期限間近なのに手が進まない
書くことがなくなったのに文字数が全然足りない
書くことがなくなったのに文字数が全然足りない
大学生なら誰しもそういった経験があると思います。
一見勉強していないのに、効率よく単位をとっている友達はどんな方法でレポートを書いてるの?
あなたが必死になってレポートを作成している間、遊んでいる友達を見るのはツライですよね。
しかし、それは、ぶっちゃけ、あなたの要領が悪いだけ。
効率の良い方法を身につけさえすれば、あなたも苦しみからいち早く開放されます。
実際に私はこれから紹介する方法で、他の人より一週間早くレポートを終わらせ夏休みバカンスに突入しました。
早く終わらせただけでなく、もちろん「フル単」です。
特に大学一年生は右も左もわからない状態なのではないでしょうか。
教授たちはレポートの書き方を丁寧に教えてくれるわけではないのに、
大量のレポートの提出を求めてくるのはあまりにも理不尽ですね。
悩める大学生にレポートの基本だけでなく、東大生が監修したレポートのテンプレや裏ワザまでお伝えしたいと思います。
この記事を読めば、誰でも効率的にレポートを書くことができ、レポートに時間を奪われない大学生活を送ることができます。
- テンプレを駆使して時間が短縮できる
- 上手く文字数を稼ぐ方法がわかる
- レポートに関するあらゆる悩みを解決
もくじ
1.3人の東大生流レポート書き方講座【コピペ可】
レポート提出日に課題の存在に気付き、焦った!
そんな経験が私にもありました。
焦りすぎて論理に一貫性がないどころか、誤字脱字だらけの最低のレポートを作成してしまい、
単位を落としかけた苦い記憶があります。
そんな時、出来るだけ思考を減らして時間短縮できるようなテンプレがあれば、
泥沼にハマっていかないなと思いました。
「テンプレでショートカットや!」を考えたことがあるのは私だけではないと思います。
そんな悩みを解決するために今回は、
東京大学の学生3人にレポートのテンプレを監修してもらいました。
この東大生式テンプレ通りにレポートを書けば、脳死状態でも論理展開がなされたレポートを作成することができます。
大学生活中、ずっと使い続けることが出来るため是非身につけたいですね。
①〜⑩を自分で埋める必要がありますが、それぞれどういう風に考えればいいのかのアドバイスも頂けたので参考にしてみてください。
このテンプレが素晴らしいのは、思考が最小化されている点です。
④と⑨さえしっかり思考すれば、残りの過程は調べたものをまとめるだけなのはとても効率的に作成されています。
2.サルでもわかるレポートの書き方
今までなんとなくレポートをこなしてきたので、きちんとしたレポートの書き方がわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
書き方を詳しく習っていないのなら仕方がないことです。
今回はできるだけ簡単に基本的なレポートの書き方をお伝えします。
2-1.【1分で分かる】課題提示から提出までの流れ【3ステップ】
課題が出たら、まずはその問いをじっくり読みます。少しでも分からない言葉が出てきたら、インターネットで調べてみましょう。
とくに抽象的な言葉はできるだけ具体的な言葉に言い換えることが大切です。
調べて材料が揃ったらレポートの筋道を立てます。
納得のいく構成案ができたら、実際に書き始めます。レポートは論理的な繋がりがとても大切です。
書き終わった後、必ず自分で読み直してみてください。
自分が読んで内容が自然と入ってこない文章は、他人が読んだら違和感を覚えるでしょう。
自身の文章が相手にとってどう受け止められるか考えて、読み手側の視点にチェンジして自身でツッコミを入れてみるのもいいかもしれませんね。
レポートが完成したら後は提出するだけです。
期限がいつまでなのかは絶対に把握しておきましょう。
締切を勘違いして提出が遅れてしまうのは悲しすぎますよね。
レポートボックスに提出の場合はどこに出すのか、ネットで提出場合はファイル形式を間違えないようにしましょう。
2-2.【最重要】リサーチの質が評価に直結
私は過去にリサーチを疎かにして行き当たりばったりのレポートを書いていた時期がありました。
当時の考えでは、レポートは自分の意見をきちんと書けばいいと思っていましたが、評価は良くない状態。
そんな時、大学内のTAにリサーチ不足を指摘され、改善すると徐々に評価が上がったのです。
結論、リサーチの質によってレポートの質が変わります。
つまり、評価に直結するということです。
リサーチの段階で手を抜いてしまうと、すべてが台無しになってしまいます。
では、どうすればリサーチの質をあげることが出来るのか気になりますよね。
リサーチをすることに焦点を当てて、深掘りして説明していきたいと思います。
与えられるレポート課題は抽象的なこともよくあります。
例えば、「現在、日本が抱えている環境問題について述べなさい」といった課題が出たとします。
この課題の場合、「環境問題」という言葉がやや抽象度が高いでしょうか。
「環境問題」と調べると、地球温暖化、オゾン層の破壊、生物多様性の減少、海洋汚染など、さまざまな問題が考えられます。
どのような問題が重要かよく考え、自分の主張したいことを絞り込む必要があります。
テーマが決まったら、インターネットや雑誌などで、文献を調べます。
文献を検索するには、Google Scholar、CiNii、Webcat Plusが便利です。いずれもキーワードを入れて文献情報を検索できます。
文献の検索にはさまざまなデータベースがあるので、大学の図書館や公共図書館を利用するのもいいですね。
これまでにどのような研究が行われているのかを確認するとともに、自分のレポートにとって必要なデータなどを集める必要があります。
多くの文献があれば、その分だけ視野が広がり、レポートの客観性や説得力が増していきます。
100の資料を集めたとしたなら、10だけ使って書くくらいがいいですね。
なんで10の資料だけを使ってレポートを書かないの。
と思う方がいるかもしれません。
しかし、それではレポートの厚みが出ません。
100の資料を集めた人と、10の資料しか集めていない人の頭の中を比べたら、差は歴然ですよね。
2-3.【基礎の基礎】構成は「序論」「本論」「結論」
大学のレポートでは「序論」「本論」「結論」の3部構成で書くのが一般的です。
ここでは、それぞれの部分で何を書けばいいのか、どれくらいの分量で書けばいいのかを紹介していきます。
序論は、レポートの導入部分です。
- テーマは何か
- 論点・問題点は何か
- 考察する理由・目的・意義
を書きましょう。
序論の分量の目安は、全体の10~20%程度が望ましいとされています。
本論は、序論で提起した問題について客観的な調査や主張をする部分です。
- 自分と他者の考え
- 事実や具体例
- データ
を書きましょう。
本論の分量の目安は、全体の60~80%程度が望ましいとされています。
結論は、本論で展開した主張を端的にまとめ、考察したことがどんなことに役立つのか、今後の展望や課題について論述する部分です。
- レポートの総括
- 主張したいこと
- 今後の展望や課題
を書きましょう。
結論の分量の目安は、全体の10~20%程度が望ましいとされています。
2-4.文系と理系のテンプレ
文系の構成テンプレ
文系のレポートでは、上記の通りに「序論」「本論」「結論」の3部構成で問題ないです。
理系の構成テンプレ
理系のレポートと言えば、実験レポートは必須でしょう。
基本的な構成は、上述の通りで構いませ んが、実験レポートでは、三部構成をさらに分解し、五部構成程度にするのが一般的です。
序論→(1)実験の目的と概要
本論→(2)実験に用いる装置、原理、(3)実験方法と結果
結論→(4)結論、(5)考察
特に(2)、(3)では、実験内容とそこから得られた結果・結論を他の人が使えるように伝えるため、 図や数式の展開、グラフなどが必須です。
3.【ブックマーク必須】コピペしたい文章表現
・とても、すごく→非常に、極めて
・だいたい→ほぼ、おおよそ
・だから→したがって
・でも、だけど、けれど、けど→しかし、しかしながら
・どうやっても、どうしても→いかなる手段を用いても
・そんな事実はない→そのような事実は認められません
・こわい→恐ろしい
・しっかり→確実に、頑丈に
・じつに→全く
・すばらしい→見事な、優れた
・もう→すでに、もはや
・~と思う→~と考えられる
・~かもしれない→~の可能性がある
・~と感じる→~と推測される、~と思われる
・~を知りたい→~を理解する必要があるだろう
・~は嫌いだ→~は必要とはいえない、~は適切ではない
・~は読みたくない→~を正当に評価することは困難である
・みんなが~(だ)と言っている→一般に~(だ)と言われている
・みんなが~(だ)と思っている→一般に~(だ)と広く信じられている
今回は非常に間違いの多いNG表現から正しい表現に言い換えたリストを作りました。
もしかしたら、普段何気なく使ってしまっている表現がNG表現になっているかもしれません。
ここで述べたのは、あくまで「よく使う一例」なので、この他にもたくさんあります。
最低限の、「よく間違いやすいチェック項目」としてお使いください。
4.【細心注意】引用で文字数UP
なかなか自分の主張だけで文字数を膨らますのは難しいですよね。
文字数を稼ぐ方法として一番手っ取り早いのは引用をすることです。
しかし、引用しているのにも関わらず、その事実を隠そうとする人がいます。
結論、引用することは悪いことではありません。
なので、引用した際は必ず引用元を明記する必要があります。
そもそも引用ってなに?と思っている人もいるかもしれません。
引用とは、他人の文献に書かれた内容を自分のレポートに反映させることです。
では、ここからは正しい引用方法について説明していこうと思います。
4-1.正しい引用方法は2パターンに分かれる
- 抜き書きした箇所を括弧「 」でくくる。
- 括弧の外側に引用した文献の情報を記入する。「 」(著者名『文献名』引用ページ)。
- 括弧の外側に「脚注」をつけて、本文外に引用した文献の情報を記入する。
- 最後の句読点は括弧の外側に出す。
- 要約した部分の文末に( )をつけて( )の中に引用した文献の要約箇所について情報を記入。(例:藤田哲也編著(2002年)『大学基礎講座』北大路書房,118-122頁。)
- 要約した部分の文末に脚注をつけ、引用した文献の要約箇所について情報を記入。
慣れるまではなかなか難しいと思うので、忘れたら是非もう一度見返してみてくださいね。
引用の仕方が分かれば、次は引用文献・参考文献リストを作成しなければなりません。
引用文献・参考文献リストの意義は、どのような資料・文献をもとにレポートが書かれたか、どれだけの資料を集めたのかを教授が一目見てわかるようにするためです。
教授の立場から考えてみてください。
一つのレポートを作成するのに、たくさんの資料や文献を集めている学生の方が頑張ったんだなと思います。
つまり、引用文献・参考文献リストは、あなたがレポート作成に費やした努力の証拠と言えるんです。
4-2.具体的な引用の書き方について
では、書き方を説明していきます。
まず、基本的な注意事項からです。
- 文献リストの表記方法は学問の分野によって異なるので注意。
- 文献は著者名の名字(ファミリーネーム)のアルファベット順に並べる
- 文献の情報は奥付をみる。
著者名(出版年)『文献名』出版社名。
(例)小池和男(1991年)『仕事の経済学』東洋経済新報社。
原書の著者名(原書の出版年),原題(イタリック体),原書の出版社[翻訳者,訳書の出版年『訳書名』訳書の出版社]。
(例)Keynes,John.M.,(1936) The General Theory of Employment, Investment and Money, London,Macmillan[塩谷九十九訳(1941年)『雇用・利子および貨幣の一般理論』有斐閣。
執筆者名(刊行年次)「論文・記事名」『雑誌名』(第何巻・第何号),掲載ページ。
(例)上田 慧(2003年)「輸出加工区とメキシコ・マキラドーラの類型分析」『同志社商学』第 54 巻第4号,21-39 頁。
(例)「特集 役に立つ大学」『週刊ダイヤモンド』(2003年5月31日),98-113頁。
ホームページ名(閲覧年月日)URL のアドレス。
(例)日本労働研究機構(2011 年4 月15 日閲覧)http://www.jil.go.jp/index.html
「記事名」『新聞名』(発行地)出版年月日。
(例)「記事名」『日本経済新聞』(大阪)2002 年 3 月 12 日付朝刊
5.【禁止】レポート執筆におけるタブー
レポートを執筆する際にもしてはいけないルールがあります。
せっかく頑張ってレポートを作成したのに細かいミスで落単したくないですよね。
悔しい思いはして欲しくないのでしっかり確認してください。
- 行頭にきてはいけない記号 。、」)”
- 行末にきてはいけない記号 「( “
- Wikipediaは使わない
Wikipediaは、匿名の不特定多数が編集するので信頼が薄い。
公開される前に編集者や査読者などの他人のチェックを受けていないため情報が正確でないことがある。
- 個人のサイトは使わない
信頼できる情報源を使いましょう。
信頼できる情報源とは、公的機関などのサイトや大学などの研究機関がネット上にあげている論文です。
- 一文ごとに改行しない
- 文体を揃えない
6.【疑問解消!】大学レポートQ&A
- フォントサイズはどれぐらいがいい?
- 10~11ptが標準サイズ。目がよくない教授のレポートでは12ptぐらいにしましょう。
レポートは教授に読んでもらうものなので読みやすい大きさにするのが重要です。
- 「〇〇字程度」という文字制限はどれぐらい書けばいいの?
- 一般的には「前後10%」が望ましいです。
例えば2000字程度の場合は1800字~2200字程度が望ましいです。ただし教授によって基準が異なるので心配な場合は確認してください。
- おすすめのフォントは?
- 明朝体がレポートでよく使われます。
- 表紙は必要?
- 担当教授からつける必要がないと指示がない限り、表紙はつけましょう。
表紙には、タイトル・授業名・教授の氏名・自分の氏名・学生番号を書いておきましょう。
- レポートでの第一人称は何がいいの?
- 基本的には「私」ではなく、「筆者」です。
エッセイ風レポートでは「私」などの第一人称でも許される場合がありますが、できるだけ使用しないほうがいいでしょう。
- 提出期限に間に合わなかったときどうすればいい?
- 早急に担当教授へ謝罪のメールを送りましょう。まだ完成していなくても返信まで時間があるので出し忘れに気づいたらすぐ送ることが重要です。メールの内容としては、
・謝罪
・遅れた理由(正直に)
・レポートを受理してもらえうようにお願いを丁寧かつ簡潔に書きましょう。
7.【最終確認】レポート提出前のチェックポイント17個
- 提出日、科目情報、レポートのテーマ、自分の学部、学年、学籍番号、氏名などが記入されていますか。
- 指定された書式(表紙の有無、ホチキスどめも要確認)、分量、用紙になっていますか。
- 提出する場所・日時・方法(紙、授業支援システム、メール)をもう一度確認しましょう。
- 誤字・脱字はありませんか。
- 文体は「だ」「である」調で統一されていますか。
- 主語と述語はきちんと対応してますか。
- 長すぎる一文はありませんか。
- レポートにふさわしくない言葉遣い(口語・俗語)はありませんか。
- 各ページにページ番号を付けましたか。
- 出された課題に即した内容になっていますか。
- 序論で提示した主題と結論は対応していますか。
- 論理構成に矛盾はありませんか。
- 一つのパラグラフにいくつもの事柄が書かれているところはありませんか。
- すべてのパラグラフ冒頭が1字下げになっていますか。
- 参照・引用したすべての資料について、出典を明記してありますか。
- 出典を示すのに必要な情報をすべてもらさず書いてありますか。
- 参考文献の内容と自分の主張は区別して提示できていますか。
8.【ひろゆき流】上手くレポートをパクる方法
突然ですが、「ひろゆき」をご存知でしょうか?
西村博之(通称:ひろゆき)は日本の実業家で、日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者です。
最近では、Youtubeで「お悩み相談」というコンテンツで幅広い世代から人気となり、お悩み相談が殺到しています。
今回紹介するのは、ひろゆき流の楽なレポートの書き方です。
正直どれほど本気で言っているかわかりませんが、投げ銭をもらって質問に答えているので適当に答えているわけではないでしょう。
結論、本当にどうしようもなく時間が足らないとき以外は、レポートをパクって修正することはしない方がいいです。
内容としては、
誰かが書いたレポートを完全にパクって完成させる。そしてパクったことがバレないように修正するというものです。
教授に完全にパクったと言わせないように、ちょっとずつ変えることが重要。
もし教授にパクったんじゃないの?って言われたとしても、
いや、似ているんですけど、ここ全然違うじゃないですかっていう言い訳を用意する必要があります。
正直かなりリスクがありますよね。
【ひろゆき】時間を節約できるレポートの書き方。バレなければ何でもいいので是非このやり方でやってください【切り抜き/論破】