授業がつまらなくて大学を辞めたい…。
講義が将来のためになっているのか分からない…。
仲の良い友だちができず楽しくない…。
あなたは今このように思っているのではないでしょうか。
高校生活は、授業や部活で忙しかったものの、友達と過ごした時間はキラキラしていましたよね。
くだらないことで笑ったり、一生懸命勉強をしたり。
しかし大学に入ってみると、仲の良い友達はできないし、授業はつまらない。
一体何のために大学に通っているんだと思ってしまう時もあるでしょう。
就職ジャーナルが大学1年生を対象に行った調査によると、大学生活が自分の持っていたイメージと違ったという人は51.4%に上りました。
つまり、大学生活に「つまらない」と違和感を覚えているあなたは、決して珍しくはなく、落ち込んだり不安に思ったりする必要はないということです。
実際に、筆者も大学の理想と現実のギャップに苦しみました。
授業の内容は興味のないことばかりだし、周りの人は授業中に寝るかゲームかの2択です。
そんな大学生活に嫌気がさし、私はとある方法で大学生活を劇的に変えることができました。
この記事では、つまらない大学生活を楽しいものに変えた筆者が、つまらない日常を抜け出し、大学生活を最高に楽しいものにするエッセンスをまとめました。
この記事を読めば、ただ時間が過ぎていくだけの大学生活が、楽しくて待ちわびるものに変わるでしょう。
小さな一歩を踏み出せば、あなたの状況や心境は大きく変わります。
ダグチ
僕も大学時代はつまらないなと思っていたな。
友達は多かったけど、興味のない授業は本当に辛かったよ。
僕も最初はすごく苦しみましたが、1年生の終わりには大学生活が最高に楽しく変わってました。
どのようなマインドの変化で大学生活が劇的に変わったのかを紹介します。
大野
もくじ
1.まずはつまらない原因を探す
「大学生活がつまらない…。」と思っているだけでは状況は全く変わりません。
「つまらない」状況を変えるには、つまらない原因を特定する必要があります。
まずは、普段の生活を振り返り、何が自分にとって一番つまらない原因なのか考えて見ましょう。
つまらない原因は、人によって異なりますが、おそらく以下の5つに含まれるのではないでしょうか。
【原因1】主体的に行動していない
主体的に行動していないと楽しさは得られません。
大学生活は自由になるため、何かを強制させられるという機会はほとんどありません。
ということは、自分から率先して動かなければ何も出来事が起こらない状況に陥ってしまいます。
例えば文化祭を例にとっても、高校生までは役割が分担されたので、ある程度仕事がありました。
しかし、大学の文化祭では自分でやると手を挙げないと何も仕事はありません。
わざわざ自分から仕事をするなんてくだらないと思うかも知れませんが、何もせずに見ているだけの文化祭は楽しくないですよね。
【原因2】出会いが少ない
出会いが少ないと楽しくないですよね。
仲の良い友だちが見つからないし、一人で行動していると寂しいですよね。
「恋人なんか一向にできる気配がない…。」
そんな状況では、一人で行動し続ける未来が想像できてしまうのでワクワクする事が少ないのです。
【原因3】将来に漠然とした不安がある
将来に漠然とした不安があると、目の前の状況に集中できなくなってしまいます。
漠然とした不安を取り除くには、まず不安の正体を明確にすることです。
何が不安なのかを把握できていないと、今何をしたら良いか分からないからです。
不安を払拭するために何をするべきかを考えることこそが、不安を取り除く最大の方法です。
何をしたら良いか分からない場合は、学校の先生や先輩に相談してみましょう。
一人の意見では偏っている場合もあるので、複数の人に相談するのがポイントです。
【原因4】友達が少ないから(ぼっち)
大学生活がつまらないのは、学内に友達が少ないからではありませんか。
一人で過ごす学校生活は楽しくないですよね。
高校時代は、友達としょうもないことで爆笑したり、学校帰りにラーメン屋に寄ったりと、かけがえのない思い出も多いでしょう。
大学も同様で、友達がいない場合は一人でただ通い、授業を受けるだけなので楽しいと思えなくてもしょうがないのです。
【原因5】授業が楽しくない・興味がない
授業に興味がなくてつまらないと感じている人は多いでしょう。
そもそも入りたい学部ではなかったり、入学前に想像していた内容と授業が違っているかも知れません。
ですが、転部や再受験は時間やお金のことを考えても賢い決断とは言えないでしょう。
とは言え、大学生活の時間の半分以上は授業があります。
つまり、その授業の内容に関心がなかったら授業の時間は苦痛や退屈なものとなるでしょう。
興味のない講義は、いかに出席せずに単位を取るかや、内職をして自分の好きなことや課題を進めるかを考えましょう。
浮いた時間で、自分の本当に関心のある講義に忍び込んだり、好きなことを進められます。
そうすれば、退屈だった時間は楽しく有意義な時間に変わるのではないでしょうか。
僕は自分の興味のない授業は、出席せずにライティングをしたり、興味のある本を読む時間に充てています。
大野
2.今ある状況を劇的に楽しく変える方法
今ある状況を劇的に楽しく変える方法をご紹介します。
簡潔に言えば、自分で意志を持って動くことが大切です。
自分が動かない状態では、いつまで経っても状況は変わりません。
2-1.新しいことに挑戦する
自分のやってみたいことがある場合は、とことんまで追求すれば良いと思います。
しかし、中には「やりたいことが思い浮かばない…」「何を始めたらいいか分からない…」
という人もいるでしょう。
そんな人のために、一度の経験で大学生活が大きく変わる7つの経験をピックアップしました。
過去に同じように悩んだ先輩も、これらの経験を通して大学生活を楽しむイケてる先輩に変わっていきました。
【新しいこと1】インターン
最近では、1日限定の短期から、数ヶ月間に渡り報酬をもらいながら働ける長期インターンまで多くの種類があります。
インターンに参加することで、実際に会社の中でどういった職種があるのか、自分にはどんな職業が向いているのかを知ることができます。
また、インターン中は社員がメンターとして学校生活や就活についてアドバイスをくれることも多いです。
お金をもらいながら自分の成長を追うことができたら、アルバイトよりも有意義な日々を過ごせるのではないでしょうか。
【新しいこと2】リゾートバイト
リゾートバイトには、多くの出会いがある点と、全国の好きな観光地に滞在できるという2つのメリットがあります。
リゾートバイトには、全国から多くの人が集まります。
そのため、色んな経験の人と触れ合うことができます。
新しい価値観を知ることができたり、人生にロールモデルを見つけることができるかも知れません。
数日~1週間というような短い日程で参加できるリゾートバイトもあるので、旅行間隔で飛び込んで見てはどうでしょうか。
【新しいこと3】恋愛
恋愛をしているか、していないかによって毎日の過ごし方が大きく変わります。
大切な人のために頑張ろうと思えたり、カッコいいところを見せようと努力ができます。
恋愛をすることでダラダラと家でNetflixを見て過ごしていた休日は、華やかなデートに変わるでしょう。
そんな毎日は「つまらない」とはかけ離れたものではないでしょうか。
とは言うものの、「出会いがない…。」という人もいるかと思います。
出会いは待つものではなく、自分で作るものです。
最近ではマッチングアプリを利用する大学生も多く、マッチングアプリ経由で付き合うことも珍しくありません。
恋人を作るのであれば、同じ目的を持ち同年代も多い「タップル」がおすすめですよ。
大野
【新しいこと4】投資
お金の心配から将来の不安が消えず、楽しいことを考えられないという人もいるでしょう。
そんな人には「投資」がおすすめです。
自分で資産を作る力を身につけることができたら、お金に対する不安は消えますよ。
例えば、もし仮に手取りが15万円でも、株式による資産が3000万円あれば不安は少ないですよね。
最近では、Tポイントで株が変えたりと、大学生でも少額で始められるサービスも増えています。
また、自分で実際にお金がかかると、損をしないためにたくさん勉強をするので、就活にも有利になります。
時間のある大学生のうちにバイト以外の方法でお金を増やす経験をしてみるのは、良い経験になるでしょう。
【新しいこと5】資格の勉強
資格の勉強をするのも、夢中に慣れるので効果的です。
大学に入学し目標を失ったことで、つまらないと感じているケースが多いからです。
大学受験までは受験に向けて、必死に勉強しますが、大学入学後にはその目標が一旦なくなります。
思い浮かべて見てください。
「何を目指したら良いか分からない」という状況が、なんとなくダラダラとした気持ちを生んでいませんか。
資格試験など新たに目標を立てることで、頑張ろうという気持ちが生まれます。
「とりあえず資格を取る」ということはあまりおすすめできませんが、自分が将来進もうと思っている業界や関心のある分野の資格取得を目標に立ててみてはどうでしょうか。
不動産業界であれば「宅建取引士」金融業界であれば「公認会計士」や「ファイナンシャル・プランナー」などが就職に有利になると言われています。
まだ関心分野が定まっていない人は色んな業界の就職で使える「TOEIC」もアリです。
新たな目標を立てて抜け出しましたね。
大野
【新しいこと6】本を沢山読む
本を読むことで、様々な偉人や成功者のマインド・思考法を盗むことができます。
新たな視点が身につけば、世の中の見え方もガラリと変わるでしょう。
つまらないと思っていた授業もいつのまにか、面白いと感じられる場合も考えられます。
もしくは、もっと熱中できる分野を見つけられるかも知れません。
学校の図書館に行けば、いくらでも読めるので、無料で実践できますね。
大野
ダグチ
ユニクロの柳井さんとか、ソフトバンクの孫さんも読書習慣があるよ。
図書館の他にもAmazonの学生サービスPrime Studentでは本が読み放題!
月額200円と格安で読み放題なサービスはAmazonだけです。
【新しいこと7】海外留学
日常に退屈している人には海外留学もおすすめです。
海外に刺激的な出来事が溢れています。
伝えたいことが伝わらない不自由な生活や、異文化の中で他者と分かり会える感動など。
海外に滞在することで価値観や考え方が変わり、自分の理想の人生を見つけたという人も多いです。
毎日同じことを繰り替えす日常とは違う、刺激的な非日常を味わうことで、つまらないと感じる暇もないほどあっという間な時間を過ごすことができるでしょう。
2-2.環境を変える
つまらない日常を変える上で、環境を変えることは効果的な方法です。
学校以外にも、社会人サークルや、学生団体など目標を持って活動している人たちはたくさんいます。
最初に飛び込むのは勇気が要りますが、一度飛び込んで見れば意外と慣れるものです。
環境を変えることによって、関わる人の属性やタイプが変わります。
そのため、色んな考え方を取り込むことができ、物事を多角的に考えられるようになります。
考え方の変化によって「つまらない」という悩みが解決するかもしれませんし、新たに熱中できるものを見つけられるかも知れません。
「つまらない」と言いながらつまらない環境にいるのは自分ですよ。
大野
2-3.明確な目標を持つ
明確な目標を持つことで、毎日を意識的に過ごすことができます。
例えば、半年後にTOEICで900点取るという目標を立てたら、
- 英語の授業で先生に疑問点を聞こう
- 通学時はリスニングCDを聞こう
- 一日英単語を100覚える
という日々の生活の中に具体的な行動指針が生まれます。
目指したものに向かって頑張っている状態というのは大変ですが、楽しいものなので、夢中になれるのではないでしょうか。
どんな目標であれば、自分は頑張れるのか。
自分の将来の理想像から逆算をして、明確な目標を一つ作ってみましょう。
3.悩みから抜け出した先輩のアドバイス
今は苦しいこともあるかも知れませんが、大学生活は一度しかありません。
決して安くない学費を払って通っているので、有意義な時間を過ごして欲しいと思います。
自分の気の持ちようで、日々をどのように変えることも可能です。
3-1.受け身で待っていても何も起こらない
「何か楽しいことはないかな…。」
と思っているかも知れません。
しかし、楽しいことは待っているのではなく、自分から探しに行かないと現れません。
自分からアクションを起こすことを心がけてください。
「友達のグループに声をかけてみる」「新しいサークルに顔を出してみる」
など、本当に小さなことからで構いません。
小さな一歩を踏み出し続けることが大切です。
自分で一歩を踏み出せるようになれば、面白い出来事が自然と舞い込んでくるようになりますよ。
3-2.大学生活は今しかできないことがある
大学生活は、自由な時間があるのは、人生の中でも貴重な時期だと思います。
そんな大学生活には、今しかできないことも多くあります。
文化祭を同級生を作り上げたり、ライブやサークルを通して、友達と趣味に打ち込んだり。
貴重な時間を無駄にせず、卒業後に「もっと〇〇をやっておけばよかった」と後悔のないような行動ができれば良いと思います。
3-3.大学生はチャレンジしやすい
いつかチャレンジしようと思っていることは大学生のうちにやってみることをおすすめしています。
なぜなら大学生はチャレンジに失敗しても失うものが少ないからです。
たとえ失敗しても職を失うわけではないし、多くの人は親の援助を受けているでしょう。
つまり大学生のうちは、たとえ失敗しても失うものよりも得られるものの方が大きいのです。
まとめ|状況は自分の意志で変えられる
つまらない大学生活を変えるには、主体的な行動が大切です。
受動的に、楽しいことが起きるのを待っているだけでは楽しいことは起こらないからです。
ですが、逆に環境がつまらなくても、あなたの行動や考え方で楽しく変えることもできます。
自分で主体的に動けるようになれば、自然と面白い出来事が起こるようになり次第に「つまらなさ」が消えていくでしょう。
大学生活は決して戻ることのない時間なので、後悔のない日々を送ってください。