「留学で就活が遅れたらどうしよう?」
そんな不安はこの記事を読んで解消しましょう。
実は、留学は計画を立てれば、就活が遅れても焦る必要はありません。
なぜなら、留学は多くを学ぶ機会であり、就活の準備にもなるからです。
とはいえ、留学先でぼんやりと生活していれば就活が遅れる原因になります。「就活で活かせるアピールポイントはないか」と、1から就活準備をしなければならなくなるからです。
しっかりと留学前に計画を立てて目的意識を持てば、就活をはじめるのが遅れても焦る必要がありません。
今回は、「就活が遅れる不安」につながらないように就活を支える『計画』についてご紹介します。
もくじ
就活が遅れる不安は計画を立てて解消しよう
就活が遅れる不安は、留学も就活と考えて計画して解消しましょう。
留学を就活の1つと考えて計画すれば、留学後に慌てて大学の就職相談室などに駆け込む必要がなくなります。
例えば、イギリスに留学したいと漠然と考えた場合は、イギリスに留学したい意味や目的をはっきりさせるのがおすすめです。
留学へ行く意味や目的が具体的であれば、留学中の経験をそのまま就活に活かしていけます。
では、留学の時間を無駄にしない就活に活かせる『留学計画』を詳しくみてみましょう。
就活の遅れをサポートする留学計画
留学計画とは、文字通り留学のための計画です。
留学計画を立てれば、
- 留学準備ができる
- 学びが活きる仕事は何か
と就活を意識した考えが自然に浮かんでくるようになります。
留学計画に必要な考え
そもそも、留学をしようと思ったら、
・留学の目的は何か
・どの国、どの大学で何を学ぶのか
・どれだけの語学力が必要なのか
・留学中の単位認定はどうなるか
・どのくらいの期間の留学となるのか
・留学にかかる費用はどのくらいかかるのか
といった内容は事前に調べる必要がありますよね。
特に、留学の目的は、具体的に
・留学して、英文学を思う存分読みたい
・日本で手に取れない作品から刺激を受けられるかもしれない
・留学して、観光地を実際に歩いてみたい
・日本の観光地との違いは何か、歴史や土産物をリサーチするきっかけになるかもしれない
と考えていけば、自分の興味や興味から生まれた疑問を知るきっかけになります。
自分を知る、自己分析はそのまま就活にも活かせるので、留学計画も就活の1つと自然と思えるようになります。
留学計画を就活に活かせる自己分析
留学する目的や学びがそのまま就活に活かせると考えれば、就活を始める時期にはスムーズに自己分析ができます。
たとえば、
Q.私は何に興味がある?
A.英文学
Q.なぜ、興味がある?
A.日本作品では感じられないストレートな描き方がされているから。
Q.卒業後は何をしたい?
A.国立図書館で働いて、英文学の素晴らしさを司書の立場で来館する人に伝えたい
のような感じです。
自己分析が早ければ、人よりも早く就活に必要な情報を集めるのにも役立っていきますよ。
留学計画は夏休み前までに考える
あなたが大学1年生であれば、夏休み前までに考えておくのもおすすめです。
夏休み前なら司書などの資格取得が必要な場合の計画も、留学計画と並行して考えていけるからです。
もちろん、資格取得に関しては大学によって取得に必要な授業が始まる時期は異なります。
なので、大学内の公式サイトから資格に必要な情報を調べるのもおすすめです。
留学計画が整理できない時は質問や相談をする
留学に必要な情報を調べてもわからない場合は、質問や相談をしてみるのもおすすめです。
質問すれば、大学内の職員や所属学部の先生に顔を覚えてもらえる
→聞きたい事柄が的確に質問できれば、就活で必要なコミュニケーション能力を高められる
→聞きたい事柄を把握していれば、留学相談室や教職相談室など誰やどこに質問すればいいかがわかる
と、留学計画を立てながら、就活で必要な手段やスキルを身につけるのにも役立ちます。
ここまでのおさらい
就活が遅れる不安を感じたら、
- 留学計画を簡単に立てる
- 質問や相談をする
1つずつ不安を解消しながら、就活に役立つスキルを身につける
とはいえ、留学計画を書いてみようと「留学したい!!」と書いたものの先の言葉が続かない人もいるかもしれません。
以下では、私のイギリス留学体験から「こんなことも留学の目的にしたよ」というエピソードを紹介します。
留学計画が就活が遅れる不安を解消!?【私の体験談】
私自身、イギリスへ留学した際は、
「イギリス人がまずいというフィッシュ&チップスは本当にまずいのか知りたい」
「そもそも、なぜフィッシュ&チップスはまずいと言われているのか気になる」
という食に対する興味もありました。
やはり、留学は長期の生活になるので、美味しいものが食べたい、と単純に考えたからでした。
しかし、私が安易に考えた食への探求は実は就活を加速させる力となったのです。
食に対する留学計画が就活に結びついた
まず、イギリス人は約6千万人います。
なので、全ての人にインタビューして「美味しいかまずいか」を質問しないとそもそも本当にフィッシュ&チップスがまずいのかはわかりません。
とはいえ、約6千万人1人1人に質問するのは時間がかかる、どうすればいいかと考え、思いつきました。
「そうか、統計学を学べばいい」
そうすれば、約6千万人という目が回るような数の人にインタビューする必要はなくなるなと。
また、
「イギリス人が美味しいやまずいと感じる基準は何か」
「フィッシュ&チップスで調理される魚(タラ)の種類は何か」
と、道行く人や学内のコックやお店の人に質問して回った経験は就活時期に必要な情報を得る際に役立ちました。
なぜなら、必要な情報を入手できるかできないかで自分が働きたい仕事先に近づけるか否かが大きく変わるからです。
留学で就活が遅れる不安は計画でカバー
私は現在、地域密着型のイベント業務をしていますが得ていた情報が違えば、音楽系のイベント会社に勤めていたかもしれませんし、スポーツイベントを主催する会社の勤務だったかもしれません。
しかし、夢中になって興味を探求したおかげで就活が遅れる不安以上に、「問題を解決するために必要な学びは何か?解決のためにできる行動はしてみよう!」と考えたり、行動したりする力がついたように感じます。
留学のせいで就活が遅れたらどうしようと感じる方は、まずは留学に必要な計画を立ててみるといいですね。
まとめ:留学で就活が遅れる不安は計画で解消しよう
留学のせいで就活が遅れる不安は、「留学計画」を立てれば解消できました。
留学計画を立てれば、留学へ行く目的が明確になるので、自ずと就活にも活きるポイントにもなるからでした。
留学の目的は、自分の興味につながる内容をより具体的に考え、計画していけばOKです。必然と就活をスタートするきっかけ作りに役立っていくものになります。
たとえば、下記のような感じです。
例①
留学目的:「昔、お母さんが読んでくれた絵本のピーターラビットの世界を見にイギリスへ行きたい」
→実際に見たピーターラビットの世界を文字で描写できるような作家になりたい
例②
留学目的:「カリフォルニアのディズニーランドに行ってみたい」
→カリフォルニアのディズニーランドのカストーディアルになりたい
例③
留学目的:「カナダ料理は美味しいと評判だから色んなお店に足を運んでみたい」
→カナダの美味しい料理を、ライターとしてカナダ料理を紹介したい
目的を難しく考えずに、留学先で学びたいなと興味がある事をまずは箇条書きで書いてみましょう。大事なのは、何か目的や計画を持って留学をするということかなと思います。
最後に動画を1つ紹介します。
フランス留学を経験した女子学生さんの内定体験談が紹介されています。留学国はフランスなのですが、授業は英語で受けていたという方の体験なので、留学国の選択肢も広がるきっかけになりますね。