマイナスイメージが強いですが決してそんなこともありません。

前を向いて、先に進むための英断であることも多いのです。

あなたの辞める理由はポジティブでしょうか?

辞めることで失うものより、辞めて得られるものが多ければ辞める選択は正しいはず。

しかし、これからお伝えする理由に当てはまったからと言って、すぐ「辞めよう!」と確信するのではなく、あくまで参考材料程度にしてください。

1-1.大学より「命かけてやりたいこと」ができた

大学で何かを学ぶことよりも、明確にやりたいことができた。

例えば、学生起業して上手くいき、もっと事業を成長させたい。など。

大学序盤において、「自分がしたい学問はやっぱり別の学問だ!」と気付き、他の大学や他学部を目指す人もいます。

1-2.早く働きたい(社会経験を積まざるを得ない)

いち早く正社員となって社会を知りたいと思った人。

学生起業の後、上手く行って事業をより成長させたいと思う人などは、早く働きたいという思いから大学を辞めることを検討するでしょう。

バイトでも良いから、大学で学ぶよりお金を稼ぎたい。稼ぐ必要がある人もいるでしょう。

大学では、社会で働くことは教えてくれません。

大学で授業や研究をしている教授たちのほとんど全ては社会人を経験していません。

いわば、会社で働いたことがないのです。

なので、日本の大学教育はしばしば職業に役立たないと揶揄されます。

そんな教育を受けるより社会で役に立つことを学ぶために働くという選択肢を選ぶ学生も多いでしょう。

1-3.レールに引かれた人生から脱却したい(成功するのは本当にレアなので注意)

中学を卒業したら高校へ、高校を卒業したら大学へ。

大学4年生では就職活動に励み、就職後は定年まで働き、ゆっくりとした老後を過ごす。

そんなレールに敷かれた人生になることが嫌で辞めるという人もいます。

現に、ホリエモンこと堀江貴文さんなどは東京大学を中退後に企業や個人での活動で大活躍されています。

学歴や肩書で無難に生きていくより、実力で自分を高めていきたい人は中退する人も多いでしょう。

私の周りでも、「普通が嫌だ!!」と意気込んで辞めた人が数名居ましたが誰も何も手にしていません笑

多くの人はTwitterなどのSNSの綺麗な言葉に唆されて普通からの脱却を図ります。

ちょっと厳しいこと言いますが、「普通」である大学生活をも上手くこなせなかった人間に「特別」が実現できますか?

プラスの「特別」ではなくマイナスの「劣悪」になりたいという、ある意味普通じゃない人はどうぞ辞めてしまいましょう。

堀江さんのように、すでに特別な人が辞めたという結果があるのであって、辞めてから特別になれるわけではありません。

2.大学を辞めるネガティブな理由ランキングTOP5

やはりネガティブな理由で中退を考える人のほうが多いです。

しかし、続けることで失う若い時期の時間やストレス状況下で正常な心身の健康などもあるのです。

辞めることで、大学よりも大事なものを守れるなら、その退学は勇気。

私の後輩は不運なことに家庭環境が原因で鬱病を患い、退学を決意しました。

その時の判断は賢明で、学費もかからず焦らずにちゃんと治療に専念でき、今や地元でしっかり働いています。

続けていたら本当にどうなってたかわかりません。自殺してたかも。。と振り返り、辞めたことに後悔はないと話してくれました。

一概に辞めるという選択肢を持ったあなたを簡単に責められるものでは決してありません。

一方で怠惰が理由で退学を招くパターンもあります。

これらのネガティブな退学理由について整理していきましょう。

2-1.単位を落として留年確定した

大学のほとんどは半期ごとに授業が振り分けられます。

その中で、必修授業の単位を落としたり、卒業までの単位が足りないことが決定すると

一気に失うものが増えます。卒業までにかかる学費も何十万、何百万と払わなければなりませんし、就職でも不利になります。

冒頭で紹介した私の後輩も、卒業に必要な授業の出席数が足りずに単位を落としてしまいました。

これが決定打になり退学を決意したと話しています。

結果的に鬱病の治療に専念できたので良かったですが、履修を達成できなかったことは心残りだと言っています。

このように単位を落とす事で糸が切れるように辞めたいと思う人は多いです。

しかし、単位を落とす人の多くは出席不足です。

もし、この記事を読んでいて出席日数が少ない原因が「朝起きれない」とか、「移動が面倒くさい」などなら、もうちょっと頑張ってください。

2-2.学費の問題

親の仕事の事情で学費を払えなくなった。

兄弟の怪我で急に家族全体の資金繰りが厳しくなった。

理由は様々ですが、学費が原因で辞めることを検討する学生も多いです。

大学の学費は安いとされる国立大学でも卒業までに300万近くかかります。

理系の私立なんて、とんでもない額の学費がかかります。

学費が払えないという状況は退学検討の決定打になり得ます。

2-3.怪我や病気になってしまった

健康上の理由で学業の継続が困難なパターンです。

辛いと思います。

治療のため辞めるのが仕方ない場合もあります。

しかし、休学などの選択肢もあるので本当に辞めなければならないか熟考しましょう。

年間、病気や怪我が理由で退学をしている人はおよそ4600人居ます。

文部科学省の「学生の中途退学や休学等の状況について」という調査結果を元に算出しました。

■参考:文部科学省「学生の中途退学や休学等の状況について」

病気や怪我で辞めてなければならない、同じ境遇の仲間はあなたの見える範囲には居ないかもしれません。

しかし、国内でも4600人もいると考えればあなた決して孤独ではないのではないでしょうか?

このデータは休学者数を含んでいません。

闘病中の学生として考えればまだ多くの同士がいるかと思います。

2-4.今の大学に価値を見いだせなくなった

大学に期待を大きく抱いていた「1年生」に多いかと思います。

正直、日本の大学の教育レベルは低いです。

私も大学受験が終わった後に、大学の授業で高校の頃習った英語とあまり変わらない内容の授業があったとき「この大学いる意味あるの?」と思ってしまいました。

対して学費は高いです。

奨学金を借りている人などは特にその重みを感じるでしょう。

「この授業に、数百万円と4年間。。この大学に価値はあるのか?」

そう思うと辞めたくなる気持ちは痛いほどわかります。

特に、将来やりたいことが明確に決まっている学生に多いと思います。

入学後に「この大学に居続けたら時間と学費を浪費して、やりたいこともできない」と思うと今の大学に価値なんて見いだせないはずです。

加えて授業の質が低かったら、なおさらです。

「ちゃんと調べてから入学しろよ」という意見もありますし、十分に言い分はわかります。

しかし、受験戦争の中でどの大学でどんな事が学べるか正確に情報を得るのは至難の業。

オープンキャンパスやインターネットでかなり情報を得やすくなったものの、やはり分からないことが多いです。

やりたいことが明確にある学生にとっては、この点が辞めて方向転換をしようと決意する決定打になったりもします。

2-5.人間関係に失敗した、いじめられた

大学は高校までと異なり、クラス制ではありません。自分が関わる人を自分で決めることはできます。

その気になれば別に一人で学生生活してもいいです。一匹狼も容易になれます。

しかし、一人でいたくても学内でいじめの標的にされていて苦しくて仕方ない場合などは別です。

人に相談して、やれることやってもう頑張れないなら辞めて逃げていいです。

被害者の人が辞める選択肢を持ってしまうことは納得できませんが取り返しのつかない状況になるくらいなら逃げましょう。

■参考:ライブドア 「日大のプロレスサークルでいじめか 危険な技で全身不随に」

私の後輩でも、同級生の標的にされ辞める直前まで行きましたが、警察に通報をほのめかしたり、信頼できる先生に相談することで身を守れた学生がいます。

辞める以外の選択肢もありますが、無理だと思ったら自分を守るために辞めて良いです。誰も責めません。

キャンパスカルチャーを変えるために、辞めて他の大学に行くのも中退理由でしょう。

3.大学を辞めることで得られる3つメリット

大学を辞めたいと思う理由は様々です。

辞めることで今だけでなくこれからの未来も良くなれば辞めても良いかもしれません。

実際に辞めた後どのようなメリットがあるのでしょうか?

大きく3つにまとめました。

これらのメリットを確認した上で、今あなたが大学を辞めるべきかどうか熟考しましょう。

もし、「この程度のメリットなら、辞めることでデメリットのほうが多そう」と感じたなら時間をかけて判断しましょう。

3-1.学費が0(ゼロ)になる

大学生は一生懸命学んでも、怠惰に過ごし授業中にSNSをしていても授業料は一律で溶けていきます。無慈悲。

大学を続けるべきか辞めるべきか不信感を持ったままでも、状況は変わりません。

息を吸って吐いて過ごすだけでも、無論、学費はどんどん消費されていきます。

国立大学は休学に学費は掛かりませんが、私立は休学費用など学校によって掛かる額がバラバラです。

一旦辞めて学費を掛からない状態にして考える時間を得ることができるのも退学のメリットでしょう。

しかし、安易にやめるよりかは、休学を推奨しています。

3-2.本当に自分がしたいことと向き合うことができる

起業をする、たびに出る、家業を継ぐ。

自分が本当にしたいことと本気で向き合う時間と余裕を得ることができます。

大学で学ぶこと自体がしたいことであることは理想ですが現実はそうも上手くいきません。

誰かが作った大学の仕組みの上で行われている教育故に致し方がありません。

なので、大学を辞めることで自分から、そのレールから外れて好きなことにコミットする事ができます。

また、したいことが1から2年間程の短期である場合は休学という選択肢もありです。

したいことにどのくらいの時間と、何が必要か考慮して、休学か退学のどちらか熟考しましょう。

退学した後に休学でもアリだった。。と後悔しては遅いので。

3-3.マイナスの現状から逃げることができる

今現在、大学にいることがあまりに苦痛である場合、辞めることでその状態から逃げることができます。

マイナスからゼロへの移動ですが、更に状況が悪くなって取り返しのつかない状況になるよりはマシですね。

例えば、学内の先輩からセクハラやいじめを受けていて、精神的に限界。

病気の状態で無理し続け身体が不自由になってしまう。

などの状況です。

一旦ゼロに戻って考え直すという選択は悪くありません。

現状のマイナスの先にある大きなプラスすら見いだせなくなったら逃げる選択をとっても良いのです。

しかし、諸刃の剣。

一時的に問題や不満から逃げることはできますが、今逃げてしまった事が原因で更に大きな問題が発生するリスクもあります。

4.大学を辞めることで受け入れなければならない5つのリスク

大学を辞めることでのメリットに対してデメリットは多く、かつ大きいです。

主に就職という選択肢においてはプラスに働くことは殆どないと言えるでしょう。

一部変わった思考のベンチャー企業などではプラスになるかもしれませんが一度何かを辞めてしまったことは社会から見てもマイナス要素がとても強いです。

最終学歴は高卒となり、私学の場合400万近い学費を失い、通ってきた時間も無駄になる。

それだけではありません。

社会的な信用もなくなります。一度逃げたというレッテルも貼られ、一人暮らしをしている人なら家賃やこれまでの生活にかけた費用すべてが無駄になります。

これらのリスクを負ってでもあなたは大学を辞めたいですか?

大きく分けて5つにまとめましたのでよく読んで考えてください。

4-1.今後のキャリアにおいて圧倒的に不利になる

〇〇大学□□学部△△学科 入学

〇〇大学□□学部△△学科 中退

企業側が履歴書に上記のような経歴がある人を見つけると、やはりマイナスの印象。

フィルターを通した不利な審査になります。

最悪の場合、書類の時点で不採用。面接にすらたどり着けません。

無視される例も珍しくありません。

中退して早く働きたいと思っている人はこのリスクを踏まえるべき。

就職自体も簡単ではないのに、中退経歴がある人は更に苦戦します。

また、大卒でしか応募もできない企業が日本です。

一般的に大卒求人の方が優良企業が多く、給料福利厚生などの待遇は雲泥の差があります。

その挑戦の機会を中退ですべて失う覚悟はありますか?

4-2.転職でも不利になる

一旦就職できても、その企業がブラック企業だった場合、転職を考えますよね。

その際、再び大学を辞めたことが足を引っ張ります。

大学も途中でやめて、前の会社も辞めようとしている。うちに就職してもまたすぐ辞めるんじゃないか?

面接官がそう思うのも無理はないですよね。

一発目で、優良企業に就職する。最初に就職した企業で実績を出してステップアップするという選択もあります。

しかし、数年前まで高校生だった大学中退者が優良企業を見極められますか?

高卒レベルの仕事内容しか与えられない会社で秀でた実績を出せる自信がありますか?

4-3.高校・中学時代の友人の反応を気にしてしまう

中退後、高校や中学の同窓会に参加しづらくなります。

「今何してるの?」

「〇〇大学進学だったよね!?大学生活はどう??」

などの質問が怖くなります。

あなたは、このような質問をされた時に「辞めたよ!」と周囲の目を気にせず言えますか?

Yesと即答できる人は少ないはずです。

自分がいないところで「あいつ、中退したらしいよ」なんて話されたら、悪気がなくても傷つきますよね。

4-4.恋愛・婚活・結婚でも良い印象を与えない

女性で、「私、専業主婦になるから大学もう行く意味ないんじゃない?」という考えの人にたまに会います。

しかし考えてみてください、あなた自身がもし母で、息子が彼女を会わせてきた時にその人が専用主婦目的だから大学を中退をしている人だと知り、良い印象を得ますか?

これからの人生で合コンや、相席居酒屋などでたくさん出会いがあると思います。

その時に将来のパートナーになりうる人からの「この子いいな」と思われる確率は半分以下になります。

男性である私から見ても、一度大学を辞めている女性と思うと正直、印象良くないです。

結婚生活や社会人生活って間違いなく学生生活より大変です。

中退してしまった人が頑張れると率直には思えません。

また、言うまでもなく男性中退者だともっとマイナスです。

就職にも大きな影響を与えますし、中退以降に大きなプラスポイントがない限りいい印象にはなりえません。

4-5.これまで積み上げてきた時間と勉強が無駄になる

学校で朝8時から夕方17時、18時まで授業で勉強。

部活がなければ自宅で自習、もしくは塾でまた授業。0時に寝るとして4,5時間の勉強。

それを3年間積み重ねて大学に進学しているのです。

浪人などを経験している人はなおさらです。

睡眠と食事に当てる時間を10時間としても、1日14時間勉強しているわけです。

勉強時間だけではありません。時間を捻出するために我慢した遊びや趣味、押し殺した感情。

これまで積み上げてきたこれらのものが辞める事で崩れることを受け入れられるかどうかも考慮したほうが良いです。

私は、積み上げたその全てが無駄になるとは思いません。

大学合格までの過程に積み上げたものはその人の中に経験値として蓄積されるからです。

しかしはたから見たらどうでしょう。

世の中酷いもので、結果ばかり見ます。

大学合格から中退までの過程で如何に考え、頑張ったとしても

「でも、結果的に大学辞めたんでしょ?」という評価を与えます。

その事実を受け入れられるか一度考慮してみてください。

5.大学を辞めたほうがいい数少ない事例

前章で、大学を辞めることでどんなデメリットがあるか、ご理解いただけたかと思います。

それでも、辞めたほうがいい人がいます。

辞めることで明らかに状況が良くなるパターンや続けることでかなり悪い状況に陥りかねないパターンの人です。

5−1.続けることに意味なんて一切無し!1%もメリットがない人

例えば、

大卒求人の企業になんて行きたくない人。

ド底辺のFランク大学で時間と学費が無駄な状況の人。

などです。

メリットが一切ないと確信できた時点で方向転換のための退学を勧めます。

優秀な人ほど、次の行動へすぐに切り替えれます。

5−2.辞めることで大きなチャンスや成功を手にできる人

例えば、

実家の家業を継ぐことが決定した人

学生起業中でその事業が上手くいき辞めて時間のリソースを手に入れてさらに企業を成長させることができるであろう人

バンド活動でメジャーデビュー予定。

などです。

しかし、これらのパターンはかなりのレアケース。

交友関係がかなり広かった筆者の私の周囲でも1名しかいませんでした。

大学4年間過ごして、1名しかいないって相当珍しいと思います。

もし、成功の確率が高いチャンスを持っていて大学を続けることが、大学以外の事の成功に重荷になるようでしたら思い切って辞めていいです。

5−3.健康や生命に関わる状態の人

病状が悪く、緊急で治療が必要。長期的な治療でいつ復学できるかわからない人は辞めた方が良いでしょう。

死んでしまったり、後遺症が残ってしまえば取り返しが付きません。

なにより命より大事なものはありません。

自分を守るために判断しましょう。

6.大学を辞めるべきでない人

辞めるべき人に対して辞めずに卒業を目指すべき人、辞める以外の方法を考えるべき人はどのような人になるのでしょうか?

辞めてしまった後に、「辞めるべきではなかった」と思っても遅いです。

なので、自分自身が辞めるべき人なのかどうかちゃんと判断してから行動に移しましょう。

親に学費を払って貰っている人、多いと思います。

ここで辞める辞めないの選択肢を誤ることで両親に多大な経済的精神的ダメージを与えます。

自分で学費を奨学金などで払っているにしても、ダメージは自分に帰ってくるので正しい情報を元に判断しましょう。

大学を辞めるべきでない人を下記3つににまとめました。

6−1.逃げ癖が染み付いている人

一度楽な道に逃げた人間は、どこまで楽な道に逃げ続けると言われます。

しかし、逃げてばかりで成功はありえません。

きっと、大学を変えたり就職したとしても同じように続かず逃げてしまうでしょう。

なので学業継続は自分自身を変える機会だと信じて続けてみてはいかがでしょうか?

6-2.問題解決方法がたくさんあるのに試してない人

学費が問題な人なら、無利子の奨学金を必死で探す。バイトをたくさんして学費を工面する。

人間関係に悩んでいる人なら、学外や先輩後輩と仲良くする。

1つの問題に対して解決方法はたくさんあります。

それらを1つも試さず、辞めるしかないと思いこむのはもったいないです。

辞めた後に「あの時に、ああしていればよかった」と思っても遅いです。

せめて解決方法をすべて試した後に辞めることを考えてみましょう。

問題解決方法を試さずに辞めるという行為は、最短で最悪の結末に向かって近道しているのと同じと言えるでしょう。

もし辞めて地に落ちた後、間違いなく再び別の問題が立ちはだかります。

その時、問題解決にチャレンジしなかったあなたはどうしたら良いかわかりません。

そして、また何もせず逃げる。もっと悪い方向に落ちていく。

こんな負の連鎖を終わらせるために問題解決方法や手段は全部試してみましょう。

6-3.人に影響されやすい人

近年、SNSの普及で様々な生き方や価値観が知れ渡る様になりました。

よく言われているのは「好きなことで生きていく」「学歴なんて関係ない。自分次第でどうにでもなる」などの夢のような言葉です。

現実を言うと好きなことで生きていくためには実力が要りますし、成功者には高学歴が多いです。

「自分次第でどうにでもなる」のだったら大学を続けながらでも、状況を変えたり良くするのもできるのでは?

SNS以外でも人の極論に影響されて洗脳されやすい人は、搾取されやすいので簡単にやめる選択肢を取らないようにしましょう。

7.まとめ 辞める前に100パターンくらい最悪を想定しよう

本当にこのまま辞めていいの!?もう一度考えてみよう!

結論としての私の意見は「辞める辞めないに正解はないけど、熟考せずに辞めるのは不正解」と思っています。

再三、厳しいことを言いますが辞めた先にはもっと大きな問題が待ち構えています。

今大学生のあなたが学生生活で直面している問題を決して軽視したりしません。

ですが、辞めた先にある大きな問題と比べたらまだ解決しやすいはずです。

悲しい例なのであまり出したくありませんが、私の友人の話です。

将来、デザイン関係の仕事で活躍したいと夢見ていた女の子がいます。

しかし、大学4年生で必修単位を落として中退しました。

高卒で働くも、コロナの影響ですぐに休職。

今はラブホテルや水商売を中心にしか仕事を探せていません。

「私だって本当はこんな事したくない」と訴えていました。

辞めた先にどれほどの壁があるか本当の意味でちゃんとわかっていたら、休学や留年を受け入れるなど別の道があったかもしれませんね。

この記事が大学を辞めたいという思いと向き合う判断軸として役立てば幸いです。