オンラインで海外の名門大学の授業が受けられて、期日内に課題を提出して、少額を払うと認定書ももらえるCoursera
ずっと授業を受けてみたかったものの、オンラインコースだと続かない可能性や離脱率が高そうだなと挑戦していませんでした。
わたしは、重度の飽き性なので、
余計心配でしたが、TechAcademyのJavaコースを完了したことで、ちょっと自信を持ってCourseraのコースにも挑戦してみました。(18年3月)
日本でも有名で、他のブログでも言及されている「アンドリュー先生の機械学習(Machine learning)講座」も魅力的ではあったのですが、ビッグデータについて体系立てて一から学びたいと思い、易しめの入門講座「Introduction to Big Data」を今回は受講しました。
こちらも、TechAcademyのJavaコースと同じく、先駆者が見当たらず、受講前に日本語で体験記が見つけられず、英語で探すしかなかったのが残念だったので、今回の記事がこれからオンラインコースでBigDataやAI関連を学んでみようかなと思っている人に役立ててもらえれば幸いです。
もくじ
1. コースの総括
3週間コースとはいうものの、コンテンツ量も課題量も結構軽めの印象を受けました。
リーデングも1ページ程度(400words~600wordsくらい?)がたまにあるくらいなので、Google翻訳なしでも、ありでも文量が少ないのでご心配なく。
Coursera初授業としてはよかったと思います。
内容としては、やはりBigData界隈は英語圏の方が進んでいるなと感じました。
日本ではほとんど耳にすることのない「Hadoop」(大規模なデータを処理するフレームワーク)に触れられたのは貴重な経験でした。
データサイエンス系はPythonばかり耳にしますが、Hadoopは“ビッグデータの火付け役“とも言われることがあり、かっこよく聞こえる強そうな「機械学習(Machine Learning)」の前に、触れておいて良かったと思いたいです。
これからの学び次第ですが…
2. Hadoopのロゴについて(小ネタ)
Hadoopのロゴを見た時にあまりデザイン性を感じず、「このあまり何も考えていなさそうなゾウは何?」と思いました。
Quora(質問サイト)の回答からですが、Hadoopの開発者ダグ・カッティング氏の息子のゾウのおもちゃから命名したみたいです(笑)
https://www.quora.com/Whats-the-origin-of-the-name-Hadoop
3. コースの魅力
全体を通して質はいいです。スライドも動画も低レベルなものはありませんでした。
40~60ドル程度のお金も払っていますし、修了して認定書がもらえるのは達成感がありますね。
USSanDiego(カリフォルニア大学サンディエゴ校)に留学しようとしたらとんでもない額がかかってしまいますし、オンラインコースのありがたみを痛感。
1チャプターごとに小クイズもありましたし、このIntroduction to Big Dataコースの他にも体系立てて学ぶためのコースがあるので、次に繋げていきたいと思います。
4. 受講時の注意
注意というほどではないですが、受講前に知っておいたほうがいいと思うことを書いておきます。
1. 日本語環境は全くない
コースの動画字幕は「英語・ペルシャ語・ポルトガル語(ブラジル系)」
そのため、あまり英語に自信がない場合、動画下の全文をGoogle翻訳にかけるしかない。
その点、「アンドリュー先生の機械学習(Machine learning)講座」は一部日本語字幕もあるとか…
2. コンピュータサイエンス系の前提知識があった方がいい
データサイエンティストというとビジネスよりの人や、統計学界隈の人も多く、更にこの講座の場合「Introduction」とあるように確かに入門編ですが、Hadoopをインストールしたり環境を整えるのが大変でした。
なのでビッグデータ入門といっても、パソコンをCGI(黒い画面)で操作するのが訳わからなくない、Javaで簡単なアルゴリズムを書いたことがあるレベルであれば、(あくまで個人の感触ではありますが)最後まで離脱することはないと思います。
Apache Hadoopのインストール手順 – Qiita