「プログラミングやってる大学生多いけど、勉強するメリットって何?」
「プログラミングを勉強したら学生でも稼げるようになるの?」
「プログラミングの勉強を何から始めたらいいか分からない!」
この記事では、このような疑問に答えます。
もくじ
1.大学生のうちにプログラミングを勉強しておくべき3つの理由
1-1.就職に有利になる
新卒採用は、原則的にポテンシャル採用です。
通常、ほとんどの大学生は、仕事の実務経験がないため、企業側が採用する時には、その人の性格や資質、大学生活での活動から自社に必要か判断します。
大学生の時点で、プログラミングのスキルを用いての開発経験や、企業でのインターン経験があれば、他の学生よりも一歩リードすることが出来ます。
エンジニアとしての経験が豊富な学生は、企業側にとっても非常に重宝される人材なので、高い給与を提示され、引っ張りだこになること間違いなしでしょう。
1-2. 時間が確保できるのでスキルの上達が早い
大学生のうちは、まとまった時間を確保しやすいため、プログラミングの上達度が非常に早いです。
就職して、社会人になってから勉強しようと思っても、昼間は仕事があるため、プログラミングを学習する時間が上手に取れません。
また、社会人で未経験から中途採用でエンジニアとして転職するのは、不可能ではないですが、実績がないと難しいです。
未経験の場合、最初の給与が少なくなってしまうのも避けられません。
時間が確保出来る学生のうちにプログラミングを勉強しておいた方が、確保できる時間的にも、キャリア的にも有利なのです。
1-3. 市場価値を高められる
プログラミングは、年齢に関係なく、スキルをつけることが可能な職業で、基本的に、スキルが高ければ高いほど、給料は上がっていきます。
大学生のうちに、プログラミングのスキルをしっかりつけて、市場価値を高めることが出来ていれば、新卒でも年齢に関係なく高い給料をもらうことが出来ます。
簿記や会計などの知識をつけても、それほど年収には影響しませんが、プログラミングの場合、スタートラインから大きく差をつけることが可能です。
学生でも簡単に市場価値をあげることが出来るため、色んな意味で「コスパのいい」スキルであるとも言えます。
2.プログラミングで出来ることを言語別に解説!
プログラミングは、言語によって、作れるモノや出来ることが大きく異なります。
ここでは、簡単に、大きく2つにそれぞれの言語をカテゴリ分けてして、具体的にどの言語で何が出来るのかを解説していきます。
2-1.フロントエンドの言語(Webデザイン・Web制作)
フロントエンドエンドとは、Webサイトの見た目のことを指していて、ユーザーとWebサイトが接する部分のことを言います。
あなたが、実際に見ているWebサイトは、フロントエンドの言語によって書かれたコードによってデザインされ、見えるようになっています。
具体的にフロントエンドを制作する際に、使われるのは、以下の4つの言語です。
- HTML
- CSS
- JavaScript(JQuery)
- PHP(WordPressの実装に必要)
HTMLは、実際にサイトの骨組みを作る言語のことで、CSSはその骨組みにデザインを加える言語です。
JavaScriptは、ボタンに動きを出したり、Webページの写真を動かしたりするために、利用されています。
現在ほとんどのサイトがWordPressという仕組みによって動いており、WordPressはPHPで書かれているため、Webサイトを作る際には、PHPが必要不可欠です。
実際にサイトが動くのを見ることが出来るので、初心者の方は比較的に楽しく学ぶことが出来ます。
2-2.サーバーサイドの言語(Webアプリの実装・構築)
サーバーサイドとは、目に見えないサーバー側のプログラムを実行・管理している部分のことを指しています。
Webサイトやスマホなどでは、基本的にサーバーにアクセスしてデータやサービスなどを提供してもらい、それを表示しています。
サーバー側のプログラムを構築出来るのが、サーバーサイドの言語で、一般的にWebアプリケーション(TwitterやCookPadなど)を作ったりすることができます。
具体的に、サーバーサイドを実装する際に使われている言語の例を4つあげました。
- Java
- Ruby
- PHP
- Python
フロントエンドの言語に比べると習得が難しいですが、自分でWebアプリやシステムを実装・構築出来るため、出来ることの幅が広がります。
3.プログラミングでお金を稼ぐ方法
3-1.お金を稼ぎたい大学生にはWeb制作がおすすめ!
結論から言うと、お金を稼ぎたい大学生には、Web制作系のスキルを身に着けることをおすすめします。
Web制作系のスキルは、具体的には上記の「フロントエンドの言語」で解説した、言語を使って、Webサイトを作ったり、デザインを装飾したりするスキルのことです。
理由は、Web制作系の案件は、案件数自体が多く、大学生でも勉強すれば、案件が取れるようになるからです。
一方で、JavaやRubyなどのサーバーサイド言語を使った開発は、基本的に実務経験がないと仕事を取ることが難しいですし、案件自体も少ないです。
Web制作系の案件なら、Lancers(ランサーズ)やCrowdWorks(クラウドワークス)などのクラウドソーシングサイトでも、単価5~15万円くらいの案件がちらほらあります。
「お金を稼ぐ」ということが目的であれば、Web制作のスキルをつけて、クラウドワークスで営業するだけで、30万円ほどは稼げるようになるでしょう。
3-2.稼げるようになるまでにはどのくらいかかる?
Web制作系の言語の学習を始めてから、稼げるようになるまでには、だいたい1~2ヶ月ほどあれば問題ありません。
Web制作系の案件を獲得するためには、4つの手順を踏みます。
1.まず基礎的な知識を書籍やProgateなどで基礎的な知識を学習
2.知識を元に、既にあるサイトのコピーサイトを作る
3.自分でポートフォリオ(実績)となるオリジナルのサイトを作る
4.ポートフォリオを元に営業する
この手順を踏めば、大学生でも案件を取ってお金を稼ぐことができます。
フロントエンド系のスキルは、習得にそれほど時間を要さずにサイトを作れるようになるため、スピード的にも早いことが非常におすすめなポイントです。
4.プログラミングの学習に文系・理系は関係ない
「プログラミングって、パソコンカタカタして難しそう。どうせ数学とか計算とか出来ないと無理なんだろうな・・・」
文系の大学生でこのような不安を感じている方はいませんか。
結論から言うと、プログラミング学習の習得に文系・理系は基本的に関係ありません。
確かに「Pythonを使って機械学習などを勉強したい!」というのであれば、統計や数学の知識がかなり必要になるかもしれません。
しかし、Webアプリケーションを作ったり、Webサイトを制作する際には、そういった難しい知識は必要ありません。
「プログラミングは理系の方が得意」と思っている、プログラミングに興味のある文系大学生の方は、偏見を捨てて、一度プログラミングの学習を始めてみましょう。
プログラミングを学習してみると、自分に向いているか、楽しいか、あまり面白いと感じないか、判断することが出来ます。
5.大学生がプログラミングを勉強する方法
5-1.独学で勉強する
プログラミング学習に必要な知識は、どの言語でも、ほとんど全てがインターネットに載っているため、本質的には独学で勉強することが可能です。
ただ、独学で勉強する場合、プログラミングに挫折してしまう可能性が高まってしまいます。
プログラミング学習は、エラーが1つ出てしまうとプログラムが動かなくなって、その先に進まなくなったり、原因不明のエラーが出てしまうことが多いです。
経験者に聞けば、2~3秒で解決出来る問題が、初心者だと2、3日くらいかかってしまうというのは、珍しいことではありません。
1人で勉強するのは不可能ではありませんが、独学は孤独であるがゆえに、挫折してしまったり、スピード感が無くなってしまったりと、デメリットが多いです。
5-2.プログラミングスクールに入る
プログラミングスクールに入れば、用意された教材に沿って、体系的にプログラミングを学ぶことが出来ますし、講師やメンターに分からない部分をいつでも質問出来ます。
プログラミングスクールは、大学生であれば、安いものだと1ヶ月10万円~のコースもあるため、1ヶ月のバイト代くらいで受講することが出来ます。
自分でお金を投資出来る方は、プログラミングスクールでサクッと勉強して、習得してしまう方が、独学で勉強するよりは、効率よく学習することが出来ます。
5-3.インターンとして働く
エンジニアとしてインターンで働くことで、お金をもらいながらスキルをつけることも可能です。
運が良ければ、実際に会社で請け負っている案件に参画させてもらえたり、サービス開発に携われるかもしれません。
Wantedlyでエンジニアのインターンを募集している会社に遊びに行ったり、Twitterで気になる会社の社員の方にDMしてみましょう!
6.大学生のうちに勉強しておいて欲しいプログラミング基礎学習
プログラミングを勉強しようと決心したものの、具体的にどんな勉強をしたらいいか分からない大学生の方は多いのではないでしょうか。
今回は、大学生のうちに是非勉強しておいて欲しいプログラミング学習コースを組みました。
何を勉強したらいいか分からない大学生の方は、ぜひ参考にしてみてください。
6-1.基礎
まずは、プログラミングの基礎的な知識を学習するのに必要な内容です。
■Progate・ドットインストールの以下の項目コース
・HTML
・CSS
・JavaScript
・Emmet
・Boostrap(余裕があれば)
Boostrapは深入りしすぎないように、管理画面以外への導入はしないようにしましょう。
6-2.Unixコマンド+Git
Unixコマンドは、文字を入力してコマンドを打ち込むことによって、ファイル間を移動したり、ファイルを削除したりすることです。
また、Gitとは、ソースコードの変更履歴を記録・管理するために必要なシステムのことで、Githubは、そのGitをオンライン上で保管し管理するためのサービスのことです。
プログラムを書いていく上で、UnixコマンドとGit/Githubの知識は必要不可欠なので、ぜひ覚えておくといいでしょう。
■Progate・ドットインストールで、以下に対応するコース
・Command Line
・Unixコマンド
・Git
■書籍
・Github実践入門を読む
6-3.CSSメタ言語
CSSメタ言語は、すごく簡単に説明すると、CSSをより簡単に書きやすく、読みやすくするための技術のことを指しています。
■Progate・ドットインストールで、以下に対応するコース
・Node.js
・SaSS/SCSS
h3 Vue.js
■Progate・ドットインストールで、以下に対応するコース
・Vue.js
■書籍
・基礎から学ぶVue.js
・Vue.jsビギナーズガイドを読む
6-4.Ruby/Ruby on rails+α
Rubyはプログラミング言語のことで、Ruby on railsはRubyのフレームワークと呼ばれるもので、Rubyの使いやすい型がいっぱい入った箱のようなものだと覚えておいてください。
また、今回は、テスト駆動開発と呼ばれる、実際の現場でも使われている、プログラムの開発方法についても入れています。
何かアプリを作る時に参考になるので、是非覚えておいてください。
■Progate・ドットインストールで、以下に対応するコース
・Ruby
・Ruby on rails
■書籍
・プロを目指す人のためのRuby入門
・Everyday Rails ~ RSpecによるRailsテスト入門
・テスト駆動開発
■ Rails Tutorial(https://railstutorial.jp/)
■動画
・50分でわかるテスト駆動開発
6-5.Docker
Dockerは、Docker社が開発している、仮想開発環境を作ったり、配布したり、実行したりするためのプラットフォームのことです。
■Progate・ドットインストールで、以下に対応するコース
・Docker
以上が具体的に、プログラミング初心者の大学生に是非ともおすすめな学習コースです。
このプログラミング学習コースを勉強していく上で、1つ気をつけて欲しいのが、全てを記憶して覚えようとしないことです。
プログラミングというのは、エラーが生じてつまづいても、だいたいのことをGoogleで検索して解決することが出来ます。
基礎や文法、仕組みなどを全て満遍なく理解するというよりは、開発して作りながら覚えていく方が上達が早いです。
完璧に覚えるのではなく、理解しながら、アプリケーションを実際に作っていくことが重要です。
7.大学生におすすめのプログラミングスクール3選!【学割あり】
7-1.TechAcademy
TechAcademyは、完全オンラインのプログラミングスクールで、現役のプロのメンター講師が、あなたの学習をサポートしてくれます。
完全にオンラインで学ぶことが出来ることから、地方にいる大学生でも受講することが可能です。
■Webデザインコース・Webアプリケーションコース
料金 10,900円(学生・税別)
受講期間 1ヶ月
1ヶ月で、10万円前後と、学割も最安値であるため、お金がない学生にも非常に優しいところが魅力です。
7-2.CodeCamp
CodeCampも完全オンラインでプログラミングを学習することができ、現役のエンジニア講師がマンツーマンで指導してくれる点が大きなメリットです。
また、他のスクールでは、ほとんど見られないWordPressを使ったWeb制作のコースが用意されていることも、お金を稼ぎたい大学生にとっては、最大の強みです。
■WordPressコース
受講料金 148,000円(税抜)
入学金 30,000円(税抜)
受講期間 2ヶ月
■Rubyマスターコース
受講料金 148,000円(税抜)
入学金 30,000円(税抜)
受講期間 2ヶ月
料金だけで言えば、受講期間も考えると、Tech Academyよりも安く受講することが可能なので、非常におすすめです。
7-3.tech boost
tech boostも、学割を用意しているプログラミングスクールのうちの1つです。
上記の2つのスクールと異なる点は、tech boostの場合、通学+オンライン型とオンライン型でコースを選択することが出来るというポイントです。
通学+オンライン型の場合、料金は若干高いですが、実際に教室に行って、直接メンター講師に分からない部分を聞くことも出来ます。
オンラインだと上手くコミュニケーションが取れず、分かりづらかった部分も、講師に画面を見ながら分かりやすく説明してもらえます。
■通学+オンライン型
月額受講料 29,800円
入会金 199,800円(学生)
期間 3ヶ月〜
■オンライン型
月額受講料 29,800円
入会金 147,800円(学生)
期間 3ヶ月〜
また、tech boostでは、3ヶ月目以降は、月ごとに授業料かかる制度になっているため、自分が通いたい期間だけ、通うことが出来ます。
8.大学生のうちにプログラミングを勉強しておくと有利!
大学生のうちにプログラミングを勉強しておくと、お金を稼ぐことが出来たり、就活に有利になったりと、簡単に周りの大学生と差をつけることができます。
プログラミングを学ぶ方法も、「独学」「プログラミングスクール」「インターン」と3つ紹介しましたが、1番自分にあったものを選ぶようにしましょう。
学割のあるプログラミングスクールに入る場合、1ヶ月10万円〜学習することができるため、コスパ面でも社会人より有利です。
プログラミングに興味を持った学生の方は、ぜひ今すぐ行動に移して、学生のうちから有利なスキルを身につけてみてください。