海外駐在が決まるかもしれない
海外赴任前にやることって何?
ビジネスのグローバル化が当たり前になった現代では、海外赴任も色んな業界で働く人に起こる可能性のあることです。
でも、海外赴任に選ばれる人は限られているので、いざ自分の身に起こるとなると「何を準備すればいいのか」わからなくて焦ってしまう人も多いと思います。
この記事では、6割近くの海外駐在員が赴任前に感じている「家族の語学力」と「子供の教育」の不安を減らすための方法を紹介します。
最後まで読めば、家族帯同で海外赴任する時に、引越し準備や事務手続き以外で、「何を優先して準備すればいいか」わかるようになるでしょう!
もくじ
1. 海外赴任している人はどれくらいいる?
(出典:東京産業保険総合支援センター)
上記のグラフは、外務省の調査による海外長期滞在者数(滞在3ヶ月以上で将来的には帰国予定があり、海外の生活は一時的な人)です。
グラフが右肩上がりなことからもわかるように、1990年の37万人から2018年は86万人まで、海外に長期滞在する日本人の数は2倍以上に増加しました。
その内訳は平成30年の場合、以下のようになっていました。
民間企業関係者 | 53%(46万3,700人) |
留学生・研究者・教師 | 21%(18万406人) |
その他(無職など) | 17%(14万8,651人) |
自由業関係者 | 5.6%(4万8,785人) |
政府関係者 | 2.6%(2万2,659人) |
(出典:外務省・平成30年要約版 海外在留邦人人数調査統計)
つまり、一般的に「海外赴任・海外駐在」と呼ばれる人たちは、民間企業と政府関係者を足して55.6%となり、約49万人ほどということがわかります。
2. 海外赴任の不安やストレスは家族帯同だと余計に大きい
(出典:DIME 「海外駐在員のストレス原因TOP3、3位キャリア形成、2位時間外労働、1位は?」)
海外赴任は昇進や昇給で有利になったり、海外で仕事をする経験ができるといったメリットもありますが、特に家族で一緒に行くとなると、自分の不安だけでなく色々な悩みがつきものです。
家族帯同で海外赴任を経験した人の6割近くが赴任前に
- 自分と家族の語学力
- 海外での子供の教育
に不安を感じていたことが分かっています。
他にも、日常生活や配偶者のキャリアといった悩みが挙げられますが、海外赴任手当や会社から住宅などのサポートがある場合には、どちらも滞在先での語学力の影響を受ける可能性がある悩みです。
3. 海外赴任の準備は英語と子供の教育を最優先に
海外赴任の準備というと、住民票や健康保険、引越し準備など限られた時間で事務的な準備に追われてしまいがちです。
でも、そういった手続きをしながらも優先して日本で準備しておきたいことが、「語学力(英語)を上げておくこと」とお子さんがいる場合、「子供の教育をどうするか考えておくこと」の2つです。
自分と家族の英語力をできるだけ伸ばしておく
海外赴任でつらいと感じたり、日本とちがう文化や気候でストレスを抱えてしまうのは、駐在員だけではありません。
特に、駐在妻の方でうつになってしまったり、友達がいない・安全面の不安などから引きこもりになってしまうケースもよくあります。
海外赴任先の言語ができたら生活に役立つ可能性が高いのはもちろんですが、まずは世界共通語の「英語」を身につけておくのが1番です。
オンライン英語スクールの「やさしいエイゴ 」には、海外駐在専用コースがあり、2ヶ月で準備ができるカリキュラムになっているので、家から家事や育児の合間に海外赴任のための準備をするのにおすすめです。
また、家族で一緒に英語力を伸ばすには、最大6人まで子供からおじいちゃん・おばあちゃんまで、家族で使えるオンライン英会話スクールの「クラウティ」がおすすめです。
海外赴任が決まると配偶者のキャリアについて不安を感じる人も多いので、他の駐在妻の方は「どのように夫の海外赴任をチャンスにしてきたのか」知れる本を読んでおくのもいいでしょう。
海外在住の子供の学習環境を考えておく
海外赴任で、どのくらいの期間海外に滞在するのかにもよりますが、お子さんの教育をどうするかは大きな問題です。
「現地校・日本人学校・インターナショナルスクール」など、選択肢は色々ありますが、帰国後を見据えて準備しておく必要があります。
そこで、海外在住でも日本と同じレベルで、帰国後の受験対策もできる「オンライン家庭教師」を検討してみることをおすすめします。
海外にいると日本の教育情報が十分入ってこなかったり、場所によっては塾を探すのがむずかしい可能性が高いです。
オンライン家庭教師なら、帰国子女向けのコースも充実しており、現地校に通った場合も日本語の補習授業として受けているお子さんもいるので色んなニーズに対応してもらえて安心です◎
学生はクレジットカードの審査は甘い?落ちる原因5つと対策を解説4. 海外赴任の準備リスト
海外赴任といっても、アメリカなのか中国なのか、またベトナムやシンガポールなど、赴任先によって準備するものリストも変わります。
家族構成など、準備するもののリストは人によって異なるので、最初の知識をつけるために、海外赴任の準備を始めるときに読んでおきたい本があります。
毎年刊行される海外赴任のバイブルがある!
創刊から30年以上経っているのに、毎年刊行される海外赴任に欠かせない本です。
赴任の準備について、引越し・住宅・医療健康など知りたい項目が全て網羅されていて、海外赴任経験者の体験談も乗っているので、参考になる1冊です。
海外赴任準備リストのサンプル
あくまで準備リストの一例ですが、海外赴任の準備はざっとあげただけでも、これくらいの準備は必要になります。
- パスポートとビザの取得
- 引越し業者選び
- 日本の住宅や車をどうするか
- 日本の銀行や通信サービスをどうするか
- 健康診断と予防接種
- トラベルカルテ作成
- 赴任先での子供の学校選び
- 赴任先での住まい探し
全て自分や家族だけでやる必要はなく、会社や所属している組織のサポートも受けられると思います。
海外赴任に必要な事務的な手続きはできるだけ頼れる人や使えるサービスを使って、家族の負担を小さくすることが大切です◎
5. 海外赴任の準備は早めにスタートして現地生活もスムーズに
海外赴任の通知や可能性があると分かってから、準備期間にしないといけないことはたくさんあります。
会社のサポートもあると思いますが、特に事務手続きに追われて、海外赴任前に不安を感じながらも十分に準備ができないのが「語学力をできるだけ上げること」と「子供の学習環境」について考えて行動を起こすことです。
現地での生活が始まってから、不便に感じたりストレスにつながってしまうので、今、日本でやらないといけない事務手続きと並行して、
- 場所や時間を問わないオンラインの英会話スクールで少しでも英語力を伸ばしておいたり
- 帰国子女の受験対策について考えてオンライン家庭教師の無料体験を受けてみる
など具体的な行動を起こしておくと、自分だけでなく家族もスムーズに現地での生活を始めることができるでしょう!
海外駐在で配偶者が仕事を休職したり退職しないといけない場合は、プログラミングを身につけておくとリモートでも仕事のチャンスがあるのでおすすめ◎
海外でも、エンジニアのスキルがあると語学力をカバーして仕事を見つけやすく、日本に帰国後も生かせるスキルになります。
【裏技】高校生でも作れるクレジットカード!海外や留学で使える!【プロモーション】