「留学をすると就職に有利なのかな?」
「どのように就活でアピールすれば有利になるかな?」
こんな疑問に答えていきます。
留学の就職を有利にさせる秘訣は「留学で培う体験力」です。
ただ留学をして、留学先で街中を歩いたり、食べ物を食べたりという普通の体験ではありません。意識的に、留学での毎日を「体験していく」のが就職を有利になると考えています。
留学で培う「体験力」を生かせば、就職での面接活動だけでなく、就職活動中に体験するグループワークやインターンシップでも自分をアピールする力になっていきます。
留学経験を就職に有利にしたいあなたは、今回紹介する「留学で培う体験力」をチェックしてみましょう。
もくじ
留学経験が就職を有利にするのは体験力
留学での経験を就職で有利にしたいなら、留学先で培う「体験力」を大事にしましょう。
「体験力」があれば、就職活動での面接やグループワーク、インターンシップに生かしていけます。
例えば、
就職活動で自分をアピールする面接の場では練習とは違う質問を企業側からされる場合があります。
用意していない質問に答えるのは考えるために時間もかかりますし、そもそも答えが見つからないかもしれません。
しかし、留学先で体験力を培っていれば、
「勉強不足で申し訳ありません。今の質問内容に対して、学生の私が経験できる、または考えるために必要な学びがあればアドバイスをいただきたいです。」
と、素直にそして積極的にアドバイスを求める態度を示す力になります。
では、具体的に留学先で培う体験力とはどのようなものなのでしょうか。
留学先で培う体験力は2つ
就職で生かせる留学で培える体験力は、主に2つです。
- アイディア力
- 行動力
2つの体験力に意識を向ければ、留学の体験が就職活動を支える鍵になります。
では、アイディア力や行動力はどのような点で就職に有利なのでしょうか。
就職に有利なアイディア力
留学先では、アイディア力が大事になります。
日本と留学国との違いや同じ点に気づいたり発見したりするにアイディアをキャッチしようと意識する必要があります。
なので、留学先で自分が何に驚くのか、関心を向けるのかという自分の意識に敏感になるのも留学での経験を就職に有利にするポイントです。
就職に有利な行動力
留学先では、行動も大事になります。
街中を歩いて人と出会って話したり、雑貨を眺めてデザインに触れたりするには行動している必要があります。
なので、留学先でどのような体験を手に入れたいのかと考えて行動するのも留学での経験を就職に有利にするポイントになってきます。
就職に有利な体験力の「アイディア力」と「行動力」のポイントをおさえたら、次は具体的な方法をチェックしていきますよ。
留学先での体験は記録しよう
留学先での体験は、カテゴリー別に記録しておきましょう。
カテゴリー別に記録しておけば、留学中や留学後から就職活動に生きるノート整理ができますよ。
留学中に記録したい主なカテゴリを挙げてみました。
- 留学中に感動した場所や物
- 留学中の悩みと解決策
- 留学中に意識したい言葉
留学中に感動した場所や物
留学中は、初めて歩く場所ばかりです。
- どの建物も石造りだからか、景観が統一されているな
- 夕方の17:00頃には閉まる店が多いな
といった発見は留学ならではの体験です。
なので、目にした景色や街の様子を記録したり、人の様子を観察したりととにかく興味を引かれるものは何でも記録してみましょう。
留学中の感動体験が、
- どういった企業を受けたいのか
- 受けたい企業が求める人材やスキルは何か
といった就職先を考えるきっかけになっていきます。
留学中の悩みと解決策
留学中は、初めての海外生活ですから悩みや不安は付き物です。
- 食事が合わなくて、美味しいケーキばかり食べていたらお腹が壊れてしまいそう……。
- 寮のトイレを使ってみたけど、日本のようにすぐに水がたまらないから授業に遅れちゃうな……。
といった悩みは、留学してみなければ感じられないのです。
なので、悩みは具体的に記録をしましょう。
そして、悩みは悩んだままにせず、解決のための行動を行い、忘れずに記録しましょう。
留学中の悩みや不安を解決した体験が、
- 面接での質問の意図を分析する力になる
- グループワークで与えられた課題解決の糸口になる
という就職でアピールしたい自分のスキルを磨くきっかけになります。
留学中に意識したい言葉
留学中は、毎日が学びの場です。
- 道行く人に「Excuse me!!(すみません)」と声をかけたら、立ち止まってもらえた
- パン屋のおじさんに「Please this one!!(これ1つください)」と言ってみたけれど、通じなかった
といった日常の会話は勉強に生かす材料になります。
なので、会話を元に今日話した英語はどうして伝わったのか、伝わらなかったのかを記録していきましょう。
留学中の意識したい言葉を記録した体験が、
- 自分が伝えたい思いは何か
- 面接者に伝わる表現をしているか
といった就職で大事なコミュニケーション力を鍛えるきっかけになります。
3つの記録したいカテゴリーは、興味や関心に合わせた自分オリジナルにカスタマイズするのもおすすめです。
自分しか気づけない視点を加えれば、就職活動をスムーズにスタートさせるきっかけにもなりますね。
就職を有利にしたグループワークでの経験【私の体験談】
私の就職活動を有利に進められたと感じたのは、ある企業で行われたグループワークがきっかけでした。
グループワークは、その名の通りグループでの活動です。
なので、グループで協調性を持って作業をこなすには留学で培った
コミュニケーション力やアイディア力、そして行動力は心強いものでした。
- 初めて出会う人同士だからこそ、最初の自己紹介では互いの緊張がほぐれるような仕掛けをしよう
- 課題に悩んで息詰まったら説明会で配られた資料の中にヒントがあるかもしれないと探す行動に移せた
- 担当の方にヒントを聞くためにはどう声をかけたらいいだろうか
と考えられる自分がいたからです。
自分の考えが整理できたのも、留学中の何気ないメモがきっかけでした。
留学中のメモの記録と整理する習慣が緊張する就職活動の場面でも、落ち着いて今ある課題の解決やアイディアを引き出す糸口になったと感じます。
まとめ:留学では培う体験を大切にしよう
留学の就職を有利にさせる秘訣は「留学で培う体験力」です。
留学では積極的、そして意識的に体験を積んでいけば、体験が就職を有利にする力になります。
ただし、なんとなくの意識で留学生活を過ごせば、留学の体験が就職に有利になることはありません。
内定が決まらず、涙する毎日を過ごすかもしれません。
留学を就職に有利にしたいと考える学生さんは、日頃から気づきや思考をメモする習慣を付けましょう。
毎日、メモする習慣が付いていれば、留学をしてから日本と留学先での景色や食べ物、サービスの共通点や相違点を気づくきっかけになります。
きっかけを多く培い、留学での体験が就職で有利になるように行動していけたらいいですね。
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