彼女と旅行に行きたいのに、あと3万円足りない…。
バイトの給料日まで凌ぐのに、2万円借りたいけどマズイかな…。
お金が無いけど、どうしたら良いか分からない
この記事を開いたあなたは、今手元にお金がなくて、困っているのでは無いでしょうか。
また「学生で借金はヤバいのではないか」と不安に思っていませんか。
確かに、借金の話題はなかなか友達との会話でも出てこないので、自分だけ悩んでいるんじゃないかと不安になりますよね。
結論から言えば、学生で借金することはヤバくはありません。
奨学金だけでも49.8%と、約半数の大学生が使用しています。
学生のうちは勉強が本業であり、自由に使えるお金が少ない場合も多いです。
学生生活を有意義なものにするために、借金をするという選択は決して間違ったものでは無いでしょう。
とは言え、借金は借りる目的が大事であり、容易に借りればいいというものではありません。
返済が長引けば、住宅ローンが組みにくくなるなど、卒業後のライフスタイルや結婚にまで影響します。
あくまでも借金は最終手段として、借金をしなくても済む方法を考えましょう。
最近では、タイミーやウーバーイーツを使えば、スキマ時間を使ってその日のうちにお金を手に入れられます。
また、メルカリを使って洋服やバッグなどの自分の資産を現金に変える方法もあるでしょう。
借金をするのか、それともサクッと稼いでしのぐのか。
この記事を読めば、自分がどのようにお金を手に入れるべきかを明確に理解できるでしょう。
大野
ダグチ
グループで行動するから、飲み会は断りたくても断れないんよね。
次のテストも協力したいから仲良くしておきたいし。
そんなシーンで「お金が足りない」と思ったときに借金は実際アリなのか、どうするべきなのかを解説していきます!
大野
もくじ
1.学生の借金の選択肢4つ【レベル別】
お金を借りた経験のない人にとっては、そもそも「どこでお金を借りたらいいのか分からない…」という人もいますよね。
学生が利用できる借り入れには大きく4種類あります。
レベル1から順に手軽に借りられ、レベルが上がるに連れて借りられる金額も大きくなっていきます。
目的によっても変わりますが、レベル1から検討して見てください。
【レベル1】親に借りる
「今月分の生活費が足りなくて困っている…。」
「サークルの旅行に行きたいが自分だけお金がない…。」
お金が足りなくて困っているとき、まずは親に頼んでみましょう。
「恥ずかしくて親に頼みたくない」「親とケンカしている」という人もいるかも知れません。
しかし、損得感情なしにお金を貸してくれるのは、信頼関係のある親だけです。
通常、お金を借りようと思ったら、学生ローンや消費者金融のように20%程の金利がかかります。
得も無いのに、戻って来ないかも知れないお金を貸したい人はいません。
相手には、お金を貸すメリットがないと理解をした上で、まずは「なぜお金が必要なのか」「どのように返済するのか」を親にプレゼンしてみてください。
大野
親に借りれない場合は、借金に正当性がないか、親との信頼が薄いかのどちらかです。
過去に約束を破っていたり、親に言われたことを守っていなかったりすると、信頼が薄い場合もあるでしょう。
しかし、親との信頼が薄い場合は、ここで今一度しっかりと親と向き合い、借りたお金をきちんと返すことで信頼を得られるチャンスでもあります。
恥ずかしさや申し訳無さがあるかも知れませんが、まずは一度親に真剣に頼んでみましょう。
また、友達が貸してくれると言っている場合でも、友人間の借金は信頼の切り売りであり、交友関係が悪化する可能性が高いです。
友達にお金を借りるのは絶対におすすめしません。
【レベル2】クレジットカードのキャッシング
キャッシングとは、クレジットカードについている機能で、クレジットカードから現金を引き出せます。
1万円~3万円程の少額がスグに欲しい場合はクレジットカードのキャッシングがおすすめです。
「飲み代が足りない…」など緊急で少額の希望に対応します。
クレジットカードのキャッシングはコンビニのATMやWEB上で手軽にできてしまいます。
自分のものではないお金でも、スグに手に入るのでまるで自分のお金のように使えてしまうのが難点です。
また、キャッシングと似た機能としてバンドルカードもおすすめです。
審査不要でスマホでスグに発行でき、最高50,000円までを手に入れられます。
初回は5,000円が上限ですが、即日入金されるので「今日の飲み会」に間に合います。
5,000円でも、飲み会1回分にはなるのではないでしょうか。
バンドルカードは、利用と返済を重ねることで上限額が上がっていくので、少しづつ利用を重ねておくのがおすすめです。
大野
【レベル3】カードローン
アコム・レイク・プロミス等、有名なCMも多いので聞いたことがあるという人も多いのでは無いでしょうか。
ですが実際、カードローンとは何かイマイチ分かっていないという人も多いでしょう。
カードローンとは、現金を借りられるカードで、20歳以上であれば誰でも利用可能です。
即日で発行でき、学生であっても5~10万円をスグに借りられます。
「カードローンと聞いて、利息が高そう…。」と思う人もいるかも知れませんが、初回利用時は、最大180日程金利が無料になるキャンペーンもあります。
カードローンを使ったことのない人には、無金利で借りれる良い方法でしょう。
一度だけの利用であれば手数料無料で手軽に借りられるカードローンがオススメです。
しかし、金利無料は初回だけであり、2回目以降は18%程の金利がかかるので、1回で辞めるという強い覚悟が必要です。
大野
また、「借金をしてるのがバレそうで怖いな」と感じるかも知れませんが、コンビニのATMで銀行のキャッシュカードと同じように使えるので、借金だとバレにくいです。
【レベル4】学生ローン
「留学に行きたいがお金が無くて行けない…。」
留学費用など、30万円以上の高額の借り入れを考えている場合は、学生ローンをおすすめします。
学生ローンは学生でも唯一50万までの高額を借りれる方法です。
留学に行きたい人以外にも、車を買う頭金が欲しい人や学費が足りない人におすすめです。
金利は16~17%が一般的であり、キャッシングやカードローンよりも1~2%程低い金利となっています。
審査も厳しい訳ではなく、重要視されるのは毎月アルバイトで一定の収入があるかどうかくらいです。
大野
2.学生ができる借金の限度額
学生がお金を借りられる限度額は、借りる方法によって変わります。
「余裕を持ってなるべく限度額の大きいものを使いたい!」と思うかも知れません。
しかし、限度額を余らせて使おうと思っても、ついついギリギリまで使ってしまうのが人間です。
事実、今手元にお金がなくて困っているのも、バイト代をギリギリまで使ってしまったからではないでしょうか。
普段の自分の性格から厳しめに考えて、必要な額ギリギリの限度額を選択しましょう。
借り入れ方法 | 限度額 | 金利 |
カードローン | 5~30万円 | 15~18% |
キャッシング | 5~20万円 | 18% |
学生ローン | 30~50万円 | 15~17% |
3.借り入れ先の選び方2つ
学生ローンや、カードローンを選ぶにしてもどこの会社を選んだらいいかよくわからないですよね。
中には、「闇金がいるんじゃないか」「担当者が怖かったらどうしよう」などと不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。
ですが心配はありません。
選び方を間違えなければ、闇金のようなところを訪れてしまうことも、支払いが不便で困ることもなくなるでしょう。
失敗しないための借り入れ先を選ぶ基準を紹介します。
3-1.安心の大手【レイクやプロミス】
レイクやプロミスなどの広告でも有名な大手企業であればまず間違いはありません。
悪質な取り立てや、法外な金利でないかと不安もあるかと思いますが、大手の消費者金融は完全に法令を遵守して融資しています。
初めての利用であれば、大手業者を選ぶのが良いでしょう。
現在では規制が厳しくなっていますが、小さな金融業者では学生をターゲットとした悪質な業者も未だに存在しています。
借金経験のない大学生は悪質業者の格好の的なので、大手企業を利用しましょう。
3-2.返済サポートが充実
金融期間を選ぶ基準として、返済のサポートが充実しているかどうかは大きな項目になります。
例えば、学生ローンを利用するにしても、毎月銀行振り込みや店舗に行ってお金を渡す方法では面倒くさいですよね。
「カレッヂ」のような、近くのコンビニでサクッと返済できる業者を選びましょう。
返済が遅れてしまうと、遅延損害金が余計に必要になったり、信用情報に傷がついたり、後から苦しくなる影響が出てしまいます。
返済を期限通りに行うためにも、返済サポートの充実した会社で借り入れしましょう。
4.審査に受かるための借金の理由
親にお金を借りるときも同じですが、借り入れをするためには相手を納得させられる理由が必要です。
「ギャンブルをするため」や「飲み会代」では借りるのは難しい場合が多いでしょう。
借りる理由の嘘をついても借りられますが、特にギャンブルのための借金は、辞めるタイミングが難しく、借金が膨らむので絶対におすすめできません。
学費・留学・パソコン購入・定期代などの学校で学ぶ上で必要な理由を使いましょう。
特に30万円~50万円の高額の借り入れを行いたい場合は、学費か留学の名目が必要です。
※5万~20万円を借り入れできるキャッシングや、カードローンでは、借り入れ理由は特に問われません。つまり、借り入れ理由に関係なく、審査に通れば借りれます。
5.借金をするときの注意事項4つ
「借金の怖さについてよく知らない…」という人も多いでしょう。
ですが実際に使ってみると、驚くほど簡単にお金を借りられます。
簡単に借りれるため、頻繁に利用したくなってしまいますが、注意事項を知らずに使うのは危険です。
後から苦しんだり後悔をしないように、事前に注意事項をチェックしておきましょう。
大野
5-1.知人間での貸し借りはトラブルのもと
友人関係でのお金の貸し借りはトラブルのもとなので、絶対におすすめしません。
「仲が良いから大丈夫!」と思っていても、生活の困窮する状態になると、人は変わってしまうものです。
ニュースの報道などでも、お金の貸し借りが原因となり傷害や殺人事件まで発展する事例を見たことがある人も多いのでは無いのでしょうか。
お金が関わると、人は変わってしまうという現実を受け止め、友人間での貸し借りは絶対に辞めましょう。
友人間の貸し借りは、交友関係が崩れ始めるきっかけとなります。
5-2.総量規定によって年収の1/3までしか借り入れできない
金融業法の総量規定というルールによって、借り入れは年収の1/3までの額しかできないと決まっています。
そのため、いくらお金を借りたいと思っていても、借り入れ希望額の3倍以上の年収がないと審査に通ることはありません。
例えば、「学生ローンで50万円借りたい」と思っても、本人に150万円の年収がないと借りれないのです。
「ちょっとくらい年収をごまかしてもばれないんじゃないか」と思うかも知れませんが、相手は審査のプロです。
勤務先や在学状況などから嘘は簡単にバレてしまいます。
虚偽の年収で申告すると、バレた時に確実に審査に落ちるので正直に答えましょう。
5-3.返済が遅れたら遅延損害金&ブラックリスト
学生ローンもカードローンも全てに該当しますが、返済が遅れると遅延損害金が発生します。
遅延損害金によって、利息に上乗せして支払いが増えてしまいます。
またそれだけではなく、支払いが遅れるとブラックリストに入り、信用情報に傷が付きます。
ブラックリストに一度入ってしまうと、5年間はクレジットカードを発行したり、ローンを組むのが難しくなります。
社会人になってクレジットカードを持てなかったり、住宅ローンが組めず家を買えなかったりしたら嫌ですよね。
利用前に返済シュミレーション等を使い、毎月遅れずに支払えるかどうかを考えておきましょう。
5-4.高校生は金融機関では借りれない
学生が消費者金融で借金するには、20歳以上でアルバイトをしているという条件があります。
そのため、高校生では金融機関でお金を借りれません。
一部の学生ローンでは未成年を対象にしているところもありますが、高校生に関しては絶対利用できないようになっています。
ただし、唯一高校生でもお金を借りれる方法があります。
それはバンドルカードを使った方法です。
バンドルカードのポチッとチャージと言う仕組みを使えば、高校生であっても最高50,000円までのお金を借りられます。(ただし、初回は5,000円まで。)
高校生が金融機関でお金を借りれることはないので、どうしてもすぐにお金が必要な場合はバンドルカードを利用しましょう。
親の同意もいらないので、簡単に使えますよ。
簡単すぎてびっくりですよ!
大野
6.借金地獄で困ったときの返済方法
「気づいたら借金が大きくなっていた…」
「利息の支払いばかりで、元金が減らない…」
借金の返済が絶望的だと感じている人もいるでしょう。
借金地獄で困っている状況を打破する対処法は3つです。
大野
6-1.親に頼む
借金で困っているときに、まずは親に状況を伝え、お金を立て替えてもらえないかを頼んで見てください。
「借金があることを伝えたら怒られそう…」と思うかもしれませんが、悠長なことを言っている場合ではありません。
消費者金融など、大きな借金には大きな利息もつきまといます。
毎月の返済だけでは、利息が払われるだけでほとんど元金が減らないというケースもあります。
例えば、30万円を借りている場合は、利子だけで年間約6万円も払う必要があります。
そのため、年間の利息を月ごとで換算してみると、毎月5,000円返済しても元金が一切減りません。
まずは、親に一度返済をしてもらい、無利子(低利子)で親に返していきましょう。
せっかく返済をしていても、元金を支払わないと借金が減らないという落とし穴に気づくことが重要です。
6-2.短期アルバイトで返済する
「今月の返済額が足りない…」
「借金の支払いが多くて、生活費が足りない…」
そんなときは、スキマ時間でバイトができるタイミーを使いましょう。
「予定がなくなった」「ちょっと時間ができた」という時に、スグにバイトをして、その日のうちにお金をもらえます。
大学やゼミで忙しいかもしれませんが、10万円~20万円の借り入れ額であれば、気合を入れてスキマ時間にアルバイトをすることで、返済していけるでしょう。
6-3.借金相談窓口に相談してみよう
「親に相談して心配をかけたくない…」
「誰にも借金をバレたくない…」
と思っている人もいるでしょう。
借金で悩んでいるが誰に相談したら良いか分からない人は、借金相談窓口に聞いてみましょう。
借金の額が大きすぎて返済が難しい場合は、任意整理などの措置も視野に入ってきます。
また、法律の力を使い、借金の減額も可能です。
借金相談窓口では、借金の返済方法や減額についてアドバイスをもらえます。
ぜひ一度試してみてください。
7.まとめ|なるべく借金は避け、もし利用する場合は計画的に。
学生で借金があっても特別困ることはありません。
しかし、多額の借り入れとなると、利息も大きくなり返済が難しくなります。
借金を返済できないと、結婚や住宅ローンを組むときまで影響が出るでしょう。
そのため、もし借りる場合には、綿密な返済計画と絶対に計画通りに返すという強い覚悟が必要です。
借金は「学生でお金が無いからできない」ということにチャレンジできるようになるので、大きな意味のあるものだと思います。
金融機関や親を有効に使って有意義な学生生活にしてください。