一度の大学生活にNo.1の選択を与えるサイト

【実話】大学生諸君は奨学金を舐めるな!人生崩壊した3つの事例と5つの予防策

「奨学金借りてるけど、将来の返済のことは卒業後に考えれば良いだろ」

「最悪、自己破産したらなんとかなる」

「奨学金って返さなくても良い方法があるらしい!!」

このように考えている人はかなり危険です。

はっきり言いましょう。

奨学金返済を軽視すると人生詰みますよ?

もっと言うと大学卒業後、具体的にどうやって返すかちゃんと考えてない学生も危険です。

なぜここまで断言出来るかと言うと、筆者の私の周りで奨学金が原因で人生が狂った人が多いからです。

その末路を見てきているからです。

30歳半ばまで借金生活なんて人ゴロゴロいます。

(日本社会はお金に関して隠したがるので身近にこの様な人達が居ても気がつかないでしょう)

この様にならない為にも学生である今から返済についての最低限の計画を立て奨学金返済に向き合いましょう。

この記事を最後まで読めば奨学金やその他人生にかかるお金に関する知識を身につけることができます。

具体的な奨学金返済計画へのアプローチに貢献します。

卒業後の人生を決めるのは、卒業前までの自分自身です!

目をそらさず向き合ってもらえると嬉しいです。

もくじ

1.なぜ学生のうちから奨学金返済のことを意識しなければならないか?

このような意見を持つ人も多いでしょう。

「まだ稼ぎもないのに、学生のうちから奨学金返済のことを意識しなければならないの???」

「学生は勉強や研究をする立場なのに奨学金返済のことが気がかりで集中できなかったら意味がない!」

確かにそのとおりですが、こうした学生は、卒業後の稼ぎについてちゃんと考えても無ければ、勉学に励むより遊びに流されている方が多いです。

お金を借りた以上「考えられなかった」「知らなかった」では言い訳にもならなければ返済義務は重くのし掛かってきます。

ここでは学生のうちから奨学金返済のことを意識しなければ、ならない理由を3つにまとめました。

1-1.社会人になってからだと人生の軌道修正が難しい

日本では新卒で就職して社会人になってしまうと、その後のキャリアの大半が決まってしまいます。

新卒で入る会社や業界で給料の上限はある程度分かり、生涯年収が算出されまうのです。

「今時、転職が当たり前なんだから新卒就活でそこまで決まるのはおかしい!」と思う方もいるでしょう。

ネット上では年収アップの転職エージェントの広告が多く目につくので、そう思って自然かもしれません。

しかし、あれはマーケティングという名の催眠術です。

実際にあなたの身の回りで転職で本当に収入が上がった人を見たことありますか?

いたとしても少ないでしょうし、学生のあなたに真偽の確かめようはありません。

基本的に給料面では日本において新卒で入った会社が一番良い場所です。

転職は年収をダウンさせて勤務地やしたいことなどの希望を叶える手段になります。

雇用は変わりつつありますは今現在でも新卒で一番最初に入った会社が人生に与える影響力は絶大です。

就職後に「こんな給料で奨学金の返済なんて絶望的だ。。。」など思わないためにも学生のうちから返済を見据えた就活をして社会人になるべきなのです。

1-2.学生のうちからちゃんと考えていたほうが先々楽だから

冒頭で遊びに流される学生や、先々をちゃんと考えていない学生に厳しい指摘をしました。

決してそんな学生ばかりでないことは分かっています。

本当に家庭が貧しく、生活費を稼ぐ為のアルバイトに追われ、返済のことを考えられない学生がいることもちゃんと理解しています。

しかし、社会人になると更に時間がなくなります。

加えて、仕事での責任、家族やパートナーとの結婚などプライベートでのプレッシャーなど、精神面でも余裕がなくなります。

それなら、学生である今のうちから返済のことを意識していたほうが長い目で見ると遥かに楽ではないでしょうか?

まっすぐな努力家な性格は素晴らしい反面、視野を狭くします。

ちょっとキツイかも知れませんが将来のあなた自身のためにも、合間を縫って奨学金返済と向き合って見て下さい。

1-3.本当の意味で充実した学生生活を送るため

奨学金を借りて大学に通っていると、自分たちが日々授業料や施設費その他もろもろの費用を払っていることを忘れてしまいがちです。

奨学金返済を学生時代から意識することで、自分たちが学費を払っている立場であることを再認識させられます。

「卒業後、数百万円と十数年を引き換えに今授業を受けて大学生活を過ごしている」

そう考えると1分1秒でも無駄に過ごさず有意義に過ごそうと思えるはず。

大学の授業は1コマ分の授業料は2000円~3000円程です。

朝から夕方まで5コマ入れて1日過ごせば、それだけで1万円以上のお金が使われる計算になります。

このお金は将来の自分の給料から払われているのですから有意義に過ごすのが懸命でしょう。

2.大学生が今から知って置かなければならない奨学金の知識

大学生のうちから奨学金返済を考える事の重要性はご理解頂けたと思います。

ここでは、奨学金自体と奨学金以外の人生における出費などの知っておくべき知識をお伝えします。

奨学金返済に向けて、奨学金以外の支払いや取り巻く環境も知らなければなりません。

この点を抑えておくことで奨学金返済計画の実現感がグッと上がります。

生きているだけでお金がかかる現実は知れば知るほどネガティブになるかも知れません。

しかし、その分あなたは社会で生きていく強さを得ることができます。

目を逸らさず学んでいきましょう。

2-1.奨学金は返さなければならない、将来の自分への借金

奨学金返済が出来ない大人が多いことが社会問題になってからは「奨学金は返さなくて良い」という誤解は薄れて来ていると感じています。

ただ一部、Twitterや害悪なメディアのせいで

「公務員になれば全額返済免除される」

「実は返済しないで良い裏技がある」

など変な情報が流れており

リテラシーのない学生は鵜呑みにしてしまっています。

大変残念な事です。

奨学金は将来の自分から借りているお金。

必ず返さなければならない、借金なのです。

今あなたに支払い能力がないために将来のあなたが返済という形で代わりに苦労する仕組みになっています。

2-2.学生納付特例制度申請しても払わなければ年金は減る。奨学金を返しながら納付できる自信はあります?

学生の期間の年金は申込みをしていれば支払いしなくて良いと思っている学生が多いです。

ズバリ間違いです。

払わなければ将来もらえる年金は容赦なく減ります。

20歳になると日本国民は全員年金の支払の義務があります。

2020年現在、国民年金は月額16,540円を払わなければなりません。

これは、日本に国籍をおく以上避けられないことです。

しかし、4年制大学であると20歳になってから、卒業の22歳まで2年間学生でありながら年金支払の義務が課せられます。

この負担を補う仕組みが学生納付特例制度なのです。

これは特例であり免除ではありません。

つまり、20歳になって卒業するまでの2年間特例的に納付を待って貰うだけの制度です。

16540円を2年間24ヶ月なので、16540x24=396960円の支払い義務があるのです。

大学院や休学制度を利用した留学、インターンシップ。留年や浪人に対しても一律に支払い義務が発生します。

学生期間が長い程その追納額は膨らむのです。

あなたは数百万円の奨学金を返しながら、年金の追納が出来る自信自信はありますか?

2-3.社会人になることあなたの両親はいくつ?まじで誰も頼れない

もし返済に行き詰まったら親を頼れば良いと思っていませんか?

冷静になって考えてみてください。

あなたが卒業後社会人となっている頃にはご両親は定年手前です。

60歳で退職して、年金がもらえる65歳まで退職金を切り崩して生活をする両親を頼れますか?

老後に2000万円の貯蓄が必要だ、とか騒がれて久しいですが、今の親世代は自分の生活すらまともに守れるか分からない状況なんです。

あなたの利子付きの数百万円の奨学金の返済をかばう程の余裕なんて皆無です。

2-4.無利子でなければ利子がつく。その利子を把握してますか?

自分自身が借りている奨学金の利率、利子を把握している学生は少ないです。

借りる際に説明は受けていてその時は理解して記憶はしているのですが、時が経てば記憶の彼方といったところでしょう。

改めておさらいです。

下記が日本学生支援機構(JASSO)が公表している奨学金の貸与利率です。

■0.002%~0.07%

あれ?と思いませんでしたか?

そうです、大変低利率なのです。

こんなに低利率ならそこまで大げさに言わなくてもと思いませんでしたか?

実は危険なのはそこです。その思考こそが危険なのです。

利率の高い低いではなく、利子が殆どないことを良いことに返済に真面目に向き合わないマインドが問題なのです。

そのまま社会人になると借金への抵抗感が薄れ、ローン営業にかけられカモにされますよ。

仮にローンを別で組まなかったとしても、マネーリテラシーが低いままで楽に生きていけるほど社会は甘くないです。

2-5.もし払えなかったら自己破産?舐めるな!まじで人生詰むぞ?

自己破産を安易に考えている人も多いです。

「自己破産 メリット デメリット」で検索してみてください。

会社を首にもならない、家族にも職場にもバレない、海外旅行にも問題なく行ける。。。

借金がゼロになるしデメリットがそこまで大きく無いような記事が沢山出てきます。

それらの記事をよく見てください。

ほとんど全てが弁護士事務所のメディアサイトやブログではないでしょうか?

甘い言葉に添えられてご丁寧に問い合わせ先が書かれてませんか?

これもマーケティングです。弁護士事務所にお金が落ちるように集客されてるんです。

骨の髄まで誰かに搾取される前に、奨学金と向き合ってください。

3.奨学金返済で人生が詰んだ悲惨な実例

奨学金返済に関して知識や情報を得たけどいまいち、ピンと来ていない人はいませんか?

そんな人たちの目を覚まさせる為に筆者の周りで特に悲惨だった友人・知り合いの例を3つ紹介します。

実名こそ伏せますが全て実話です。

3-1.返済金額800万円 50歳まで借金生活予定、夜職掛け持ち精神病に

Sさんは容姿端麗で頭の良い女性。

大変優秀で海外大学に4年間在籍していました。

親からの援助を受けたり、自身もバイトをこなしましたが、それでも学費と生活費を補えず800万の奨学金が残ってしまいました。

返済を見込んで就活をせず、したい事を優先し、卒業後は給料としては低い保育系の仕事につきました。

手取り十数万なので当然生活など出来ません。

息詰まったSさんは、少しだけと思い夜の仕事を掛け持つように。。

気がつけばまともな稼ぎ方など考えられずAVへ出演したり、かなり過激なSM系に夜仕事まで足を突っ込んでしまってました。

ストレスで大量のリストカット。

底辺を這う自尊心を保つ為に全身に入れた刺青。

千切るように身体を売り、病になった心では「もう一度頑張ろう」なんて考える事が出来るはずもありません。

借金は減らずギリギリ返済し続けても50歳までこの借金生活を余儀なくされてしまいました。

3-2.返済金額100万円 サラ金着手後、縁もゆかりもない地方工場で返済生活

Kさんは、通信制高校を卒業後短期大学に進学した男性。

奨学金もなんとなく借り、好きな車を買う為になんとなくローンを学生で組んでしまいました。

彼が卒業した頃はちょうど就職氷河期。

就職できないこと、奨学金が返済できないことを社会のせいにして無職で実家に住みついていました。

それでも自動車税や年金の請求、奨学金の返済が求められます。

行き詰まったKさんはサラ金に着手。

借金は雪だるま式に増加。

最初の奨学金は小さかったものの、もはや自分がいくら借金しているかわからない状態に。

返済を余儀なくされたKさんは縁もゆかりもない地方の工場で重労働をしながら稼ぐ事に。。。

生まれ育った場所が大好きだった彼にとってそれは大変苦しい決断だったと言ってました。

3-3.返済金額150万円 就職先の給料が安定せず退職へ、卒業後5年経っても1円も返済不可

W君は東北地方出身の気の優しい男性。

進学を機に東京の大学へ進学。

都内の生活はいかんせんお金がかかるし、私立理系だった事もあり奨学金を借りざるを得なかったのです。

就職活動では福祉系の会社に就職。

また、勤務地が関東外だったため引っ越しが必要でした。

ボーナスが約束されていたのでその代金はリボ払いで工面しました。

しかし、就職後給料は安定せず、約束されていたはずのボーナスも結局一度も貰えませんでした。

結果、リボ払いで借りた50万円ほどの引越し代金を利子を含めて5年かけてやっと返したのです。

その間奨学金は1円も返せず、これからとの事。

しかし、もうその頃には彼は会社を退職してしまっていました…。

4.奨学金に対する知識を身につけてすぐに返済した実例

悲惨な末路をたどった人がいる一方で順調に経過を踏んで、ちゃんと奨学金を返済した例もあります。

このような例を真似て実現できるように努力しましょう。

4-1.返済金額200万円 大手企業に勤めボーナス時にまとめて返済

F君は都内の有名私立大学卒業の社会人。

奨学金は借りる高校生の頃から知識を自身で既に集めていました。

大学4年生時にはどのくらい働いて、どんなペースで返せば良いか見込んだ上で就職活動をしました。

努力の結果、貿易業を営む大企業へ就職ができ平均より高い給料を得ることが出来ました。

月々の返済に加えてボーナスが出た際は一気に返済をする様にルールを決めてなんとたったの2年間で全額返済を終えました。

月収はそこまで高くないものの、ボーナスが高い会社を選びまとめて返す計画がうまく行ったのです。

4-2.返済金額500万円 有利子奨学金から先に返して賢く返済

T君は母子家庭に育ち、進学後の授業料も生活費も奨学金を借りていました。

ひとり暮らしを始めたので当然かなりの額のお金がかかります。

無利子の第一種と有利子の第二種の両方を借り学生生活を送ります。

卒業までに借りた額はおよそ500万円。

返済の為に、毎月の給料が安定して貰いながら営業結果に連動して給料が歩合としてつく会社へ就職しました。

その中で、T君が意識したことは、有利子の第二種の奨学金を優先的に返す事でした。

いくら利率が低いと言ってもこの先何が起こるかわからない。

急に利率を上られたり自分の仕事が急に無くなるかもしれない、など

リスクを踏まえて返済をしました。

まだ彼は返済途中らしいですが、もうあと数年で無利子の奨学金も含めて返済完了予定との事です。

真面目に計画すれば大きな額でも数年で返済可能なのです。

4-3.学費が安い大学に編入学

Bさんは、私立大学に通う女子大生。

親の支援と奨学金を合わせて授業料を払っていました。

元々、国立大学志望だったのですが惜しくも不合格に。

第一志望ではなかったにせよそこそこの私大に進学する事になったのです。

しかし、入学してみると学費の高さに驚愕。

事前いどれだけかかるか調べてはいたものの、返済計画までは高校生の時点で考えれてなかったのです。

その点をしっかり親に相談。

そして地元の国公立大学への3年次編入を目指す事になりました。

入学金等再度かかりますがどれでも私大に通い続けるよりは安くなる計算でした。

何より、一度受験で落ちていたリベンジになるので良い選択だったと思います。

結果見事編入試験に合格でき将来返すべき奨学金をグッと抑える事が出来ました。

この選択も学生の頃だからこそ出来たものでしょう。

5.悲惨な将来にしないため学生時代の今からできる5つの事

ここまで読んでくださった方は、奨学金に関する知識が増え、考え方にも変化がったのではないでしょうか?

奨学金返済と向き合いこれからの人生を歩んでいこうとしていると言えるでしょう。

終盤のここでは、いよいよ奨学金返済にあたって学生時代から出来ることについて触れていきます。

これらを実行して社会人になることであなたの人生はより良いものになるでしょう。

5-1.就活を頑張る 奨学金返済代行の福利厚生がある企業も?!

今から出来る事で1番現実的で確実なことはやはり就職活動を頑張り、良い会社に入って良い給料を得て返済をすると言うことです。

仮に500万円奨学金を借りていて、年収が280万円程しかない企業に行くのは現実的ではないです。

したい仕事が明確にあり、そこで働きたいという強い意志に対して避難するつもりは一切ありません。

しかし、奨学金という形で借金をしている以上あなたは現実的に返済する方法を考え選ばなければなりません。

したいことを選んだ結果別の金融機関から借金を重ねて極貧生活になる可能性も。。

それでもしたい仕事があるなら是非目指してください。

そうでないなら、返済を意識した企業選びをするのが懸命でしょう。

これはあなた自身のためになるのです。

例えば、年収の高い会社に就職する以外に奨学金の返済を代行してくれる福利厚生がある企業などがあります。

”引用”

出典:【Unistyle 企業が奨学金を免除!?背景と注意点、導入企業を解説!

「奨学金返済支援制度」導入企業】より

https://unistyleinc.com/columns/714

このような企業を目指すのも選択肢の1つですよ。

5-2.奨学金をなんのために使うべきか熟考して使う

授業料、生活費以外に奨学金をどのように使うべきか考えたことはありますか?

別に、私は全ての場合で借りたお金だから使うのを渋るべきだとは考えていません。

使うべきところはしっかり使いましょう。

お金を使うための判断基準として将来の自分にどう貢献するか?という軸を忘れないようにしましょう。

・将来、エンジニアとして稼げるようになるためにプログラミングの教材を買う

・卒業後も社会人になってからともに支え会える仲の友人と交友を深めるための食事代

・第一志望企業の面接に行くための新幹線代

などです。

間違っても私の友人のように必要のない車を買ったりはしないでください。

エピソードには入れませんでしたが、奨学金で猫を買ったツワモノがいました。

しかもアメリカンショートヘアーで30万円ほどしたらしいです。

借りたお金をどう今の自分に投資して将来の自分の稼ぎや価値につなげるかよく考えて使ってみましょう!

5-3.月にいくら返して、全額返済までに何年かかるか把握しておく

例えば、あなたが卒業までに300万円奨学金を借りたとしましょう。

そして社会人になって月に3万返すとしましょう

300万円÷3万=100ヶ月(8.3年) かかります。

簡単な計算ですね。

加えて、あなたの約8年間での平均手取り額が18万円だったとしましょう。

家賃:6万

水道光熱費:2万

食費:3万

合計11万円

残り7万

この残った7万円から奨学金3万を引くと4万しか手元に残りません。

あなたはやっていける自身はありますか?

生活が苦しいので奨学金の返済額を1.5万円に下げると

300万円÷1.5万=200ヶ月(16.6年)

こんなに返済時間がかかるのです。

22歳で卒業したら完済するのに月3万なら30歳、1.5万なら38歳です。

借りた奨学金が600万ならもっとかかりますね。。。

これらを把握した上で返済計画を立てましょう。

5-4.振り込まれた奨学金を使う当てがないなら使わないで貯金する

たまに振り込まれた奨学金を使わなければならないと思っている学生がいます。

お金を借りるという行為自体が、高校までほとんどない為、考え方やリテラシーが低く、「奨学金を使い切らないといけない」と考える人が現れているのかと推測します。

「借りたお金を使わずにそのまま返すのではなく働いて返すべき」という想いらしいのですが意味不明です。

使うあてが無いなら貯金しておきましょう。

社会人になってその貯金を返済に充てて全く問題ないです。

モノの貸し借りでも借りたものを返して不自然では無いですよね?

同様に借りたお金に手をつけずそのまま返すのも不自然では無いです。

むしろ、「借りたから使わなきゃ!」などの謎の責任感の方が不自然です。

遊びに注ぎ込んでしまえば、それこそ人生詰んでしまいます。

5-5.わからないなら聞く!日本学生支援機構に相談

厳しい事を沢山言いましたが、なんだかんだ大人は色んな形で力になってくれます。

わからなかったら専門家に聞きましょう。

日本学生機構は奨学金に関して相談の窓口を設けてくれています。

わからないし先の事だから今考えるのを止めるくらいなら大人に相談して一緒に考えるべきです。

むしろ、ここで直接聞いた話はあなたの後輩や将来の子供に役立つ情報になりうるのです。

恥ずかしいとか申し訳ないと思うならしっかりとした返済をする為に相談しましょう!

6.まとめ!奨学金を借りる=リアルウシジマくん状態になる予備軍である認識を忘れずに!

闇金ウシジマ君という漫画をご存知ですか?

闇金業者を営む丑島薫という主人公が債務者の人生に介入し、その人間模様を描いた作品です。

まあ、作中の大体の債務者は悲惨な目に遭います。

3章で紹介した様な話ばかりです。

私は、奨学金という形で借金を背負っている以上誰しもがウシジマ君の作中の様な債務者になるうるものだと考えています。

私の債務者の友人も、ウシジマ君の中の債務者も最初はちょっとした借金や考え方の甘さが原因で人生を狂わせています。

そうならない為にも方向修正を比較的しやすい学生のうちにやはり奨学金返済と向き合うべきなのです。

向き合うのはシンドイです。

でもシンドイからこそ、その先があるのです。

「今逃げずに奨学金返済を意識しよう!」

1人でもそう思ってくれた学生がいたら嬉しいです。