流行語大賞にもノミネートされた「GAFA」
もう知っているよという人も、日々変わっていくGAFAを追うのは簡単ではありません。
そこで、この記事ではGAFAの最新事情を日本語の本で読んだ書評を紹介します。
さらにGAFAだけでなく、これから知っておきたい「FANG / FAANG」にも要注目です!
最後まで読めば、日本からアメリカ・テック業界の最新情報を知れることまちがいなし。
もくじ
GAFAって何
FANG / FAANGとは
最新のGAFA/FANGを知れる5冊と書評
この章では、GAFAやFANGの最新情報を知りたかったわたしが、2019年上半期に読んだ5冊の本を紹介します。
書評も書いたので、どの本を読もうかなと悩んでいる人にもおすすめです。
1. グーグルが消える日
ビジネスの話というよりかは技術の話が中心で、アメリカでのビットコインやスタートアップ技術の話が中心なので日本人にはイメージしにくかったです。
訳書だから仕方ないのかもしれませんが、文章が長ったらしく、結論が掴みにくかったです。
ただ、AIにはシステム外部からの知性の供給が必要であり、Googleの目指す人工知能への疑問や、仮想通貨の台頭など、グーグルの完璧ではない部分について考えられたのは、この本のおかげだと思います。
2. アマゾン銀行が誕生する日
1. Googleが消える日とは異なり、日本の未来が描かれていてイメージしやすい1冊で、米中日の次世代金融産業とその中でのアマゾンの銀行や金融業での可能性についてまとまっていました。
4. GAFAxBATH 米中メガテックの競争戦略 を読んでからの方がわかりやすいと思います。
Amazon銀行の詳細というよりもそれを取り囲む金融業界の動向からなぜAmazonが銀行に強みがあるかポテンシャルがあるか書かれています。
3. Creative Selection Apple 創造を生む力
4. GAFAxBATH 米中メガテックの競争戦略
GAFAを知る上で、中国のIT企業も知っておくべき理由は「世界時価総額ランキング」を見ればわかります。
2019年3月末の時点で、7位にアリババ、8位にテンセントがランクインしていました。
そんな中国のIT企業の四騎士は、「Baidu(バイドゥ)」「Alibaba(アリババ)」「Tencent(テンセント)」「HUAWEI(ファーウェイ)」の頭文字をとって「BATH(バース)」です。
この本は、GAFAとBATHの事業ごとに比較しながら、わかりやすくまとまっていて、BATHについてあまりよく知らなかったのでとても役に立ちました。
5. NETFLIX コンテンツ帝国の野望 GAFAを超える最強IT企業
2019/6/29発売で注目している本です。
Netflix(ネットフリックス)についてGAFAと比較して、「FANG/FAANG」の一因のIT企業の側面から、日本語で書かれた初めての本だと言えるでしょう。
なぜNetflixがGAFAと肩を並べて比べられるのか、理由が知りたければ読まずにはいられない1冊です。
(番外編)ティム・クック アップルをさらなる高みへと押し上げた天才
今気になっているGAFA本は、8/16に発売したこの本です!
Apple(アップル)といえば、スティーブ・ジョブズの印象が大きいですが、あのスティーブ・ジョブズを失ってもAppleが成功している理由は、現在のCEOであるティム・クックにあるのではないでしょうか。
先日のApple新製品の発売もありましたし、早く読んでおきたい本です◎
まとめ | GAFAやFANGは変化が激しいからこそ情報のキャッチアップが大事!
世界時価総額のトップに君臨する、GAFAをはじめとするアメリカのテック業界は、変化のスピードがとても速いです。
アメリカでは新製品がリリースされているけど、日本ではまだということもありえます。
これからの時代の変化を先読みするためにも、ある程度まとまっていて、信頼できる今回紹介したような本を活用して、日本語でも最新情報を入手してはいかがでしょうか。