就職活動・大学院入試・仕事での昇給など幅広く必要とされるTOEICですが、「全く勉強法がわからない」、「時間がないから短時間で点数を伸ばしたい」という人も多いはず。
私も大学入試の際にTOEICの資格が必要ということになり、なんと二週間で650点を取らなければいけない状況に、、、、
そこで私が二週間という短期間で手軽に学習し、初回で650点を取ることができた勉強法とその際に使用した無料アプリを紹介したいと思います。
もくじ
TOEIC最速勉強法の手順
私が2週間で650点を取った勉強法の手順は下記の通りです。
- 無料アプリ「abceed」をダウンロードする
- 【4日間】金のフレーズの単語を音声とともに意味を押さえる
- 【7日間】特急リスニング3,4を使い、音の消失(リンキング)を地道に拾っていく
- 【本番3日前】公式問題集で実戦に近い形で演習を行ってみる
という流れです。
それでは詳しく説明していきます。
TOEIC対策はリスニングからはじめよう!
時間がなければリスニングから勉強をはじめましょう。
私は急遽TOEICが必要になり、2週間で結果を出さないといけない状況になりました。
そこで困ったのが、リスニング、リーディングどちらに重点を置いて学習をするかです。迷った結果、リスニングに重点を置いて学習することに。
決め手となったのが、勉強法を探していた時に出会った1つの論文です。その論文の結論を簡単に言うとリスニングはリーディングに波及的効果をもたらすと書かれていました。
「リスニングを勉強するとリーディングって伸びるんだ!」
そう思った私は二週間リーディングの対策なしで試験に挑みました笑
参考:シャドーイングを利用したリーディング指導の実践 : 復唱訓練が読解力に与える効果について
使う教材は無料アプリ「abceed」+「TOEIC公式問題集」の2つ
私は下記の2つの教材を使って学習を行いました。
- 無料アプリ”abceed”
- TOEIC公式問題集
abceedというアプリの特徴は、多くの参考書をオンラインで閲覧することができることです。電車の中といった移動中などにも本を出して開くことなく、気軽に学習ができ非常に助かります。
また、音声のダウンロードもオンラインで簡単にできるのでわざわざ音声をスマートフォンに落とす段階を踏む必要性がないので気軽に勉強に取り組むことができます。
このアプリ1つでほとんど完結できるのでおすすめですね。
abceed – TOEIC、英検、英語対策アプリ
Globee.Inc無料posted withアプリーチ
無料アプリ「abceed」での勉強法
- 【4日間】金のフレーズの単語を音声とともに意味を押さえる
- 【7日間】特急リスニング3,4を使い、音の消失(リンキング)を地道に拾っていく
金のフレーズの単語学習からはじめよう
”abceed”が用意できたら、まずアプリから”金のフレーズ”という参考書で単語学習からはじめましょう。
冒頭ではリスニングのみと言いましたが、知らない単語を聞いてもわからないままなので600点レベルというところを確実に抑えていきます。
ここで大事なのが音声を聞くことです!
「なんで?」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。これをやるかやらないかで全然違います!
私がやっていたのは、単語の音声を聞いて、意味を思い浮かべるという訓練です。
これをやることで音声を聞いた際、単語の意味をつなぎ合わせて簡単な文章の解釈を行うことができるようになるので、次のステップであるリスニング学習で活きてきます。600点レベルの単語の音声を聞き、瞬時にその単語の意味がわかるようになるまで繰り返し音声を聞きましょう!
本格的にパート3、4を対策しよう
次に、”TOEIC L&R TESTパート3・4特急II”というものをダウンロードしてスクリプトを見ながら文章の音声を聞いていきます。
この時に大事なのが、同じ文章を何回繰り返し聞くことです!←これをやると効果倍!!
「同じ文章をやっても文書を覚えてしまって意味ないんじゃないの?飽きるし、同じ単語ばかりで語彙力も上がらないじゃん!」と思うかもしれないです。
しかし、同じ文章を繰り返して聞くことで語彙や文法以上に必要な能力を養うことができるんです。
それは何かというと、音のつながりや音の重なり、消え方です。
具体的にいうと
there are → ゼラー
have been → ハビン
などのように中学、高校時代に学習した発音とはかけ離れた発音が1つのスクリプト(文章)から溢れているんですね。
手順としては、0.8倍速などの遅いスピードで音のつながりと単語の意味を抑え、音の消失(リンキング※)の箇所を耳で覚えていきましょう。
慣れてきたら、1.5倍速までスピードを上げて文章全体を確認して文章全体意味を捉えられるようになるまで学習しましょう。
※「リンキング」:文章中で特定の単語の末尾の音と直後の単語の先頭の音が連結して違う発音になること
TOEIC公式問題集が最高の対策
演習の効果を最大にするためのabceedを使った学習方法を紹介しましたが、テストが近くなったら公式問題集をやることをお勧めします。
なぜかというと、TOEIC本番に限りなく近い形式と問題が出題されるからなんです!
私は実際に問題集を解いて、本番に臨みましたがほとんど同じ問題が出題されていました。TOEICは慣れの試験と言われるほど、慣れも重要になってくるのでこちらもお勧めです。
こちらもabceedでマークシートや音声ダウンロードをすることができ、気軽に学習することができました。
これらをこなすことで、リーディングにも効果が出てきて、リスニング340 リーディング310を無事に取ることができました(^^)
まとめ
今回は、TOEIC試験までに時間のない方が最速で結果を出す方法と無料アプリを紹介しました。
僕のように急遽必要になるなど、どうしても時間がなければ「無料アプリ:abceed」+「TOEIC公式問題集」でもある程度は対策になるかなと。
どちらかといえば、リスニングは後回しに勉強する人も多いですが、リスニングから勉強したほうがリーディングにも良い効果があるので、これからTOEIC学習をはじめるならリスニングからはじめましょう。
とはいえ、時間がある方は計画して勉強したほうがスコアアップを目指せます。
他のサービスですが、スタディサプリEnglishは英語の本質を学びながら学習できるのでTOEIC対策というよりも英語の基礎ができあがります。月2980円と少しお金はかかりますが、確実にスコアアップになるかなと。
時間がある方はぜひどうぞ。
>> スタディサプリEnglish