※Fランク大学と言われる大学の卒業生が書いてます
「Fラン大学の日常って、どんなものか気になる(なりたくないけど。。)」
「Fランク大学なんて底辺大学だし行く意味なさそうだし、授業とかヤバそう」
「でも、自由なイメージもある!そんなFラン大学の実態も知りたい」
この記事にたどり着いた皆さんはこのような興味や疑問があるのではないでしょうか?
はっきり言います。
Fラン大学の日常は驚愕するものばかりです。
「偏差値の差はモラルの差」
そう言われていた時期もあったくらいなので。。
基本的に頭の良い高校生は、総じて高い偏差値の大学に進学します。
なので、高学歴な大学生の高校の頃の友人にFラン大学に行く人は少ないです。
そんな人達はFラン大学生の実態をなかなか知ることはできません。
また、仮にFランに行ってしまった大学生はあまり自分のヤバいところなんて発信なんてしたがらないです。
だから、WEBやSNSの情報を見ても、曖昧な情報ばかりです。
「Fラン大学生の実態や日常はなんとなくヤバい!」というイメージだけ先行して具体的にどうなのかわかり辛いと思います。
申し遅れましたが、かくいう筆者の私は、地方の何年も定員が割れ続けているFラン大学の卒業生です。
しかも、普通のFランク大学ではありません!
100年近い歴史を持つ、由緒正しきFランク大学なのです。100年近くずっと底辺大学なのです。
そこらへんの、設立されて間もなく知名度が低い事が理由で偏差値が上がらないFランク大学とはわけが違います。
まさに「真のFラン大学」「本当のfラン大帝国出身」と言えるでしょう。
もちろん、偏差値はBF(ボーダーフリー、測定不能)
そんな、ザ・Fランク大学生だった筆者の私が在籍期間中に経験したことや、Fランあるあるなどの日常をまとめました。
最後まで読んでいただければ、Fラン大学の日常という実態を理解できるでしょう。
すでにFラン大学に進学予定の方、まだ入学して時が浅い方は、この実態を理解してFランの悪い環境に流されず主体的に学生生活を過ごすことに生かしてください。
また、偏差値のそこそこ良い大学に進学した皆さんはこの記事のような大学生にならないように気をつけて下さい。
Fラン大と比較して、今の自分の大学環境のありがたさに気づき、これからも努力をし続けるきっかけにして貰えると嬉しいです。
さっそく、見ていきましょう!
もくじ
1.Fランク大学生の9つの特徴
まずは、Fランク大学生の特徴を9つにまとめました。
おおよそ、みなさんが想像するFラン大学生の特徴と一致する部分と意外に感じる部分も若干あるかと思います。
1-1.勉強できない(95%が数学苦手)
最初にして明快。
Fラン大生は勉強が苦手で出来ません。
そして特に苦手な科目は数学です。そのせいか、私大のFラン大学のほとんどは文系です。
文系と言っても英語や国語のレベルも壊滅的です。
振り仮名が無ければまともに漢字なんて読めたもんじゃないですし、英語なんてアルファベットレベルです。
1-2.ヤンキーは意外と少ない
ヤンキーや、ウェイウェイしている系の大学生は少ないです。
Fラン大生の多くは勉強だけでなく様々な事に対しての行動力がありません。
なので、ある意味活発で元気のあるヤンキー的な学生も少ないのです。
多いのはクラスの勉強が出来ない陰キャラ的な存在ですね。。
あまりこうした言葉は使いたくありませんが、俗に言う、チー牛的な。
1-3. コミュニケーションに難がある
Fラン大学生は対人能力も低いです。
よく彼らは「高学歴な奴らは勉強し過ぎてコミュ力ないけど、俺らはあるw勉強じゃ勝てないけど社会に出たら逆転だよなw」と主張します。
残念ながら語彙や、伝わりやすい話し方や態度、マナーなど全てをとってもFラン大生は高学歴に負けます。
中高生時代にコミュ力が高くクラスや学級を引っ張っていた様な人材はFランにはいきません。
1-4. バイトは全くしないかめっちゃするかに2極化
学業をそっちのけでバイトに打ち込むFラン大学生もいる一方で全くバイトをしないFラン大生もいます。
バイトしない。。。
いや、出来ないと言い換えましょうか。
コミュニケーション能力がない為バイトの面接にすら受からないのです。
私の同級生はバイト面接に10連敗したらしいです。
もちろん、バイトですら受からないので就職先なんてどこも決まりませんでした。
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1-5.公務員志望がやたらと多い
公務員試験で一発逆転を狙うFラン大生はとても多いです。
しかし、受験という継続的な努力が必要な場で頑張れなかった人に公務員試験は難しく、ほとんどが落選します。
真実を伝えると、私がいた大学では期限付きの臨時採用のみ実績があり、正規採用はゼロでした。
この臨時採用をあたかも正規採用の実績のように見せて大学を広報するやり方は酷いと思います。
しかし、そこを疑わずに入学するリテラシーの低さもまた酷いです。
1-6.世の中学歴じゃないと言い張る
学歴なんて重要でない事を訴えるFラン大学生ですが、高学歴な大学に通う学生と比べて何か高い優位はあるのでしょうか?
高学歴は学力以外の継続力、忍耐力、計画実行力など様々な能力の集大成です。
底辺大学に通う学生は残念ながらその逆。
様々な面で高学歴な大学生に劣ります。
1-7.女子は専業主婦志望
別のFラン大学生の女子ですが、卒業後に話を聞く機会があったので「今何してるの?」と聞きました。
帰ってきた答えは「ニート」
理由を聞くと彼氏を良い会社に何とかして就職させて自分は絶対働かないとの事。
その後、彼氏さんは大規模リストラを実行予定の会社に内定しましたw
専業主婦目的なら大学に行く意味は何だったんだろうと思います。
1-8.動画,SNS,ゲームの時間が半端ない
授業中、休日中とにかくスマホでYoutube、twitter、ゲームアプリのパラダイスです。
3連休にずっとゲームをしている学生もザラにいます。
こんなことを繰り返しているので真面目に学業や課外活動に打ち込んでいる他大学の学生との差は4年間で雲泥の差になります。
1-9.学生生活を惰眠で過ごす
他の大学でもよくある事ですが、朝起きれずに1、2限の単位を落とす現象。
Fラン大生は極端な人は完全に昼夜逆転していて17時とかに起きる人もいます。
いうまでもなく単位全落ですw
惰眠で学費と貴重な学生の時間を浪費する事が如何に勿体無いことか。。
2. なぜFラン大学に進学してしまうのか
Fラン大になんて、自らの意志で行きたい!なんて思う学生はほとんどいないと思います。
学力が足りないFラン大生でも、本当は地方国立などに行きたかった人は多いです。
私の周りもそうでした。
では、なぜ彼らは志望もしないFランク大学に進学してしまうのでしょうか?
その理由を3つにまとめました。
2-1.受験戦争に敗北したから
Fラン大生は地方国立や本命の私立大学の受験に敗れた人が多いです。
挫折をした状態で、志望していなかった大学に進学して4年間を過ごすわけですから当然モチベーションは低くなります。
この時点で、この敗北を糧に努力すれば人生を好転できるのですが、歴代の先輩や教師陣が作り上げたFラン大の環境でなかなか自分を保てないです。
なので、大学生活や就職活動でも再び挫折してしまうのです。
【失敗しない塾選び】 塾・通信教育とオンライン家庭教師を徹底比較!
2-2.諦めて受験戦争で戦おうとしなかったから
受験勉強をしていたらおおよそ、志望大学との距離感が分かってきます。
高校3年が始まった時点で「どうせ今から頑張っても行きたい大学なんて合格できない。働きたくもないしとりあえずFラン大学にでもいくか。。。」
と諦めで受験戦争から逃げてしまいます。
一度逃げる癖がつくと、これからの人生苦しくなります。。
この逃げと諦めがFラン大生の一歩になります。
2-3.スポーツに専念出来ると思ったから
少しポジティブな理由ですがFラン大学によってはスポーツに力を入れているところも一定数あります。
「本当は、もっと良い大学で勉強しながらスポーツをしたいけど推薦枠あるしFランでいいや!」
とノリと勢いで決めてしまいます。
【不登校でも進学できる】勉強しない・わからないを解決! おすすめの勉強方法
3.Fランク大学で経験した9つのエピソード
Fラン大学に在籍していた頃の私が目の当たりにした特にやばいFランク大学のエピソードを紹介します。
かなり、リアルで生々しいところもありますがご容赦ください。
3-1.空き教室で○ェ○○○をしている学生がいた
授業で使われていない教室から物音がしたので気になって入ってみました。
すると一番後ろの席でガザガザしている人影が。
何事かと思い確認してみるとなんと、別学部と思われる学生が2人で○ェ○○○をしていたのです。
見なかった事にしてその場を立ち去りました。
3-2.授業中に缶飲料を開ける音が。振り返ると。。
大学は自由です。これまでの小学校中学校高校と比べるとかなり差がありますよね。
教授によっては授業中の飲食を気にせず許す人もいます。
ある日、授業を受けていると後部から「ぷしゅっっ!」という炭酸系の缶を豪快に空ける音がしました。
別にジュース飲むのいいけど服にかかると嫌だな。
と思い振り返ると後ろの学生が飲んでいたのはストロングゼロ!!!レモン味w
なんでもアリだなと思いました。
3-3.教授や講師のレベルがオワコン
私の大学では、就職が決まらなかった学生を事務職員だけでなく講師として雇っている例などがありました。
Fラン大卒の講師の授業。。考えてみてください。成り立つわけないですよね。
質問しても先生が分かってないんです。
それ以外の一応有名大学卒の教授の授業もレベルは底辺そのものでした。
卒業後やる気もなくなんとなく研究っぽい事をして過ごしてきたオッサンの脳は既に使い物にならなくなっていました。
自分の専門分野の基礎知識すら理解していないレベルです。
3-4.職員、事務員のモラルもオワコン
大学を運営している側の人間もクズが多かったです。
一度、休日に教授からレポートの提出を求められて指定された日に大学へ向かいました。
すると、教授の想定外でその日がちょうど入学試験日で校内に立ち入りが出来なかったのです。
その日、就職面接が夕暮れにあった為入試終了の時間まで待つことができませんでした。
門番の職員に事情を話すと、「その単位を落として卒業を諦めるか、今日、面接の企業の就職を諦めるか自分で決めなさい。」と言われました。
他にも同様の学生がいて困り果てて居ましたがお気に入りの女子学生だけ校内に出入りさせていました。
その後、ゼミの教授の助けのお陰で課題提出と面接に行けましたが、大学への信頼は完全に失墜しました。
3-5.情報商材、ネットワークビジネスが大繁殖
大学4年生だった頃に1つ下の代の後輩から「学内で変な宗教か、詐欺グループのようなものが活動していて怖いんです」と相談を受けました。
調べると情報商材やネットワークビジネスの類が学内に入り込んでおり、会員になったり商材を買っている被害例がいくつかありました。
そのことを事務局に伝えると「すぐに対応すると」回答をくれました。
しかし、1ヶ月後事態は大変な事になっていました。
大学側は私達から通報を受けたにも関わらず実は何ひとつ対応をしていなかったのです。
結果マルチは大繁殖。頭の悪い学生を騙すなんて簡単なものだったのでしょうね。
マルチ連中から見ると、Fラン大生は格好の獲物。
警察に情報が行くほどの大事になってしまいました。
3-6.就職活動が絶望的「就活は卒業後にするものだと思っている」
就活面ではFラン大学である事が最も顕著にマイナスの影響を与えます。
●学歴フィルターで書類先行に通らない。
●学力試験に合格できない。
●周りのFラン友達や先輩からまともな情報が入ってこない。
この様な理由でFラン大生の就活は悲惨さを極めます。
中には、就職活動は卒業してからするものだと思い込んでいて、何も行動しないまま新卒切符を捨てた逸材も数名いました。
3-7.授業レベルがDVDを見るだけ、課外活動はピクニック
授業に関しては高い学費を払って受けるような内容は期待できません。
教授、講師も馬鹿相手に真面目になる事を諦めたのかDVDやyoutubeの動画をただ流すだけの授業が多かったです。
●経営学関連の授業=プロジェクトX、ガイアの夜明け
●社会学関連=NHKのそれっぽい放送
などです。
また、課外活動はまさに遠足やピクニックの類です。
車工場に行って社会を学ぶ。
広い公園に行って癒しを学ぶ。
これで出席にカウントされていましたw
3-8.サークル、文化祭などが中途半端で地味
先程も記述した通りFラン大生は学業以外の様々な事に関して非積極的。
その為、サークルや文化祭、その他イベント事は中途半端で全然盛り上がりません。
私がいた大学では1番のお披露目ものが学生達が数十人で太鼓を叩いて民謡を踊るだけのものでした。
客なんて全然いなかったです。授業の方が人多いです。
他の大学では芸能人やアーティストが来てライブをしていました。
自分の大学と比較すると恥ずかしかったです。。
3-9.傘は盗っても良いと親に教えられた!?
もはやモラルが崩壊したエピソード。
「傘は自分が持ってなくて濡れるなら盗って良しと親に教わった」という学生がいました。
学校の傘立てでなく、食事をしている人の足元やコンビニの傘立てからでも盗ろうとするのです。
流石に、それはとめましたが私がいないところでやっているかもしれませんね。
4.まとめ Fラン状態は他人事じゃないぞ!
Fラン大生の実態は理解できたでしょうか?
私はFラン大学に在籍していましたが、学外の高学歴な友人に恵まれてこの環境に汚染される度合いは少なくて済みました。
大学生時代に学んだ事は絶大ですが、大学自体で学んだことは皆無です。
それに数百万円と4年間を溶かしたと思うとなんとも言えない気持ちになります。
底辺大学でしたが大卒の新卒切符を得たという点では行く意味はあったのかなと思っていますが、もう過去の事。
嘆いても仕方ないので2度同じ失敗を繰り返さないようにコツコツ努力して働いてます。
最後に一言。
Fラン以外の大学生もこの実態は他人事ではないと考えています。
どんな大学でも落ちぶれるとFラン大生のようになってしまいます。
マウントを取るのも良いかもしれませんが、有意の現状にアグラをかかず頑張って欲しいです!
この記事を読んで、こんな風になりたくない!と強く思いこれからも勉学や課外活動等に励み続けて貰えたらこれ以上嬉しい事はありません!