・兄弟で(兄妹)比較された
・親に暴力を振られた
・貧困家庭で育った
・片親だった
親に虐げられた経験があって、もう自分の人生はどうにもできないと考えていませんか?
現状、あなたが仕事(アルバイト)を楽しめていないのは親のせいではありませんか?
たしかに、子は親を選べません。生まれた時点で、逃れられない運命なのかもしれません。
しかし、そのなかでも自分の気持ちをどう操縦するかによって、今後の生き様が変わります。
この記事では、実際に過去虐待を受けていた経験のある株式会社RASHISA岡本 翔さんにお話をお聞きしました。
岡本 翔
家庭環境が悪かったあなたに向けて、人生が少しでも明るくなるよう、私の言葉をお伝えできれば幸いです。
もくじ
1.親のせいにしてしまうの何が問題か?
親のせいにするのは他責
少し厳しいかもしれませんが、親にしてしまう=他責です。
他責とは、思い通りに物事が進まないときに、自分以外の環境や他人のせいにしてしまうこと。
これは仕事でも同じですよね。自分自身が悪いはずなのに誰かのせいにしてしまう。
それだと自分が改善をしないから成長しません。そう僕は思います。
親だと、より外部的な要因が強く、そもそも自分で親を選べません。
子は親を選べないという言葉がありますよね。ここばかりは変えられないものです。
ですが、変えられない事実に反発したり、いじけていても仕方がありません。
他人の責任にする甘えた思考とはおさらばして、これからのあなたの人生は、全てあなたで選択できることを認識するのです。
進学先も勉強すれば選択肢が広がります。自分が所属しているコミュニティを変えないと人生は変わりません。
それでも変わらないなら、住む場所をいっそのこと変えれば良いのです。
将来勤める会社も上司も選べます。もし上司や会社が嫌になったなら転職すればいいんです。
ダメな人はずっと環境のせいにします。あることないこと全部、自分が不幸の星の下に生まれたからと言って、他責にするのです。
ちがうのです。他人や環境のせいにしても状況は何も変わらないのです。
岡本 翔
親のせいにしても自分は変われないんです。
2.親のせいにするなと言う人はたいてい裕福説?
「親のせいにするな、環境のせいにするな」←こういうやつ全員恵まれた環境で育って来てる説
2chのスレッドで「結局人生は恵まれた環境で育った人の方がうまくいくのではないか?人生運ゲーでは?」との主張がありました。
それに対して、私は「誰しも平等だ」と言うつもりはありません。生まれながらにして裕福か貧しいのか。そこには紛れもない「運要素」があるのは事実。
生まれた環境で既に “選択肢” という “差” があるのは目を背けれません。
とは言っても、だから諦める。人生を諦める。棒に振るう。
それはまた違うと思うんですよ。
結局、こう言う2chでグチグチ言ったりするのも「他責」です。
自分以外に要因を探して、やっぱり自分の責任じゃなかったんだ、と安心するために共感できる人同士で馴れ合っているだけです。
それだと、物事は何も進展しません。
実はこんな厳しい口調をあなたに発している私も「過去に虐待を受けていた経験があります」
では、こんな境遇で育った私が、今このように起業して、むしろ「誰もが自分の人生を肯定できる社会を作る。」をビジョンに掲げ会社を経営できるまでポジティブになったのか。
岡本 翔
あなたにとって少しでも「生きやすくなるためのヒント」になればと思ってお伝えしていきます。
3.どう考えれば親のせいにせずに前向きに生きれるか?4つの方法
ではどうすれば、前向きに生きられるのか。
4つあると思います。
- コントロールできないことを諦める
- 自分にある才能を認識する
- 虐待を乗り越えた先輩を見つける
- 過去の自分を肯定する
3-1.コントロールできることとできないことを切り分ける
まず1つ目は自分でコントロールできることと、できないことを切り分けて考えることです。
例をひとつ挙げます。
今日は楽しい楽しい彼女との日帰り温泉旅行。
東京から弾丸で箱根温泉に行き、2つの温泉に行って日頃の疲れを癒しました。
日も暮れ出す頃に東京に戻ってきて、今日は彼女宅にお泊まり。
そんな時にあなたは気付きます。
「財布がないこと」に。
そんな時あなたはどうしますか?
僕ならまずは1日のスケジュールを紙に書き出します。
その後、財布を置いていきたかもしれない場所に連絡します。
行きの電車、1件目、2件目の温泉。帰りの土産屋に、帰宅時の電車。
そして箱根温泉の交番。
これは自分にできることです。財布がないか確認します
そして僕はやることをやったら彼女との時間を楽しみます。
ここでできることは「財布があるかもしれない場所とコンタクトをとること」です。
逆に言うとそれ以外のことはできません。
これは家庭環境でも言えることかもしれません。
そもそも親は選べません。
進路は親の声も大きいですが自分で選ぶことができます。
僕の場合は小学校2年生からバスケットをやっていたのですが、高校進学時にどうしても家から出たかったのでスポーツ推薦をもらい、寮生活ができる高校に行きました。
バスケを頑張ることは自分の努力次第でできたからです。
なので自分の行動ではどうにもならないことに頭を悩ましても意味がないんです。
是非とも、自分でコントロールできることに注力しましょう。
3-2.持っている素質を数える(あなたに与えられた手札の数)
2つ目が無いものを数えるのではなく、あるものを数えることです。
これは国民的大ヒットアニメワンピースの中でも近しいことが語られていました。
もしかしたら精神論に聞こえるかもしれませんが、今あなたが持っていないものについて悲観しても意味が無いんです。
例えば「私の家庭はお金がない」「私の家族は自由を与えてくれ無い」そうやって「ない、ない」言ってても仕方が無いんです。
あなたにあるものはなんですか?
もしかしたら大事な親友がいるかもしません。
もしかしたら大好きな趣味があるかもしれません。
どれくらいのものがありますか。
どれくらいのことがありますか。
無いことに対して悲観しても何も始まりません。
あることを見つけていきましょう。
な〜んにもなくて、まったくゼロだなんてことはありえません。
岡本 翔
意識して僕は日々生活をしています。おかげでポジティブに生きれてます!
3-3.家庭環境が壮絶だった人がどう乗り越えたか?サンプルを知る
同じように家庭環境が壮絶だったが、今を強く生きている人、つまり「乗り越えてきた先輩」を知ることで希望を得られると思います。
どういう方法で収集できますかね?
たくさんあります。
本/ネット/講演、手段は様々です。
例えばこちらをご覧ください。
こちらはこの記事の筆者が運営するメディアです。
過去に虐待を受け、今を強く生きている人たちを発信していくインタビューメディア「RASHISAストーリーズ」と言います。
また、書店のビジネス書コーナーに行けば様々な経営者や偉人の生き方を知ることができます。
至る所に視野を広げていきましょう。
3-4.自分の過去を肯定してもらう
辛かった過去が強い未来を作ると僕は信じています。
だからこそ、辛かったことを誰かに受け入れてもらえることで、自分自身も受け入れられると思っています。
https://note.com/rashisa123/n/nbd6eb73c1e1f?creator_urlname=rashisa123
岡本 翔
厳しい環境で育ってきた人ほど、その経験が糧になっていることに気づきます
4.親のせいで悩んで辛いのはあなただけじゃない
いろいろとお伝えしてきました。
きつい言葉も言いました。
でも最後に一言聞いてください。
私たちはあなたを見捨てません。
私たちはあなたを突き放しません。
強く生きろと言いたいわけではないです。
今日お伝えしたことは本当に私が思っていることですし、
私自身、気をつけていることです。
岡本 翔
辛くなったらいつでもご連絡ください。伴走させてください。
監修者:岡本 翔さん
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