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留学経験は面接でアピールポイントになる?→実は仕事に活かせることばかりです。

「留学経験は面接でアピールポイントになるのかわからない・・・」

「英語関係以外の仕事の面接でもアピールポイントになるのかな・・・」

こんな疑問に答えていきます。

 

実は、留学経験は仕事に活かせるようなアピールポイントだらけなんです。

 

ただし、語学力アップだけを目的にした留学は強みにならないかもしれません。なぜなら、ただ英語が上達しました!という人は日本に数多くいます。

 

そうではなく、経験や思考、行動が強みになります

語学留学で何を学んだのか?

どんな困難が起き、どう解決したのか?

という経験が大事です。

 

その経験はどう仕事に活きるのか、私の意見をお話していきたいと思います。

留学経験は仕事に活かせるポイントだらけ

留学経験は、仕事に活かせるポイントだらけです。

実は、求人サイトでみかける「企業が求めるスキルや人材」という項目はなんと留学経験から得られるスキルと共通していると考えられます。

ポイント①:留学経験と仕事に必要なスキルは同じ?

留学経験から得られる上位3つのスキルは下記のとおり。

  • 語学力(=専門性)
  • コミュニケーション能力
  • チャレンジ精神(=積極性=主体性)

参考:https://www.tobitate.mext.go.jp/about/merit/

なんとなく、留学をイメージしても得られそうなスキルだなと感じられますよね。

 

「企業が求めるスキルや人材」であげられる上位3つのスキルは下記のとおり、

  • コミュニケーション能力
  • 主体性
  • チャレンジ精神

参考:https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/110.pdf

 

すると、コミュニケーション能力もチャレンジ精神を元に自分から動く主体性も、実は仕事にも必要なスキルであることがわかります。

 

とはいえ、上位3つのスキルには、
留学経験が活かせる肝心の「語学力」が入っていないじゃないかと思いますよね。

 

実は「語学力」は実際に仕事をしてみて、初めて気づく視点でもあるのです。

「あっ、これは英語を勉強していてよかった」と、納得のいくポイントになるはずですよ。

ポイント②:語学力が仕事に活きる「結論」からの話し方

英語でも仕事でも相手に正確に話を伝えるには「結論から話す」のがポイントです。

留学先では、スピーチやプレゼンテーションの機会が与えられ、コツやテクニックを授業内で指導される場面が多々あります。

私自身はスピーチやプレゼンテーションが大好きでしたので、「結論から話す」というコツを覚えたのちはユーモアを交えて、よくクラスメートを笑わせていました。

 

さて、そもそも英語は、

  • 私は
  • 何をした、どんな状態だ
  • 理由は、なぜかというと

という順で、自分の事を話したり相手の事、日常的な問題を考えたりできる言語です。

 

例文で考えてみると、

私は:I(=私は)

何を: want to study abroad.(=留学したい

理由:Because I  learn English.(=理由は、英語を学びたいから

といった言葉の順序になります。

 

英語の順序が活かせる「報連相」

英語で話の構成を考える際、重要となるのは言葉の順序です。

そして、英語で重要な話の順序は仕事の基本「報連相」にも役立つスキルなのです。

 

仕事に役立つ「報連相」に語学力を活かせれば、上司や先輩に仕事での悩みや問題、知らせなければならない内容を端的に伝えられます。

 

ちなみに報連相とは仕事をする上での基本で、

  • 報告
  • 連絡
  • 相談

の3つの言葉の頭をとって、お仕事初心者にビジネスのいろはが分かるように示した言葉です。

 

仕事では報告や連絡、相談をする際、

例)相談の場合

私は:先輩に相談があります

何を:月末の会議について
理由:心配な点があるからです。

と聞ければ、困っている状態や状況を簡潔に相談できますよね。

 

簡潔に仕事内容や相談事項が伝えられるのも、仕事には必要なスキルです。

企業が求める上位3つのスキルには語学力はありませんが、スマートにコミュニケーションを取るために語学力がひそかに役立つこともあるのです。

留学経験が活かせる仕事の基本「報連相」

私自身の留学経験からも留学経験者は、仕事で必要となる「報連相」の基本があると感じます。

留学先では、やばい、どうしよう、もうダメ~という事態は日常茶飯事です。

例えば、

  • ホームステイ先の家の門限を破ったので家に入れなくなってしまった
  • タクシーでうたた寝をしていたら、全く知らない場所で降ろされるハメになった

というピンチの事態です。

 

とはいえ、留学経験者にとってはピンチが日常であり、チャンスでもあります。

 

留学経験者は、ピンチをきっかけに英語を話す機会にも変えていけるチャレンジ精神があるので、

  • 周りの人にすぐに相談ができる⇒(相談)
  • 相談をした相手には、報告ができる⇒(報告、連絡)

スキルを自ら育てているともいえます。

 

では、仕事で活かせる2つのポイントが分かったところで、具体的に留学が活かせる女子大生に人気の仕事をみていきましょう。

仕事と合わせて、力を入れたい勉強方法や必要な資格の情報もチェックできますよ。

留学経験が活かせる仕事

翻訳家:外国語学部・文学部など

TOEICスコア:900~990点
英語を活かした仕事といえば、翻訳家はすぐにイメージに上がりますよね。
翻訳家を目指す場合は英語のスキルだけでなく、翻訳後の日本語の美しさにも意識が向くようにしましょう。

海外文学だけでなく、日本文学も丁寧に読み込むのがポイントです。

全国通訳案内士:外国語学部・文学部など

TOEICスコア:800~900点
TOEICスコアだけでなく、全国通訳案内士を取得するためには年に1回の試験に合格する必要があります。

試験はペーパーテストだけでなく、実際に観光地を案内している様子を再現するロールプレー方式もあり、入念な対策が必要となる仕事です。

キャビンアテンダント:外国語学部など

TOEICスコア:700~900点
女性だけでなく、男性にも人気が高い仕事といえば、キャビンアテンダントですよね。コリアンエアラインの男性キャビンアテンダントは、背が高くハンサムと日本女性を虜にしています。

外資系の航空会社を目指すなら、TOEIC800点~900点の高得点を狙いましょう。

ホテルスタッフ:外国語学部など

TOEICスコア:700~795点
ホテルスタッフは学生のアルバイトとしても人気が高い仕事ですよね。
ホテルではTOEICでの英語知識だけでなく、ホテル周辺の観光も案内できるよう「観光英語」を覚え、「観光英語検定」にも挑戦してみましょう。

ツアーコンダクター:外国語学部、社会学部など

TOEICスコア:500~595点
ツアーコンダクターを目指す場合は、TOEICの勉強に合わせて「総合旅程管理主任者」の資格も視野に入れましょう。間違っても、「国内旅程管理主任者」のみの取得ですと、国外への業務はないので注意しましょう。

外資系金融:商学部など

TOEICスコア:600~695点
就活を目指す女性に人気の仕事といえば、外資系金融は外せませんよね。
TOEICスコアは、600~695点と示しましたが、人気の職種のため点数が高いに越したことはありません。

スピーキング、リスニング力、ビジネス文章が相手に正確に伝わるよう、「丁寧な英語」を意識して学習に取り組みましょう。

バイヤー:経営学部、商学部など

TOEICスコア:750~800点
海外で商品を見つけるために、必要となるのが語学力です。
英語だけでなく、中国や韓国、といった他の国の言語スキルも磨くのも留学経験を活かすポイントです。

海外営業:経営学部など

TOEICスコア:700~795点
海外での営業の場合、留学経験での「コミュニケーション力」が活きてきます。
留学後は、スピーキング学習を継続し、合わせて仕事に活きるプレゼンテーション力も鍛えるのがおすすめです。

小・中・高校教員:教育学部など

TOEICスコア:500~800点
2020年には、小学校3年生からの英語学習が義務化されるため小学校教員においても英語力は求められています。

また、教員でなくても小学校の英語を教えられる「小学校英語指導者」という仕事も増え始めています。

英語に特化したい方は教員免許と合わせて取得を検討してみましょう。

仕事に活かせるスキルはピンチが生んだ?!【私の体験談】

私は、留学4日目にホームステイ先の家の場所が分からなくなり、迷子になりました

前日に、ホームステイ先のパパとママが道を説明してくれたにもかかわらず、迷子の達人の私は案の定、異国の地でも迷子になりました。(国内でも、うっかりすると迷子ちゃんです)

 

右を見ても、左を見ても、日本人は1人もいません。

 

迷子の子猫ちゃんのように泣いてもいられないとピンチで青ざめた私は、とにかく、

 

「Excuse me?(=すみません)、I got lost(=道に迷いました)。」
「Do you know ○○’s house?(=知っていますか?○○さんの家)」

と、道行く人、全員に尋ねて歩いていました。

 

 

I don’t know.(=私は知らないよ)」

の言葉を聞き飽きてきた、2時間後。
私は、運よくホームステイ先の家を見つけることができたのです。

 

家族に着いた私はさっそく、迷子になった話をホストファミリーに聞かせていました。

 

家族が「まさかー!!」と大笑いしたり涙を流したりした夜となったので今も忘れられない思い出です。

 

また翌日は、前日の不安もなんのその!!と気分よく歩いていたのですが、

「Did you find your host family’s house?(家は見つかった?)」

と、私が前日に道を尋ねていた人が心配をして声をかけてくれるという異国の人の親切心に涙が出そうになる経験もしました。

 

「Yes!! fortunately(はい、幸運にも)」

「I were lucky girl(私はラッキーだった)」

と喜びのあまり返事をした記憶も忘れられませんが、迷子の経験を振り返ると、相談・報告・連絡は留学経験から自然に育まれたように感じます。

 

また、迷子の経験からピンチになると、人は強いとも感じます。
普段だったら、聞けないことでもピンチの場面では物怖じせずに聞けるな~と経験したからです。

迷子の経験をふまえ、現在の仕事の様子を考えると、

  • ピンチを察知する勘が鋭くなっている
  • 仕事中にピンチと感じたら、自然と上司や先輩に相談している
  • 問題解決後は、報告をすばやくして上司や先輩に怒られないようピンチを回避している

ように、ピンチが軸となり、仕事の基本「報連相」を守ろうとしているなとも感じます。

まとめ:留学経験を面接でのアピールポイントにしよう

留学経験は仕事で活かせることだらけですので、面接でのアピールポイントにしましょう

企業が求める力も、実際に働いてみて使える「報連相」テクニックも、留学経験者だからこそ仕事に活きるスキルとなっていきます。

留学経験が仕事に直接的に活かせるのか、間接的に活かせるのかは、どのような仕事に就くかを考える決断力にかかっています。

決断ができなければ、仕事に活かす迷宮に彷徨い、悲惨な就職活動が到来するかもしれません。

悲惨を招かないためにもまずは、2つの視点(直接・間接)を大切に、興味のある仕事から探してみるといいですね。

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